能登×小笠原×NOLA|赤須翔と紡ぐ文化循環プロジェクト

【Heartful Economy Prototype】 能登 × 小笠原 × New Orleans ― アーティストの“生き方”を未来へつなぐ文化実験 ―

現在の支援総額

63,000

63%

目標金額は100,000円

支援者数

14

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/12/14に募集を開始し、 14人の支援により 63,000円の資金を集め、 2025/12/27に募集を終了しました

能登×小笠原×NOLA|赤須翔と紡ぐ文化循環プロジェクト

現在の支援総額

63,000

63%達成

終了

目標金額100,000

支援者数14

このプロジェクトは、2025/12/14に募集を開始し、 14人の支援により 63,000円の資金を集め、 2025/12/27に募集を終了しました

【Heartful Economy Prototype】 能登 × 小笠原 × New Orleans ― アーティストの“生き方”を未来へつなぐ文化実験 ―

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12/27 15:00定期船おがさわら丸が、東京・竹芝に向けて約1,000km南の父島を出港しました。小笠原での3日間のLIVEは、前日の 12/26 をもってすべて終了しています。母島、父島、そしてエコビレッジ。それぞれの場所で、形も温度も異なる時間が流れましたが、どの場も無事にひらき、終えることができました。この企画は、大きな成功や派手な結果を目指したものではありません。「その土地で、その人たちと、その瞬間にしか生まれない価値」を、丁寧に立ち上げること。文化が生まれる“現場そのもの”を、できるだけ正直にひらいてみること。今回のプロジェクトは、完璧な形ではありません。けれど、アーティスト赤須翔とのストーリーをこの「実験」に乗せることで、確かにひとつの手応えが残りました。行けなくても支援できる。小さな額でも文化を灯せる。皆さまからのご支援があったからこそ、この実験的な取り組みを、最後まで実行することができました。このクラウドファンディングは、ゴールではなく、出発点です。この実験が「続いてほしい」と感じた方がいれば、その意思表示として、支援という形を選んでもらえたら嬉しいです。あなたの 1,000円 が、アーティストの未来と、島の文化の火を守る力になります。この最初の一滴を、一緒に育てていけたらと思っています。


12/25は、父島 Barくれよん でのLIVEでした。この日のチャージは 2,500円。この金額には、明確な意味があります。アーティストがいて、場所を借りる。店舗は通常営業を行いながら、その場を開いてくれている。表現を成立させるために、ゲストミュージシャンを迎え、音響エンジニアも入る。場をつくるには、必ず人とコストが関わる。その前提を共有した上で、2日目の店舗LIVEではチャージ制を選択しました。一方で、12/21(母島)、そして本日 12/26 のLIVEは 自由料金 です。自由料金とは、「無料」でも「投げ銭」でもなく、その場に立ち会った一人ひとりが、価値を判断し、価格を決める仕組み。今回の企画は、単発のLIVEではなく、3日間を通した世界観と文脈として設計しています。そのため、現地LIVEの価格設定についても、協力者・関係者と話し合いながら決めてきました。当日その場だけの価値では、成立させることが難しい構想もあります。けれど、今回のように文脈を重ね、複数の場をつなぐことで、文化はゆっくりと、確実に育っていく。12/26この企画の最終LIVEは、自由料金。会場を使わせていただくにあたり、感謝の気持ちとして 能登の柿をドネーション として提供しました。1,000km南 のエコビレッジで、「ここ」「この時間」「この瞬間」にしか生まれない価値が、確かに立ち上がります。


赤須翔の作品には、引力があります。本人が意図していないところで、いくつものマイルストーンを静かに置いていく。2019年に、ユニット fuerafuera 名義で発表された「ムース」という楽曲。子を思う母親をイメージして制作されたこの曲は、時間が経った今も、どこか自分の心に残り続けています。場の雰囲気に呼応する即興性も、彼の大きな魅力のひとつです。同時に、一度立ち止まって向き合える作品を持ち続けていることも、彼の表現の核だと感じています。小笠原諸島の島々には、家族にちなんだ名前が多く残されています。母をテーマにした歌を持つ彼を、今度は土地そのものが引き寄せ、未来へと進ませているのかもしれません。こうした、風のように土地と引き寄せ合いながら表現を重ねていくアーティストの存在は、ハートフルエコノミーにおいてとても重要な要素だと感じています。


プロジェクトを進める中で、「なぜニューオーリンズなのか?」と聞かれることが増えてきました。プロジェクト本文でも触れている通り、赤須翔さんの言葉がきっかけとなり、その印象が強く残っていたことが原点にあります。そこから改めて向き合う中で、ニューオーリンズという街が持つ都市のあり方について、いくつかの気づきがありました。ニューオーリンズは、ジャズや祝祭の街として知られていますが、もう一つの大きな特徴は、常に「周縁」に置かれてきた都市であるという点です。政治や経済の中心ではなく、港と移民、交易と混血によって形づくられてきた街。制度や正解が先にあったのではなく、生活と関係性が先にあり、その積み重ねが文化になっていった歴史があります。また、この街は災害や社会的断絶を何度も経験しています。記憶に新しいのは、2005年のハリケーン・カトリーナによる被害です。そのたびにニューオーリンズは、効率的に「元に戻す」ことよりも、文化と生活を同時に更新する選択を重ねてきました。こうした背景から、ニューオーリンズは近年「起業の街」としても語られるようになっています。それは、大規模な資本や洗練されたビジネスモデルによるものではなく、小さな挑戦が許容され、失敗を含んだ試行が積み重なる構造が、街の中に残り続けているからだと感じています。現在進めている能登・小笠原での活動においても、規模や効率では測れない場所で、文化や関係性が先に立ち上がっていく場面を多く目にしています。ニューオーリンズは、そうした状況を理解するためのひとつの参照点として、いま改めて意識している都市です。父島でのLIVE2日間に向けて、現地では準備が進んでいます。実験的なプロジェクトではありますが、活動報告を通して文脈を整理しながら、ハートフルエコノミーのかたちを少しずつ具体化していきます。


12月21日(日)。おがさわら丸が父島を出港するこの日、母島では 15時から日没前までの約1時間、ははじま丸船客待合所前にてライブを開催しました。母島の穏やかな空気に溶け込むような時間の中、歌のないギターのみの楽曲から始まり、最後は夕焼けに重なる一曲で締めくくられました。途中、母島滞在中にスタッフの方からお借りしたギターに持ち替えての演奏もあり、この場ならではの自然な流れが生まれました。本公演は自由料金制での開催となり、その場で感じた時間や空気に対して、それぞれの想いを託していただきました。ライブ終了後は、新たな場所にてアフターパーティーも開かれ、現地の方々との交流の時間も生まれました。人口約500人の小さな島・母島。包み込むような穏やかさの中で、文化が自然に根づいていく感覚をあらためて感じています。ご協力いただいた母島のスタッフの皆さま、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。引き続き、現地での様子を活動報告として共有していきます。


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