〜工場の復旧作業を終えて、改めて感じたこと〜
皆様、いつも温かいご支援をいただき本当にありがとうございます。日光商事の代表、川村です。先月、私たちの本拠地である栃木県足利市を、短時間で記録的な大雨が襲いました。 一部のメディアでも報道されましたが、日光商事の現在の様子と、この経験から皆様にぜひお伝えしたい大切なことについて、お話しさせてください。実は先日、この復旧の歩みに関連して、栃木テレビ(とちテレNEWS)様から取材をいただきました。
■ 開始わずか4日後の豪雨
私たちの設立70周年を記念したこのクラウドファンディングは、
先月の7月13日にスタートいたしました。
「70年間守り続けてきたビニロン袋の価値を、現代の皆様にお届けしたい」と、
メンバー一同で発信を始めた、まさにその矢先のことでした。
公開からわずか4日後の7月17日の夜、記録的な豪雨が足利市を襲いました。
本社の建物は幸いにも被害を免れましたが、近くにある「仕上げ工場」が、
膝下あたりまで床上浸水する被害を受けました。大切にお預かりしていた資材の一部や
設備が水に浸かってしまい、一時は途方に暮れる状況でした。





■ 炎天下、4日以上におよぶ復旧作業
お盆の連休明け、私たちは社員総出で復旧作業に臨みました。
うだるような厳しい炎天下の中、工場内に流れ込んだ泥をかき出し、
機械を一台ずつ丁寧に洗浄・点検し、床を洗い流す作業。
これらは本当に想像以上に大変なものでした。 通常の業務を一時的に止めざるを得ず、
完全に片付けを終えるまでに丸4日以上かかりました。
スタッフ一人ひとりが泥だらけになりながら、文字通り汗を流してひたむきに作業を続け、
ようやく通常業務を再開できる状態まで戻すことができました。


■ 「うちは大丈夫」と高を括らないこと

1989年に本社施設を建てて以降、平成の間は、この周辺が水に浸かることなど
一度もありませんでした。
しかし、2019年の東日本台風で初めて水害を経験し、それからわずか7年しか経っていない今年、再び同じような床上浸水が起きてしまいました。
今回、身をもって痛感したのは、「線状降水帯や大雨災害は、
本当にいつ、どこで起こるか予測がつかない」ということです。
テレビのインタビューでもお話しさせていただきましたが、
「うちは大丈夫だろう」と決して高を括らないことが、何よりも重要です。
近年、日本全国のどこで同じような大雨が起きてもおかしくない状況が続いています。
大雨が降ってから慌てるのではなく、普段から「こういうことが起きるかもしれない」と
身構えておくこと。 そして、「事前のハザードマップの確認や、いざという時の避難準備」を、ぜひ今から、ご家族や職場で話し合って準備しておくことをお勧めします。
■ 一歩一歩、丁寧にお届けします
今回の豪雨は大きな試練でしたが、復旧を終えた今、私たちはまた一歩ずつ前を向いて
歩みを進めています。
東日本において、この「ビニロン袋」を製袋できる会社は、私たちを含めて
もう2社しか残っていません。
大切な衣類を湿気や静電気から守るこの伝統的な技術を、ここで途絶えさせることなく、
確実にお届けする。それが私たちのこれからの使命と考えています。
少しお時間をいただくことにはなりましたが、皆様にお約束したリターンは、
より気を引き締めて丁寧にお作りし、お届けしてまいります。
引き続き、日光商事の挑戦を温かく見守っていただけますと幸いです。



