「美味いだけじゃダメだった」最高の味と地域貢献を守る!くろねこ存続への最後の挑戦

「美味いだけじゃダメだった。」味が美味ければ店は続けられると思っていた。資金管理とマーケティングの甘さが致命傷となり、小さな街の灯が消えかけています。これは、くろねこドーナツ最後の挑戦です。この資金は人件費と仕入れの命綱です。この計画に再建がかかっています。街の小さな灯を守るため応援をお願いします。

現在の支援総額

415,000

27%

目標金額は1,500,000円

支援者数

55

募集終了まで残り

21

「美味いだけじゃダメだった」最高の味と地域貢献を守る!くろねこ存続への最後の挑戦

現在の支援総額

415,000

27%達成

あと 21

目標金額1,500,000

支援者数55

「美味いだけじゃダメだった。」味が美味ければ店は続けられると思っていた。資金管理とマーケティングの甘さが致命傷となり、小さな街の灯が消えかけています。これは、くろねこドーナツ最後の挑戦です。この資金は人件費と仕入れの命綱です。この計画に再建がかかっています。街の小さな灯を守るため応援をお願いします。

I. 最大の危機に直面しています

美味しいドーナツと地域との繋がりを大切にしてきた「くろねこドーナツ」は、東京・世田谷や山梨・韮崎、千葉・勝浦の3つの街で、比較的人通りの少ない場所を選んで、それでも小さな街の灯をともし続けてきました。

しかし今、私たちは創業以来、最大の危機に直面しています。

想定外の猛暑により7月から売上が急激に落ち込み、年末までのスタッフの人件費、仕入れ業者様への支払い、3店舗の家賃の支払いが、滞りかけています。

ドーナツの味に自信はあります。しかし、このままでは、小さな3店舗の灯は消え、従業員や、地域の農家さんとの大切な繋がりは、全て途絶えてしまいます。

この危機を乗り越え、最高のドーナツと地域を守るため、私たちは最後の挑戦を決意しました。


経堂店開店当時の様子(2021年)経堂店開店当時の様子(2021年)

II. 自己紹介

プロジェクト実行者:佐野(くろねこドーナツ代表)

はじめまして、くろねこドーナツ代表の佐野と申します。

私は元々建築士として活動していましたが、「人が集まり、地域が元気になる場所を、自分の手で作りたい」という強い想いから、ドーナツショップの道を選びました。

2021年3月にくろねこドーナツ経堂店を世田谷区経堂にOPENしました 。開業当初は、設計事務所と同じ空間でドーナツをつくって販売しており、朝はドーナツをつくり、午後は設計やデザインの仕事をしていました 。

ドーナツ屋を始めたきっかけは、家の近くにお店があれば、当時小学生だった子供たちを学童保育に行かせなくても良くなるな  と思った、ささやかですが切実な動機からです。

当初は娘が学童に通わなくても良いようにというだけで始めた店です

【二つの専門性を「持続可能な仕組み」に】

最高のドーナツの味への情熱はもちろんですが、建築士としての専門的なノウハウを活かし、店舗づくりを自分たちとボランティアで行い、驚くほどの低コストで実現してきました。

最高の味があり、この「無駄を極限まで省いたお店の作り方」という知恵があるにも関わらず、私の経営者としての甘さにより、このたびの危機を招きました。

この失敗を真摯に受け止め、この知恵を活かして必ず再建を誓う、最後の挑戦に、どうかお力添えをいただけないでしょうか。


III. ドーナツの味には自信があります

ピスタチオ、焼きチョコ、プレーン、キャラメルチーズケーキ、ショコラフランボワーズのセット

私たちが「最高のドーナツ」と誇れる理由をお伝えします。

創業から少しずつレシピを修正し、辿り着いたドーナツです。毎日グラム単位で調整を重ね、小麦粉の産地やブレンドにもこだわりました。添加物を使わずに、とにかく美味しいもの、と追求してきました。このドーナツの美味しさを、世の中にまだまだ認知してもらえていません。


【1. 厳選素材が生む極上の食感】原材料に徹底的にこだわり、北海道産小麦「ゆめちから」と「もち姫」を贅沢にブレンド。さらに、生クリーム、かぼちゃ、発酵バターを使ったリッチなブリオッシュ生地を採用しています。
食感は、生イーストで風味豊かに。ふわふわもちもちで、どこにもない独特の食感を生み出しています。


【2. 安心・安全への徹底したこだわり】私たちは、添加物の使用を一切行っていません。ドーナツの仕上げに使うグレーズやクリームも、天然のフルーツを丁寧に加工し、素材本来の美味しさと安全性を追求しています。
お客様からは「今まで食べた中で一番美味しい」と、多くのお褒めの言葉をいただいてきました。

毎月発行している黒猫新聞


IV. 最高の味への過信が生んだ構造的危機

私たちは、美味しいドーナツさえ作っていればお客様は来てくれると、強く信じすぎていました。

2月に山梨県韮崎市に出店した後、その勢いと過信から、次の店舗展開を急ぎ、すぐに別の物件の契約を進めました。これが命取りになりました。

花形にしたドーナツにはちみつとバターをたっぷり染み込ませ、カスタードを挟んだドーナツ

【資金ストックが間に合わなかった】
原価率15%という優良なモデルであったにも関わらず、私は運転資金をストックする前に、固定費が増大するという経営判断のミスを犯しました。
その結果、資金が十分ではない最も脆弱な状態で、7月以降の想定外の猛暑と物価高騰が直撃。売上は急激に落ち込み、資金繰りは一気に悪化しました。
ドーナツの味への過信と、外部環境の急変に対する資金管理の甘さが、この危機を招いたのです。

【支払いの目処が立っていません】
最高のドーナツとビジネスモデルへの過信が招いた結果、私たちはすでに崖っぷちに立たされています。
11月末までに支払いの目処が立っていない人件費、仕入れ費、家賃などが多額に積み重なっており、このクラウドファンディングで皆様からのご支援がなければ、年を越すことはできません
この資金は、単なる未来への投資ではなく、従業員の生活と、仕入れ先や、農家さんとの信用を守るための「命綱」です。


 V. 二つの甘さを乗り越え、必ず再建します

美味しいドーナツに甘えた二つの過ち

この危機は、運や外部環境のせいだけではありません。最高のドーナツという商品力に甘え、経営者として最も基本的な部分を怠った、私の責任です。

私が犯した過ちは、明確に二つあります。

(1)資金管理の甘さ:低原価率という優位性に甘え、出店を急いだ結果、運転資金のストックを軽視しました。売上が激減した際、それをカバーする「備え」が全くありませんでした。

(2)マーケティングの甘さ:「美味しいものを作れば、人通りの少ない場所でも必ずお客様は来てくれる」と過信しました。立地や競合に対する戦略的な集客努力を怠り、お客様に店の存在を知らせ、継続的に来店してもらうための「仕組み作り」を怠りました。

韮崎店開店当時の様子。この景色をもう一度取り戻したいです。

この反省を胸に刻み、私たちは生まれ変わります。 この失敗は、最高の味とノウハウを持つ私たちが、「経営」という壁を乗り越えて、真に持続可能な店になるための試練だと捉えています。

どうか、再発防止を徹底し、必ず成功させるという私たちの覚悟を、応援してください。


VI. 小さな街の灯が持つ大きな役割

私たちがクラウドファンディングで守りたいのは、単なるドーナツ屋の店舗ではありません。この店舗が持つ、地域になくてはならない三つの機能を守り、将来へ繋げることです。


【1. 地域の居場所:笑顔の集まる拠点】私たちの店は、比較的人通りの少ない立地だからこそ、ふらっと立ち寄れる「地域の居場所」としての役割を果たしています。メインの客層は大学生ー30代が多く、若い人たちが気軽に立ち寄り交流できる場所として機能していますが、高齢者の孤立防止、子育て中の親御さんの情報交換や悩み相談の場となるなど、地域との大切な繋がりを生み出しています。
地域での小規模なお祭りを主催



【2. 地域資源の活用:農家さんとの絆】ドーナツの原材料には、規格外で市場に出せないハネダシ野菜を積極的に活用しています。これにより、食品ロスの削減と、農家さんの安定収入の確保に貢献しています。この取り組みは、私たちが再建した後も、地域との絆を深める重要な柱となります。
地域農家さんのお悩みに協力



【3. 失敗を乗り越えた低コストノウハウの体系化】代表の建築士としての専門的な知恵を活かし、100万〜150万円という驚きの低コストで出店を実現するノウハウを持っています。再建後は、この「失敗から得た経営の知恵」と「無駄のないお店の作り方」を体系化し、地域の新しい起業家や地方創生に貢献したいと考えています。
ボランティアスタッフとDIY


VII. 資金の使途と成功への具体的な道筋

再生の焦点は「集客」の一点突破

私たちの最優先目標は、「今ある3店舗を確実に再生させること」です。


【経営モデルは優良。問題は「集客の仕組み」の欠如だった。】

くろねこドーナツの収支構造

再建の確実性は、モデル自体の優秀さにあります。

  • 原価率はわずか15%という優良な構造。

  • 3店舗を安定的に継続させるために必要な売上は、1日わずか3万円です。これは、客単価1,000円として、1日たった30名様のご来店があれば達成できます。

最高のドーナツと優良なモデルがありながら危機に陥ったのは、この「30名様」を安定的に集めるマーケティング努力を怠ったことに尽きます。この一点を克服できれば、必ず再生できます。


【再建確実性のエビデンス】

このプロジェクトが成功する確実性は、すでに実績として証明されている以下の事実に基づいています。

  1. 驚異の超低コスト出店モデルの証明(建築士ノウハウ)初期投資を極限まで抑える仕組みを確立済み。実際、経堂店(約150万円)、韮崎店(約100万円)、勝浦店(約120万円)をすべて不動産取得費用込みで実現しています。コスト構造が優位であることは揺るぎません。

  2. 最高の味の裏付け(商品力)「ゆめちから・もち姫」、タカナシの発酵バター、生イーストなど、採算度外視で最高の原材料に投資し、味は保証されています。


【目標500万円の資金使途:集客への集中投資】

だからこそ、資金使途の焦点を「集客」に定め、失敗を克服するための再投資を行います。

私たちが目指す500万円の資金使途の内訳は以下の通りです。

1. 緊急支払い(目標150万円)
金額:150万円
用途:年末までの滞納・未払い分の解消(人件費、家賃、仕入れ費など)。

2. 運転資金ストック
金額:150万円
用途:翌月以降の仕入れ費、人件費の一部を確保し、経営を安定させるための準備金。

3. マーケティング強化
金額:100万円
用途:最重要投資。 外部専門家への依頼費用、SNS広告などを集中投下し、「1日30名様」を確実にするための仕組みを構築します。

4. ノウハウ体系化費用
金額:100万円
用途:建築士ノウハウと失敗の知恵を体系化、レポート化するための工数とデザイン費用。

【合計:500万円】


VIII. 最高のドーナツと、小さな街の灯を守るために

小さなお店です

私は、経営者としての甘さを痛感しました。

しかし、最高のドーナツという商品力、そして建築士の知恵を活かした低コスト運営の仕組みという、潰れてはいけない確固たる強みが私たちにはあります。この危機は、私たちが真の経営者へと成長するための、最後の試練だと考えています。

支援者の皆様からのお金は、単なるお店の運転資金ではなく、「小さな街の灯」と、「最高のドーナツが生み出す地域との大切な繋がり」を守るための命綱であり、未来への投資となります。

どうか、私たちの再建への覚悟と、この優良なビジネスの灯を消さないための最後の挑戦を、お力添えください。


リターンについて

支援額に応じて、美味しいドーナツはもちろん、私たちの再建への想いを込めた特別なリターンをご用意しました。

  • 【3,000円】純粋応援枠
    代表佐野からのお礼メッセージ

    • 【5,000円】店頭引換セット
      代表佐野からのお礼メッセージ
      店頭(経堂、韮崎、勝浦いずれか)にて作りたてのドーナツセット(5個)をお渡し

  • 【10,000円】冷凍ドーナツお届けセット
    代表佐野からのお礼メッセージ
    冷凍ドーナツ詰め合わせ(約10個分・送料込み)

  • 【30,000円】ファッション応援セット
    代表佐野からのお礼メッセージ
    くろねこドーナツTシャツ(サイズ選択可)
    冷凍ドーナツ詰め合わせ(約5個分・送料込み)

  • 【100,000円】小さな街の灯 サポーター
    代表佐野からのお礼メッセージ
    全店舗(経堂、韮崎、勝浦)の店内に、感謝のお名前を設置・掲載
    冷凍ドーナツ詰め合わせ(約5個分・送料込み)

  • 【1,000,000円】最高額:キッチンカー派遣サービス
    代表佐野からのお礼メッセージ
    高額支援者様向けに、キッチンカーで揚げたてのドーナツをお届け。
    ※派遣初日はリターンとして無償提供し、2日目以降は販売営業に切り替え、**1日あたり3万円(税別)**を頂戴いたします。(関東圏外は交通費が追加で請求になる場合があります。)


最後に

私たちは、必ずこの危機を乗り越え、より強くなって地域の皆様に貢献し続けます。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

くろねこドーナツ 代表 佐野

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本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  •  いつも応援ありがとうございます。佐野です。今の苦しい状況の中で、一本の動画を作りました。くろねこドーナツが歩んできた、5年間の記録です。映像を見返して、改めて思いました。この店は、私一人のものではなく、関わってくださった全ての方との「繋がり」そのものです。経営者としての未熟さで、この大切な場所を失うわけにはいきません。動画に映る笑顔や景色を、これからも守り続けたい。その一心で、このクラウドファンディングに挑戦しています。私たちの5年間を、そしてこれからの未来を、どうか応援してください。よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 本日、私たちのクラウドファンディングプロジェクトがついにスタートいたしました!私たちがこの挑戦を始められたのは、既に温かいご支援をくださった皆様、そして日頃から私たちのドーナツを愛してくださるすべてのお客様が、単なる「得」を超えた「愛」や「信頼」をもって応援してくださっているからです。皆様からいただくご支援は、私たちにとって見返り以上の存在そのものへの信頼だと深く受け止めています。このせいいっぱいの愛に対し、スタッフ一同、驚きと感激、そして感謝で胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。このプロジェクトは、私たちのお店を一時的に「生き残らせる」ためだけでなく、「もっと大きな幸せ」をお客様に届け、この愛に応えるための再出発の挑戦です。正直にお伝えすると、この挑戦は私たちが抱える厳しい現実から生まれています。過去の出店での苦い経験から、一時的に資金を得ても、いずれ赤字経営で立ち行かなくなるという強い危機感を抱いています。だからこそ、このプロジェクトでいただくご支援は、私たちの「美味しいドーナツ」が全国の方に届き、長く愛され続けるためのマーケティングと認知度アップという未来への投資に集中させたいのです。私たちは、山梨、千葉での2度の失敗から、「オープン景気が約3ヶ月で終わる」という現実を身をもって学びました。日商35万円から2万円へ急落する落差は、私たちにとって本当に痛い教訓でした。しかし、私たちは立ち止まりません。この痛みから立ち上がり、この「ブームと衰退」のサイクルを逆手に取るという、新しい、少し過激な挑戦を具体的に計画し始めています。この革新的な戦略こそが、私たちがお客様、支援者、そして私たち自身の未来へ繋ぎたい「せいいっぱいの愛」を形にする鍵だと信じています。近いうちに公開する次回の活動報告で、私たちが導き出した「オープン景気が終わると同時に閉店する、96日で閉店するドーナツ店」という、未来を切り開く戦略の詳細を、熱い想いと共にお伝えします。ぜひ、次回の報告も楽しみにお待ちください!皆様の期待を上回るドーナツ体験と、誠実な挑戦の姿勢をお届けできるよう、スタッフ一丸となって全力で駆け抜けます。ご支援という名の「愛」に、心からの感謝と、私たちのすべての情熱を込めて。くろねこドーナツ 代表 佐野隼一朗スタッフ一同 もっと見る

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