みなさま、いつもご支援ありがとうございます。
ササラクションの重見です。残り7日となり、ご支援件数もまた増え出しました。
ほんとうに嬉しい限りです!オープンしたら全員ご招待したい(涙)
本日は、吉野の手漉き和紙についてご紹介させていただきます。
吉野の和紙の歴史は深く、昔から「宇陀(うだ)紙」として親しまれてきました。
天皇様へ奉納もしていたようです。
「宇陀」というと、関西に住まれている方なら「奈良県宇陀市」をイメージするでしょう。
そう!その「宇陀」です。吉野のおとなりさんです。
「吉野紙」じゃなくてなんで「宇陀紙」? 宇陀の方が和紙が盛んなの?
そんな疑問を持ちましたが、実は昔は、生産が吉野で流通(商人)が宇陀という役割分担があったようです。宇陀の商人が売るから「宇陀紙」なんて呼ばれているようです。
福西和紙本舗の福西さんは、なんと八代目。国と県に認定されている伝統技術保持者です。
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手漉き和紙の体験ができるワークショップもされています。
我々の田舎活イベントでも、是非一緒にイベントをしたいと思っています。
ちなみに、和紙の原料となるのは「楮(こうぞ)」と呼ばれる植物なんですが、みなさんご存知でしたでしょうか?
こんな感じの背の高い植物です。この植物の樹皮を使用して、和紙になります。
実は、この楮も年々生産量が低下してきています。
そこで、我らが「たっちゃん」は仲間たちと楮の栽培を数年前から始めました。
と、いうのも、休耕地にしているとドンドン太陽光パネルが設置されて、景観が損なわれるので、休耕地再生も兼ねて始めたようです。
しかし、この楮もなかなか手のかかる植物です。
枝から芽がどんどん生えてくるのですが、良い楮として出荷するためには、芽を摘んであげなければなりません。(芽かき、という作業らしい)
めちゃくちゃ高く成長するので、たっちゃんも脚立を使って重労働です。
手漉き和紙という伝統文化を守るためには、技術の継承だけではなく、こういった生産者の苦労も課題になっていることを知りました。
皆さんも是非いろんな田舎に行ってみてください。きっと、今まで知らなかったことを沢山知れるのではないでしょうか?
え?そんな田舎ない?? では、是非たっちゃんの待つ佐々羅にお越しくださいね^^





