
「私たちは、地球の同級生~我们是地球的同学」
このプロジェクトのキーフレーズというべきこの言葉が
Tシャツになりました。表はシンプルな白Tシャツ、背中に日本語と中国語と英語をあしらいました。
国が違っても言葉が違っても文化が違っても、同じ時期に地球という魂スクールに学びに来た仲間であることが前提の世の中がいい、と私は思っています。
最近コラボ企画のために、漢文の名言をセレクトしたのですが、
以前から集めていた中国の古典のなかに、なんと同じ概念を表した名言を再発見したのでした。
『論語・顏淵(12-5)』には、こんなやりとりがあります。
弟子の 子夏(しか) が、「先生(孔子)は、どうすれば人は安らかに生きられますか」と尋ねました。
孔子は 「恕(思いやり)」 を中心に答えるのですが、このあと弟子たちはそれぞれ思索を深め、議論を続けます。
その流れの中で、ある弟子が “自分は孤独だ、理解されない” と嘆き、それを聞いた別の弟子が励ますために言った言葉が、「四海之内皆兄弟也(世界にいる人はみな兄弟)」と伝えられています。
つまりこれは、
「君は一人じゃない。師の教えを学ぶ私たちは皆、遠く離れていても兄弟なんだ。」
という“仲間への慰めと励まし”の言葉だったのです。
「四海之内皆兄弟也」(論語)──この地球という学び舎で、ともに生きる“同級生”です。
互いを敬い、違いを学びとして受け取り、この時代を一緒に歩いていく。
そんな未来を願いながら、このプロジェクトを続けています。
今日はこの言葉にも合うようなBGM演奏をナンバ音楽事務所の南波さんが作ってくれました。
https://www.facebook.com/share/v/16VkFCHjUr/
ジュピターの調べとともに、少し疲れた心にもほんの少しの“スペース”が生まれますように。
いつも応援をありがとうございます。これからも同級生の皆さんと一緒に、優しくて一人一人が輝ける方向へ歩いて行けたら、と思います。





