
こんにちは、ピアニストの重松壮一郎です。
ついに明日から3日間、レコーディングを迎えます。
録音エンジニアの高橋全さんも、今日、長崎入りされました。
この10日間、家に引きこもって、
毎日、8時間くらいピアノに向かいました。
それでも、時間はまだまだ足らない気がしていて、
正直なところ、不安な気持ちを少し抱えたまま、
レコーディングを迎えます。
かといって、あと1ヶ月あったとしても、
他のアレンジを試しだしたりして、
結局、時間がないってなりそうですが...!
これまで、レコーディングは何度も経験がありますが、
自分のピアノのソロで、オリジナルのフル・アルバムの場合、
とても苦しい経験ばかりです。
自分の技術的な限界とぶつかりながら進めなければいけないからです。
だって、当日になって、急に上手になる訳ではないのですから。
しかも時間が限られている。
今回も9曲を、3日間で録音するので、
「もし終わらなかったら?」
「どうしても納得のいく演奏ができなかったら?」
という焦りや不安が常にあります。
でもそれも、
産みの苦しみなのかもしれないですね。
昨日、夕暮れの空を見ながらふと思い出したのは、
15年ほど前に2ndアルバム『tsumugi』を録音した時のこと。
都内のレコーディング・スタジオで、
2日間で、9曲の日程でした。
本格的なレコーディングは初めてで、
慣れないこともあり、本当に苦しい経験で、
2日間の録音を終えた帰りの電車の中で、
ホッとして涙が溢れてきてしょうがなかった。
あの時、やはり150万円くらいかかってしまい、
その当時はクラファンなんてありませんから、
貯金をほぼ使い果たしました。
娘はまだ生まれたばかりなのに...。
そんなことも不安で仕方がなかった
(しかも貯金を使い果たしたことはその後、10年間に渡って響きました...)。
でも今回は、
みなさんにご支援いただいたおかげで、
経済的なことはまったく不安なく、
挑むことができます。
そして何より、
応援してくれている人がいる、
作品の完成を待ってくれている人がいるということが、
僕を心強くさせてくれるのです。
「きっといい演奏ができる」
「きっといい作品になる」
そう信じて、
今日は早く寝ようと思います。
ちょっと不安を吐露するような投稿になってしまいましたが、
改めて、皆さんに感謝を伝えたくて、書きました。
3日後、
「無事に終わりました!!」
というご報告ができることを祈って。




