
Desig-win 2026の必殺技カードのデザインフィードバックを担当された、チーフデザイナー5名(以下、チーフD)のインタビューをお届けします!
【チーフデザイナーとは?】
100枚の各カードについて、提出されたデザインのフィードバックや、制作の方向性を担当デザイナー・アートディレクターとすり合わせながら、完成に向けて推進する役割。

今回は、アフさん(以下敬称略)にお話を伺いました。怒涛の100枚納品を牽引した、その裏側にはどんなストーリーがあったのでしょうか。
ーーーマエデ。以外での普段の活動を差し支えない範囲で教えてください。
アフ:
名古屋のデザイン事務所で代表と、横浜でベビー用品の会社の取締役をやっています。他に週一で学校の非常勤講師や、外の企業でデザイン部のアドバイザーなどもしています。
チーフデザイナーへの勧誘
ーーーDesig-win 2026 プロジェクト、そしてフィードバック隊へは、どのようなきっかけで参加されたのですか?
アフ:
はじめはプロジェクトに参加はしてなかったんですけど、アートディレクター(以下AD)白旗さん一人ではこなせない作業量になってきたのを心配して、前田さんが「アフさんも入れなよ」って言っていただいたと、プロジェクトの中心メンバーから声をかけていただき、「前田さんが仰っていただけるなら是非」と参加させてもらいました。
そこから更に色々な方にお声掛けして、最終的なフィードバック隊(AD白旗さん + チーフD5名)の体制になっていったと思います。
▲アフさんが最初に手掛けたカードデザインはこちら!
納期までラスト2週間!
怒涛の制作・兼・フィードバックラッシュ!?
ーーー必殺技カードのデザイン納品までの、ラストスパート期間について伺います。
どうしてもスケジュールとの兼ね合い等で、カードデザイン制作をアフさんに「託す(※最終納品までのデザインの仕上げをお願いする)」ことになったデザイナーさんが、何名かいらしたと伺っております。
納品直前では、フィードバックに加え、カードデザイン制作も短期間で何枚か仕上げていく形になったと思いますが、怒涛の納品ラッシュで一番大変だったことはなんですか?
アフ:
作業量が多くて物理的に寝られなくなったことです。カードのデザイン制作では、明日までに何枚仕上げなきゃいけない、が何日か続きました。
加えて、フィードバックを1個受けると、自分でもざっとレイアウトのパターンを考えた上で、指示用のデザインも作っていたので時間がかかりました。
フィードバックで気にしていたのは、僕と作ってくれる人の「ふたりだからできる一番いいもの」を作りたいっていう想いです。お互いの得意なところを探すやりとりと物理的な作業を合わせた量の多さで時間がなくなりました。
でも、自分の成長とか、刺激になったことの方が多かったです。
ーーーどんなところが成長につながりましたか?
アフ:
仕事も含めこの期間中に作っている絶対量が多かったのと、自分の作らないデザインを様々なバリエーションで提案し続けたので、パッと思いつくデザインのひきだしが前より増えたと感じました。
ーーー壮絶な中、そう言えるのがすごいですよね…。
相手を見極めた上での、フィードバック
ーーー「アフさんのフィードバックは、コーチングだ」と、他のフィードバック隊の方から声が上がっていました。相手がどんなタイプの方に合わせて、デザイナーさんへのフィードバックの仕方を変えていくということでしょうか?
アフ:
フィードバッグの仕方を変えるというよりは、基本的には違う人間なので、何を求めていて、何が得意でとかそれぞれ違う良さがあるので、是非そこを発揮してもらいたいと思っていました。
話の中で何を、どう完成に持っていきたいかを教えてもらうと、自分からは絶対に出てこないようなアイデアが生まれてくるので大事にしていました。
ーーー逆にその完成像や理想をイメージするのが難しい、といった場合はありましたか?
アフ:
ありましたね。そういう場合は別のチーフDに相談して、僕よりも相手のやりたいことや完成イメージを理解できそうな人がいたら任せました。
逆に、この人は僕のほうが話を理解できるなっていう場合は、引き受けることもありました。
ーーーチーフD内での、助け合いがあったのですね。
同じ視点まで持っていく
ーーー相手の目指すデザインって、どう探っていかれたのですか?
アフ:
相手の方が、それぞれコンセプトやデザインに向き合っている量が絶対的に多いので、追いつかないと対等に話ができないと思っていました。だから、自分でもなるべく手を動かして同じ悩みや問題を経験した状態で話せるように準備して話しました。
相手のデザインしたいタイプとか、完成したいイメージとかが自分も手を動かさないと実感が湧かないし、的外れなフィードバックしたら申し訳ないので。
ーーー大変そうですね、、。
アフ:
大変でした。でも、何から手をつけていいか分からないみたいな状況が一番進まないしストレスになるので、進む方針としてお互いにピンと来るものを一緒に探しました。
ーーーデザイナーさんが、「ピンと来る」段階まで持っていくまでに意識されていたことは?
アフ:
とにかくたくさん作りました。やっぱりそこが肝だと思うので。
つくる人がやりたいとか、良さそうとか思わないと、絶対にデザインはできないと思うので、そのヒントになるようなものをぶつけながら会話する形です。
▲アフさんがフィードバック用に作成したカードデザイン!相手とのイメージをすり合わせるヒントに制作
フィードバックとは対等な対話
ーーーお話を通して相手がどんな人かを観て、 信頼感を作っていくのが大事なんですね。
アフ:
そうですね。やっぱ修正自体そもそも嫌なことだとは思っています。
ーーー そうですよね。
アフ:
相手はいいと思って出してくれているわけで、それを直さなきゃいけないってなると、信頼がない人の修正ってやっぱ納得しづらいし、聞きにくいと思うんです。なので、信頼をつくる時間をZoomで話すとか、Discordでやり取りを増やすとかで作っていました。
会ったことのある人は、なるべく担当させてもらって、そうでない人にはお声がけし、何に困っているかを話の中で探っていくって形ですね。タイプを見極めるっていう話に通じますけど。
ーーー フィードバックの中で地道にコミュニケーションを積み重ねていくって感じだったんですね。
アフ:
そうですね。やはり、いっぱい喋れば大体何でも解決すると思うんで。
フィードバックする側の気持ち
ーーー全体でのフィードバックをされるというプロジェクトでのご経験を通して、得たものってどんなものがありましたか?
アフ:
フィードバックする側の気持ちがよくわかりました。
今回気づいたのが、どんなに丁寧に喋っても、オブラートに包んでも、「気に入らない」とか「納得してない」っていう気持ちって、自分にも相手にも伝わっていくことです。
「納得はしてないけど、とりあえずやってみます」みたいなのが、聞いてたり話したりしていても、文面でもなんとなく感じたりしました。
逆も然りですよね。こっちが違うなって思って言っているのも、相手にも伝わっていると思うんですよね。
そこは気づきになりましたし、今後コミュニケーションを取っていくうえで、改めようと思いました。
ーーーチーフDやってみてこそ、そこを肌感で感じられた機会だったのですね。ありがとうございます! フィードバックこそしっかりと相手と対等な立場で対話する。チーフD・アフさんのインタビューでした!
※制作途中の画像を含むため、カードデザイン等は一部変更になる場合がございます。
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プロフィール
マエデ。ネーム:
アフ
プロフィール:
アフリカとあかちゃんとデザインをテーマに、こども向けのグラフィックデザインやデザインを届けています。経営やマーケティングの経験を元に、経営者と共に効果を意識し改善を続けるデザインを提案。
SNSアカウント:
・X:@africaDesign
・Instagram:https://www.instagram.com/africadesign/
・note:https://note.com/africadesign
制作担当カード:
オーバーザテリトリー
グラデーションストーム
シャンティグレーロック
デザイン引き継ぎ:
フロントブラー
カットスクラッパー
ジャーナルプレス
ハートフルストローク
ショットマウンテン
デザイン調整:
メタモジフォーゼ
リボンスパイラル
マスクドシンボル
フニャフレーマー
サイケマーブリング
ワイルドブレイキング
フィードバック担当カード:
コラージュパニック
オールスターポジション
コミックポイド
カーテンドラマティカ
オブジェクトマーチ
ヘキサゴンブロック
ジグザグステッパー
ポッピンポイズン
フォレストウォーマー
ヤマトスペシャリテ
ビタミンチアフル
ザンゾウキャプチャー
イルミデショータイム
コーナードリフト



