2025/12/27 16:31

東京TSネットのセミナー「医療観察法とはナニモノか」に参加した。
多摩あおば病院の中島直院長が現場から課題を報告した。申立から決定まで事実関係の検討の不徹底▽医療観察法による入院は、一般の精神科入院と比較して入院長期化▽医療や行政側スタッフは一般精神科と比較して多いが、カンファレンスが怠惰。3か月前から誰も何もしていないことが日常茶飯事ーーなど実態が述べられた。中島院長の話は、私がこれまで取材や相談で見聞きしてきたことと、ほぼ同じ内容であり、本来この法が目指すものとして設定された「社会復帰のための治療」があまり機能していないのだろうと感じられた。
私は医療観察法の入院を経験した本人から「自分はモルモットみたいだった」という言葉を聞いている。
この法に関わる精神科医からの指摘は極めて重要であり、業界内部からも真剣な議論が起こることを期待したい。



