
生産者の菊地です。
雄武町の朝、草を食べている牛たちを眺めていると、
ふと「自分たちが手を出しすぎているのかもしれないな」と思うことがあります。
牛たちは本当にマイペースで、
それぞれの時間で生きていて、
その姿を見ていると、「育てる」というよりも、
「環境を整える」という感覚の方がしっくりきています。

農薬や肥料に頼らず、土・草・牛の流れをできるだけ崩さないこと。
それが、私たちのやっていることです。
ただ、正直に言うと、効率はよくないです。
「もっと楽なやり方あるよな」と思う日もあります(笑)
それでも、このやり方を続けているのは、
この土地で育ったものの力を、できるだけそのまま届けたいと思っているからです。
今回のレトルトも、ただの保存食ではなくて、
雄武町の空気や、土の匂い、
そんなものまで少しでも感じてもらえたらいいなと思いながら作っています。
「牛を大切にする」
当たり前のことですが、その当たり前を続けていくことが、
この町のこれからにつながっていくと信じています。
正直、目標まではまだ距離がありますが、
この一皿を楽しみにしてくれている方がいると思うと、
また明日も頑張ろうと思えます。
残りの期間も多くはありませんが、
最後までしっかり取り組んでいきます。




