
みなさん、いつも温かい応援をありがとうございます。2月半ばから始まった本プロジェクトも残り2週間。すでに100万円を超えるご支援をいただき、驚きと希望が波打つ日々を送っています。
引き続き私たちAoは走り続けます。最後までどうかご支援のほどよろしくお願いします!
さて、Aoの親御さんによる週替わりエピソードの第2回はTOMOHIKOの歩みをお届けします。
トモヒコは我が家の三男として生まれました。幼い頃は目が合わず、あやしても笑わない。異食や不眠、そして激しい癇癪。こだわりが強く、目を離すと家からいなくなってしまうこともありました。
当時は家族全員が必死の毎日でした。後に長女が「トモヒコの泣き声や癇癪を聞くと胸が苦しくなった」と話してくれたことがあります。家族でお出かけすることも難しく、きょうだいたちにも寂しい思いをさせていたかもしれません。
障がいのある孫を授かったことに最初は戸惑っていたおばあちゃんも、少しずつ理解を深め、今では誰よりも優しくTOMOHIKOに接してくれています。
そんな周囲の支えと支援学校での経験を重ねる中で、彼はゆっくりと着実に成長していきました。
いつか親は先にこの世を去ります。だからこそ、息子が社会と繋がり、豊かな時間を持てるように。その願いを込めて踏み出した最初の一歩が、絵画教室でした。
学校以外の人と関わること、作品を誰かに見てもらうこと。それは私たち家族にとって大きな喜びでした。地域の美術展や個展への挑戦を経て、26歳になった今、トモヒコには「Ao」という大切な仲間ができました。
「違いがあっても、ワクワクすることに挑戦していい」
障がいやハンデキャップがあるからといって、何かを諦める必要はありません。誰もがワクワクすることに挑戦していいはずです。
TOMOHIKOやAoの子たちのアートを通して、
「違いがあっても、みんなが社会の一員として生きていける」
そんな優しい世界づくりの一助になれたら。私たちはそう願っています。
気になる自閉症の世界Ao 中里



