昨年から始めた、大漁旗のプロジェクト。「銚子の大漁旗を、もう一度たくさんの人に知ってもらいたい。」そんな小さな思いつきから始まったことが、クラウドファンディングを通してたくさんの方に応援していただき、今日、実際に展示という形になりました。ここまで来られたこと、本当に嬉しく思います。そして、関わってくださった皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。今回の展示を機に、大漁旗というものが、魅力が多くの方々に知っていただけたら嬉しいです。しかし私にとって今回のプロジェクトは、大漁旗、文化を残すということが一番伝えたいことではありませんでした。では何が一番の伝えたい事なのか。それは伝統や文化、技術を残し、未来へつなげるということの裏側には、それらを守り続けた職人さん方が必ずいるということです。きっと農家として現場にいたからこそ、より一層その想いが強かったのかもしれません。そしてひとつの想いが私の中で生まれました。今回の展示をひとつの区切りに、私自身も次の一歩を踏み出します。私はこれまで農業をしてきましたが、農業を辞め、【職人さんに光。】それをお手伝いするしごとをしていきます。「私、山嵜遥加『起業』します。」この言葉の重み、責任、そして農業界への裏切りのような宣言だと自覚した上で、本日お伝えする覚悟をしてきました。農家の家に生まれて、農業をやると言っていたのに。農家の私だからこそ、応援してくれた人もいたのに。途中で別の道を選ぶことに、これでよかったのかな、と何度も考えました。共に未来の農業を志した仲間、お世話になった農業関係者のみなさま、つないでくれたご先祖様…そして何よりも両親へ申し訳なく、そんな簡単な言葉では足らぬほどの想いです。でも、農業をしていたからこそ、地域のことや、受け継がれてきたもの、そして、それを守っている人たちのことを考えるようになりました。大漁旗も、そのひとつです。「なくなってしまうかもしれないものを、どうしたら次の世代につなげられるんだろう。」その問いを、これからは仕事として考えていきたいと思っています。まだ何が正解なのかも分かりません。自分にできるのか。すでに不安だらけで、少しでも後ろ向きに考えてしまったら、躊躇してしまいそうです。それでも、やってみたいと思ったことに挑戦したいのです。普段おっちょこちょいな私でも唯一特技と言えることは、行動力!「いつか」ではなく、今できることからやってみようと思います。そして、今回の大漁旗プロジェクトについて、これまでのこと、これからやりたいこと、そして私自身がこれから挑戦することを、直接お話しする場をつくります。【8月30日(土)E1にてイベントを開催します。】みなさまへ感謝の想いを伝える場として。そして大漁旗のことだけでなく、なぜこのプロジェクトを始めたのか。農業を辞めて、なぜ起業するのか。これから銚子で何をしていきたいのか。また今回の資金の使い道に関しても、みなさんが不安にならぬよう私の口からきちんとお話したいと思っています。「何かやってみたいけど、一歩踏み出せない」そんな人にも、ぜひ来てもらえたら嬉しいです。私自身、特別な人間だからここまで来られたわけではありません。やってみたいという想いからはじまり、できることから動いてきただけです。だからこそ、これからもまずはやってみます。ぜひ、銚子駅になびく大漁旗を見にいらしてください。そして、これから始まる挑戦も、見守ってもらえたら嬉しいです。2026年8月1日。大漁旗の展示、始まります。




