こんばんは。九州北部豪雨&平成30年豪雨における農業復興支援「島らっきょうプロジェクト」です。
今回は前回の活動報告で予告致しました通り、「島らっきょうプロジェクト」の根幹である「島らっきょう」についてのお話です。
※ここでは農業的な「何科の植物で」から始まるような専門的なお話ではなく、消費者的な視点(のつもりです)や、復興支援に取り組みたい農業素人さんの視点でお話できればと思います。
「島らっきょう」とはその名の通り、沖縄が主たる産地の野菜です。
沖縄以外ですと、鹿児島や熊本、宮崎、大分、福岡で栽培されている方がチラホラいる程度です。(私の知っている範囲の話です。)
主産地である沖縄の「島らっきょう」は独特の辛味と香りがあり、沖縄料理との相性が非常に良く、あの独特な味と香りがクセになります。
対する「島らっきょうプロジェクト」の「島らっきょう」は主に、「大分県臼杵市」で栽培されてきた種を使用しており、独特の辛味と香りが大幅に抑えられております。
クセになる味わいという点では沖縄産に劣る部分もありますが、「島らっきょうプロジェクト」産の「島らっきょう」は辛味と香りが抑えられている分、対応できる料理のジャンルが広い万能型の食材になっているとも言えます。
「沖縄産」と「島らっきょうプロジェクト産」。
それぞれに持ち味が違っており、非常に面白い食材と言えます。
また、「島らっきょう」には多くの人にとって嬉しい効能も豊富に含まれているそうです!
一部例を挙げますと、
・便秘改善 ・疲労回復
・夏バテ防止 ・整腸作用
・冷え性改善
特に便秘改善については、先日某テレビ番組でも取り上げていましたが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の含有割合が1:2であるのが最もお通じに良いとされているそうですが、島らっきょうは・・・。
なんと1:2に限りなく近い割合な上に、同程度の比率を持つ他の作物を凌駕する含有量を誇ります!
更に、数年に渡って「島らっきょう」栽培の研究をされてきた臼杵市の農家さんは、この割合を1:2にもっと近付けると自信を見せているとのこと!
頼もしい限りです!
このように我々のプロジェクトは、食文化の新たな価値観の創造にも繋がればと思い、行動をしています。
近い将来、各家庭には沖縄産とプロジェクト産の「島らっきょうが」常備され、各々の特徴に合わせた料理が日々家庭に並ぶ日を夢見ております。
「おかーさーん!今日の島らっきょうはどこ産ー?」
「今日は沖縄(またはプロジェクト)産よー!」
なんて微笑ましい会話が家庭で広がると楽しいですね♪
「島らっきょうプロジェクト」は誰が言ったか「育てて応援、食べて応援」という素敵なキャッチコピーを掲げてくださいました。
そんな世の中を作る為にも、被災地での栽培の再開と、応援農地の拡大を進めていきたいと思っています。
その為には皆様のご支援が必要です。
ご支援をどうぞ宜しくお願いします!
次回予告
「島らっきょうプロジェクト」を媒介にした、ソーシャルビジネスの実現とは?その①をお届けする予定です。