
450食の料理を、珠洲市の皆さまへ届けることができました
私たちがずっと思い描いてきた日を、ようやく迎えることができました。
皆さまからいただいたたくさんのご支援によって完成したキッチントラックが、ついに能登の地へ向かい、初めて本格的な炊き出し活動を行いました。
8月31日、関東・関西を中心に、ミシュラン星付きレストランのシェフをはじめとする約40名の料理人が石川県に集結しました。
まずは石川県の山野之義知事へ活動のご挨拶をさせていただき、その後、調理専門学校をお借りして、翌日の炊き出しに向けた仕込みを開始しました。
厨房には、地域も店もジャンルも異なる料理人たちが集まりました。けれど、この日の想いはひとつです。

プロのシェフの仕込みの技で、食材を活かして作られていきます。
「能登の皆さんに、おいしい料理を届けたい。」
その気持ちを胸に、一つひとつ丁寧に準備を進めました。そして9月1日。まだ夜も明けきらない午前3時45分に出発し、珠洲市宝立町の仮設住宅へ向かいました。完成したキッチントラックとともに現地へ入り、シェフたちの手によって作られたお弁当を、無事に450食お届けすることができました。これまで何度も能登を訪れ、支援活動を続けてきましたが、今回の景色は私たちにとって特別なものでした。クラウドファンディングを立ち上げたときに思い描いていた、「プロの料理人たちが集まり、キッチントラックを使って、被災地に料理を届ける」という活動が、皆さまのご支援によって、本当に現実になったからです。
この車には、私たちだけの想いが乗っているのではありません。
クラウドファンディングを通じて応援してくださった皆さま、活動を広めてくださった皆さま、現地で力を貸してくださった皆さま。たくさんの方の想いが、この一台に詰まっています。だからこそ今回、450食のお弁当をお届けできたことを、私たちは皆さまと一緒に実現した活動だと感じています。本当にありがとうございます。今回の炊き出しは、約半年前からシェフの皆さんと日程を調整しながら準備をしてきました。しかし、その準備を進めている間にも、熊本や千葉をはじめ、全国各地で災害が発生しました。災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。だからこそ、このキッチントラックを**「能登のためだけの車」で終わらせてはいけない**と、改めて強く感じています。

必要とされる場所へ、この車で向かう。料理人たちが集まり、その土地の方々へ温かい料理を届ける。その活動を、これから全国へ広げていきたいと考えています。すでに10月には、熊本での支援活動も予定しています。
キッチントラックが完成したことで、私たちの目標が達成されたわけではありません。むしろ、ここからが、本当のスタートです。能登で生まれたこの取り組みを、次の被災地へ。そして、必要としてくださる方のもとへ。
食を通じて、人と人をつなぎ、少しでも心が温かくなる時間を届けていきたいと思います。
この活動を実現できたのは、間違いなく皆さまのご支援のおかげです。改めまして、温かいご支援、ご協力をいただきましたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。これからもキッチントラックとともに、全国の料理人の仲間たちと活動を続けてまいります。
今後とも、私たちの活動を見守り、応援していただけましたら幸いです。皆さまの想いとともに、このキッチントラックはこれからも走り続けます。
活動報告、今後のイベントや食材支援窓口は公式Instagram「未来につなごう能登」にてご紹介させていただきます。
フォロー応援もよろしくお願いします。
【未来へつなごう能登】
https://www.instagram.com/mirainitunago_noto/
未来につなごう能登
代表 川本 紀男





