第2回流鏑馬まつりの一場面です。
壱之射手が矢を番え、的へと挑んでいます。鎧直垂(よろいひたたれ)に射籠手(いごて)、行縢(むかばき)を着け、武家装束で馬上に立ちます。
射手は馬の反動を直接受けないよう、鐙(あぶみ)の上に“突っ立ち”の姿勢をとり、腰を浮かせて構えます。
反動を膝に抜いて腰でバランスを取り、疾走する馬の上下動を吸収しながら的を狙うのです。
これは単なる勇ましさではなく、理にかなった技術です。
揺れる地面の上で弓を引くのではなく、揺れを制御しながら一瞬の静止をつくり出す。その一瞬に矢を放ちます。
華やかな射の裏側には、こうした身体操作と長年の鍛錬があります。
皆さまのご支援が、この伝統技術を守り、未来へとつなぐ力になっています。
改めて心より感謝申し上げます。




