
【残り9日 161%達成 支援者543名 支援総額8,056,050円】
クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。
今回のクラウドファンディングもいよいよ来週で終わります。
これまでにも何度か書きましたが、もう一度今回のクラウドファンディングで資金を獲得して何をやろうと思っているのかを書いてみたいと思います。
被災地支援=復興支援+暮らしの困りごと支援
私は石川県の能登半島にある「もとやスーパー」というスーパーマーケットを生業にしています。
能登は2024年に能登半島地震(1月)と奥能登豪雨(9月)という、2000年に一度ともいわれる災害を経験しました。
いま私は、総額2億円をかけて、これら2つの大きな災害に被災した能登の復興の計画を進めています。
被災地を被災前の状態に戻す復興支援と、
今も能登で生活している方々の暮らしの困りごとを解決する支援の両方を合わせて
被災地支援と定義しています。
被災地を支援する旅行プランを提案する
被災した奥能登は全域で様々な生活上の困りごとを抱えています。
例えば、
・人手不足
・草刈りが追いつかず雑草地が増えていること
・冬は雪かき
・自力で買い物にいくことが難しい
などです(これらはあくまで一例です)。
こうした生活上の困りごとについて、
✔誰が
✔ どこで(≒どの地域で)
✔ 何に困っていて
✔ どれくらい人手が必要か
をデータ化して、
草刈り体験 × 旅行
雪かき体験 × 旅行
などの「困りごと解決型の旅」のプランを作って、希望する人にその旅を楽しんでもらう。
旅に参加した人は、誰かの「ありがとう」を直接もらいながら、美味しいものを食べて、温泉に入る。
このような「関わり、役に立ち、循環するサステナブルな旅」の仕組みを
提携して作ろうとしています。
そして、その最初の拠点となるのが、泊まれるスーパー=MOTOYA Base です。
仕組み作り+もとやスーパーのMOTOYA Baseへの改修という計画全体で、
総額2億円程度が必要だと試算しています。
第一歩目は展示スペースづくり
この計画の最初の一歩として、もとやスーパー(今後、MOTOYA Baseに改修する)の近くに
展示スペースを整備する予定です。
いま実施中のこのクラウドファンディング(現在1,000万円を目標に設定している)でいただいた資金はそのために使いたいと思っています。
ここを整備して展示スペースに
今回の災害を風化させず後世に語り継いでいく場所として、
防災について考える拠点として、
テレビモニターを置いて被災直後の様子を流したり、
豪雨災害の時の泥にまみれたままの一升瓶を展示したり、といったことを考えています。
また、豪雨災害ですべてを流されて失った私が、
もう一度立ち上がろうと自分を奮い立たせられたのは、
全国から応援の横断幕が届いたからでした。
この横断幕を展示する場所としての展示スペースでもあります。

エンタメ要素を意識して、行きたくなる場所にする
この展示スペースは「もとやべストリー」といいます。
「ベース」と「ストーリー」と「ヒストリー」を掛け合わせた造語です。
エンタメ性のある空間づくりの要素を意識的に入れて、行きたくなる場所にしたいと思っています。
外観はガラス張りにします。
1階は明るいエネルギーが放出するような開放的な空間に。ピアノも置いて、スタジオも作って、ペレットストーブも設置して、そしてクラウドファンディングのリターンになっている記名プレートも掲げてみなさんのご支援をしっかり表現します。
全国から届いた横断幕は2階に。空間づくりをシックにして、さらに宿泊ができるように寝室も1つ作りたいです。エネルギーがもらえる宿泊室です。
ちなみに、石川県にある日本航空高等学校の先生が今回の計画に共鳴してくれて、生徒さんが制作して石川県で入賞した、糸でしつらえた作品を「飾ってください」と言ってくださったので、それも飾る予定です。飾る場所をどこにするかはまだ決めていませんが。
大勢の被災地ボランティアさんから教えてもらったこと
私が経営しているもとやスーパーは、2024年秋の豪雨災害で、車9台、レジ、金庫、通帳すべてが流されてしまいました。
私自身も心が折れ、一度は鬱の診断も下りました。
それでも、もとやスーパーは、輪島市町野町にただ1軒だけあるスーパーマーケット。地元の方々のライフラインです。
もとやスーパーが店を開けられないと、町野町の人たちが困ってしまう。
けれどすべてが流されてしまい営業を再開させるめどが立たない。
そんな窮状をSNSで発信した所、全国から2000人のボランティアさんが集まってくださり、
被災から2カ月で営業を再開することができました。奇跡の復活でした。
ボランティアさんは、報酬が発生するわけではないのに熱心に助けてくださいましたし、「自分のためにボランティアをしているんです」とおっしゃる方も大勢いました。
多くの人は「誰かの役に立ちたい」と思っているんだということを、この時強く感じました。
その想いに触れて今回の計画(サステナブルな旅」の仕組みづくり+その拠点としてのMOTOYA Baseの整備)の構想を始めました。
能登を助けにきてくれた全国の2000人のみなさんの優しさに触れて気づいたことを
一過性で終わらせず、継続できる仕組みにするためにこれからも頑張っていきます。
いつもご支援ありがとうございます。
本谷一知(もとやスーパー三代目)



