
前回は、台本を読むのをやめて、キーワードだけで職員の顔を見て話すように変えていった前職の朝礼でのお話をしました。
今回は、そんな中での、もう一つの大きな課題『頭の中をどう整理するか』が偶然の出会いで克服していけたお話しをさせてもらおうかと思います。
私は、前回書いていたように、たくさんの思いつきや伝えたいことが次々と頭の中に浮かんでくるのですが(みんなそんなものだと思っていました)時間が経つと、どこにいってしまうかわからなくなるのが悩みのタネでした。
メモを書こうと思っても、今度は「何からどう書けばいいのか」がわからない。伝えようと思っても伝えたいことが次々と出てきてまとまらない…でも話してしまう。
その結果、「言いたいことはわからなくないけど、何を言いたいのかが結局わからない」と度々言われました。
キーワードを書いておくようにしたことで、話がグチャグチャにはならないようにはなりましたが、何か物足らないような感覚がありました。
そんな時、出会ったのが「付箋(ふせん)」を使ったメモの書き方でした。
やり方はシンプルです。思いついたら、とりあえずキーワードを付箋に一枚ずつ書いておく。それがある程度たまったら、関連のあるもの同士をグループ分けする。
これを実践するようになって、だいぶ頭の中は整理できるようになってきました。
…ただ、もう少し何かが足りないのか、まとめきれない。話しづらさは残りました。
そんな時、偶然、介護業界の掲示板である研修の案内を見かけました。
正直、研修の内容自体はよく知りませんでしたが、その掲示板でやり取りをしていた「いつか会ってみたい」と思っていた人たちが、こぞって参加を表明していました。
「この研修に行けば、一気にあの人たちに会える!」
そんな不純なきっかけで参加したのが、情報を「原因」と「結果」で考えて矢印でつなぐ方法の研修でした。
実際にやってみると、グチャグチャな頭の中がなんとなくスッキリと整理される感覚になりました。
それからは、人前で話すことへの拒否感は少しずつ減っていきました。
実は、この『付箋』と『矢印』という2つの方法こそが、現在の当カレッジの授業が「わかりやすい」と評価をいただいている大きな原点になっています。
次回は、これらの方法を使えば、難しいアセスメントがわかりやすくなるのでは?と授業に取り入れていこうとしたお話ができたらと思います。
……はい、上手くいかなかったんですがね。(笑)



