
3月8日、日本の古い言葉や歴史を学ぶ「やまと言葉」勉強会が行われました。
この勉強会では、日本最古の歴史書『古事記』などを声に出して読むことを大切にしています。一人で読むと難しく感じる古い文章も、皆で声を合わせて読み続けることで、少しずつ意味や響きが分かってくると言われています。
まずは『絵本やまとことば神話』から
勉強会は、いつものように『絵本やまとことば神話』の読み下し文の音読から始まりました。参加者全員で声を出して読むことで、日本語の響きやリズムを感じながら言葉に親しんでいきます。
『古事記』を輪読
続いて、日本最古の歴史書である『古事記』の読み下し文を輪読しました。順番に声を出して読み進めることで、古代の言葉や物語に触れていきます。
2回目はグループに分かれて挑戦
2回目の読みでは、参加者を二つのグループに分けて行いました。
・『古訓古事記』の写本を目で追う組・読み下し文を声に出して読む組
今回は太安万侶の序文の部分に挑戦しました。
『古事記』は、とにかく声に出して皆で読むことが大切だと言われています。一人では難しくても、皆で読み続けているうちに不思議と読めるようになり、意味も少しずつ理解できてくるのです。
実際に今回の2回目では、写本の文字も何となく読めているように感じられ、参加者の皆さんも手応えを感じている様子でした。
なお、『古訓古事記』は本居宣長の校訂によるものとされています。古事記新序として本居宣長が書いた部分については読み下し文がなく、写本を読むことができませんでした。少し残念ではありましたが、古典に触れる貴重な体験となりました。
恒例の『少年日本史』の輪読
その後は恒例となっている平泉澄著『少年日本史』の輪読を行いました。
この日は、9歳のお孫さんも参加し、「吉田松陰」の部分を元気に読み上げてくれました。世代を超えて日本の歴史や言葉に触れる時間は、とても温かいものです。
『古事記ぬりえ』もご紹介
最後に、参加者の皆さまへ『古事記ぬりえ』をご紹介し、現在進行中のクラウドファンディングへのご協力もお願いしました。
日本の神話や歴史を、子どもから大人まで楽しく学べる新しい取り組みとして、多くの方に知っていただければと思います。
ご参加いただいた皆さま、そしてご協力くださった皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも、日本の言葉や歴史を声に出して学びながら、日本文化の魅力を伝えていきたいと思います。



