
今日は、世界ダウン症の日です。
3月21日は、ダウン症のある方が21番染色体を3本持つことにちなんで定められた日です。2026年の世界ダウン症の日は、孤独に向き合い、つながりを大切にすることがテーマとして掲げられており、日本では「ひとりじゃないよ。」というキャッチコピーで表現されています。
医療技術の進歩により、ダウン症のある方々の平均寿命は年々伸びてきており、今では60歳を超える時代になってきています。だからこそ、これからは「長く生きること」だけでなく、健康に、その人らしく生きていくことにも、より目を向けていく必要があるのだと思います。
ダウン症は、21番染色体上の遺伝子の過剰な活動により、アルツハイマー型認知症に関連する変化が比較的早い時期からみられやすいことが報告されています。
また、加齢に伴う変化が早めにあらわれやすいことも指摘されており、中年期以降の健康をどう支えていくかは、とても大切なテーマになっています。
さらに、肥満や糖代謝異常など、生活習慣病に関わる課題にも目を向けていく必要があるとされています。
そのため、無理のない運動や、日々の生活の中で自然に続けられる身体づくりが、これまで以上に大切になってくるのだと思います。
つながりや支え合いが大切にされる今だからこそ、私は“これから先の健康”にも目を向けたいと思っています。
社会とのつながりを保ちながら、好きな運動を、好きな場所で、好きな人たちと続けていけること。
余暇や趣味を楽しみながら、その人らしく健康を維持していけること。
それもまた、これからのダウン症支援において大切な視点だと思っています。
そのために必要なのが、小さいうちから未来を見据えた足育だと考えています。
健康的な生活を送るために。
健康な足を維持するために。
そして、運動を続けていくために。
足は、日常の土台です。
歩くこと、立つこと、動くこと。
その積み重ねが、将来の健康につながっていくのだと思います。
私がダウン症専用靴下の開発に取り組んでいるのも、
ただ「今、履ける靴下」を作りたいからではありません。
日常に寄り添った、継続的な、未来を見据えた足育。
その選択肢を、少しでも増やしたい。
世界ダウン症の日の今日、これから先の人生に寄り添える支援を、足元から少しずつ形にしていきたいと思います。



