
Desig-win 2026の制作秘話、制作中のエピソードをインタビュー形式で随時ご紹介しております!今回は、Desig-win 2026でアートディレクターを務められている、白旗さん(以下敬称略)にインタビューしました。
アートディレクター任命まで
ーーーマエデ。内でのお名前と、差し支えなければ、普段のお仕事の内容を教えてください。
白旗:
マエデ。では、「白旗」という名前で活動しています。新卒で東京の制作会社に入社しました。イベントや映像等、クリエイティブ全般を手掛ける会社で、今5年目になります。グラフィックとウェブを半々くらい担当しています。
ーーー早速ですが、アートディレクターにはどのように任命されたのですか?
白旗:
去年の秋頃、前田さんから直接声をかけていただきました。わざわざ言ってもらえたのが嬉しかったです。
ーーーマエデ。内でキービジュアルを募集していたときに、Desig-win 2026の達成したいコンセプトを一番体現していて、デザインレベルもすごく高い、というのがきっかけでしたね。
白旗さんが制作した、初期のキービジュアル案
ーーーその後、どのようにしてプロジェクトに関わっていくのですか。
白旗:
最初のうちは、キービジュアルやクラウドファンディングページに載せるカードを何枚か制作していました。
完成したキービジュアル
クラウドファンディングページに掲載した4枚のカード
※制作中の画像のため、実際のカードデザインと異なります
フィードバック体制の変遷
ーーーいよいよ100枚のカード制作ですが、初期はどんなフィードバック体制だったのでしょうか。
白旗:
最初は自分が全てのカードを見つつ、一部のカードは、かなころさん と とこちゃんさんも一緒に見てもらっていました。ただ、想像より物量が多くて、どんどんフィードバックを返していかないとすぐ溜まってしまって。完全にパンクしてましたね。
ーーーそこで、新たに3人迎えて、白旗さんとチーフデザイナー5人の体制になったんですよね。
【チーフデザイナー】100枚の各カードについて、提出されたデザインのフィードバックや、制作の方向性を担当デザイナー・アートディレクターとすり合わせながら、完成に向けて推進する役割。
白旗:
そうですね。一緒にフィードバックする人が増えたので、めちゃくちゃ楽になりました。
ある程度、完成度が高いものを一緒にもっと良くしていくのは、自分のタイプ的にやりやすくて、前向きに楽しく取り組むことができました。けれど、アイデアやラフの段階から形にするまでの間をフィードバックするのが難しくて...。
ーーー具体的には、何が難しかったのですか?
白旗:
相手がやりたいことはたくさんあるけど、どうやって完成形にするかという発想の引き出しが自分の中にはまだ足りなくて...。相手の思いも汲み取りながら良くしていこうともなると、折り合いをつけるのが難しかったです。
相手の中にまだ答えがないものは、一度自分で触って検証してからでないとフィードバックを返せなくて...。そこに時間がかかると、フィードバックを返してもらえてない人は、他の人は返してもらっているのに自分だけ返してもらえなくて進まない、という気持ちになるじゃないですか。
それは自分で分かっていたので、申し訳ない気持ちが大きかったです。夜遅くまでチェックするよりも、気持ち的に大変でした。
ーーー最終的に、まずチーフデザイナーに見てもらう → 完成度が八割超えたら、さらにブラッシュアップするために白旗さんに見てもらう、という体制になったんですよね。
白旗:
はい、かなりやりやすくしてもらいました。
ーーー怒涛の納品ラッシュ前はどうでしたか。
白旗:
どんどんクオリティが高いデザインを見ることができたし、「もっとこうしたらよくできるんじゃないか」といろいろ話せて、楽しかったです。入稿前は土日も結構作業していて、みんなで一丸となってやってる感じは良かったなと思います。
ーーー100枚あるカードのフィードバック返しで何か感じたことはありますか。
白旗:
仕事ではキービジュアルのような一枚絵をフィードバックする機会はあまりないんです。でも、今回は一枚一枚がカードサイズで小さいけどキービジュアルみたいで、フィードバックするのが新鮮でした。
制作の潤滑油に!?言語化シート誕生!
【言語化シート】アートディレクター・白旗さんがDesig-win 2026の制作メンバーのために用意した、目指すデザインを他人に共有するためのシート。参考事例を集める欄、配色や構図など、グラフィックの構成要素を言語化する欄で構成されている。
※画像はタイポスライダーの言語化シート
ーーー制作メンバーの多くが「言語化シートができてから制作しやすくなった!」と話していました。どのような経緯で生まれたのでしょうか。
白旗:
はじめは、仕事がきっかけです。新卒の時、当時作ったものを先輩に見せたら「そこらへんの一般人にやらせた方がうまい」と言われるレベルで酷くて。どうにかしないとまずいなって思ったんです。
それで、言語化の方法を調べ始めました。ただ、実務の度に毎回調べると時間が足りなくなるので、参考デザインがどんな要素で構成されているかをリスト化、再現性を高めるシートを作りました。
ーーーそれを、Desig-win 2026でも活用されたんですね。
白旗:
はい。ネットで調べたらすぐ出てくるレベルの話なんですけど、いろんな人に使っていただけて、効果があったのであればよかったです。
ーーーめっちゃ効果ありましたよ!元々、言語化は得意だったんですか。
白旗:
全然、今も得意ではないですよ。働いている会社が、細かいところを詰めるより、コンセプトや企画を重視する社風で、そっちの方を育ててもらっています。
プロジェクトに参加してみて
白旗さんが制作した、デザインの必殺技®︎カード
ーーー制作全体を振り返ってみていかがですか。
白旗:
いろんな人の作りたいものを、一緒に形にして完成形までもっていくのが、自分で作るのとは違って大変でした。ただ、自分では思いつかない発想で仕上げられたものがたくさんあったので、自分のためにもなりましたし、すごく楽しかったです。
ーーーDesig-win 2026プロジェクトに参加して、何か得られましたか。
白旗:
仕事だとBtoBなので直接反応を受け取ることがあまりないんですね。でも、今回はXでたくさんの反応をもらえて、今までにない経験でした。公開フィードバック生配信も、正直誰も興味ないじゃん、と思っていたんですけど、たくさんの人に見てもらえて、支援していただけたのは、ありがたかったです。
ーーー確かに、多くの方に反応をもらえたのは貴重な経験でしたね。最後に、Desig-win 2026をどのように活用してほしいですか。
白旗:
辛いインプットとか、(特に初学者の方は大変だと思うので)ちょっとでも楽しみながら取り組んでもらえたらと思います。実際に自分で完成品を見てみて、本当に実用的でかなり仕事で使えると感じました。
ーーーありがとうございました。以上、白旗さんのインタビューをお届けしました。ぜひ『Desig-win 2026』で、もっとデザインを楽しんでくださいね!
※制作途中の画像を含むため、カードデザイン等は一部変更になる場合がございます。
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プロフィール
白旗
プロフィール:
東京都在住。都内のクリエイティブ制作会社に勤務する5年目デザイナー。グラフィック、イベント造作やWebなど幅広い領域で制作を行う。
SNSアカウント:
・X:@Shirahata_ai
・Instagram:https://www.instagram.com/thanatosfo/
制作担当カード:
ルージュミルキッス
グラデザラット
アーチカットゲート
ステッカーラッシュ
ケイコウバーン
バルーンタイパー




