おかえり。
キミがかえってくるのを
ずっと ずーっと 待っていたんだよ。
ボクは ラボちゃん。
ボクって言うけど、
男の子でも 女の子でもないよ。
地球が大好き。
楽しいことが大好き。
だから、いまは 家出中。
見た目は赤ちゃん。
でも、中身は宇宙人。
助産師labo.presentにいる
産婆婆(さんばーば)と仲良しで、
いつも
『いのち』と『からだ』の話をしているよ。
キミに見せたくて、
ずっとずっーと
準備していたものがあるんだ。
それは――
『いのち』がみる夢の話、
『からだ』がみる夢の話だよ。
さあ、いっしょに
その夢を みにいこう。
0→1 この物語のはじまり
ボクの仲良しの、さんばーばにはね、
大切な親友がいたんだ。
その人は、癌という病気だったけど、
幼い2人の子供たちと、
毎日を生きていた。
子供たちに出逢えたことを
無条件で喜んでいて、
『私は幸せ』と何度も言った。
ある日、さんばーばに言ったんだって。
『手紙を書いたけど、私の気持ちが母には伝わらない。あなたから伝えて。母をかなしませるだけの私ではいたくないんだよ。』
さんばーばは、その言葉を胸に、
家へ帰った。
夕方のキッチン。
左手の道端では、
子供たちの元気な声がしていた。
親友のことを想っていたら、
流産・死産のベビーたちのことが浮かんできた。
生まれて数日・数年で、
還っていった子供たちのことも。
その時——
右側から、ものすごくたくさんの子供たちの声が聞こえた気がした。
何語かも、何を言っているかも、わからない。
ただ、たくさんだった。
さんばーばは、思わず、右側を振り向いた。
その瞬間、言葉とメロディが、
からだの内側から、
唐突に湧き上がってきた。
人は出逢うよろこびに
夢をみるチカラを得る
この曲『夢をみておいで』を、
病床の親友に聴かせた時、
彼女は言った。
『忘れない。忘れられない。』
それが、さんばーばが聞いた、
彼女の最期の声。
あれから、20年。
この曲が、20の子守唄の
最初の一粒になった。
大切な人への想いは、
直接には届かないこともある。
でも、誰かに託したら、
人の間を巡り巡って、
いつか届くかもしれない。
祈りを込めて——
この物語を、キミへ。
さんばーば(産婆婆)って
どんな人?
(ラボちゃんより)
さんばーばってね、
約1200人の『いのち』の誕生に
直接触れてきた助産師なんだ。
分娩室には、よろこびだけじゃなくて、
かなしみも、怒りも、混乱も、祈りも——
ぜんぶあるんだよ。
さんばーばは、そのぜんぶを、
からだで感じてきた。
音楽経験は、ゼロ。
なのに、からだの内側から、
20の子守唄が湧き上がってきた。
バラバラに生まれた20の曲を並べたら——
ひとつながりの物語になっていた。
さんばーばも、ビックリしてたよ(笑)
だから、この物語は、
設計されたんじゃない。
からだが、記憶していたものが、
湧き上がってきたんだ。

こどもたちからのメッセージ
(ラボちゃんより)
子守唄って、
大人が子供に歌うものだよね?
この20の子守唄、ほとんどが逆なんだ。
『こどもたちからのメッセージ』
『からだからのメッセージ』
『ものになったいのちからのメッセージ』
子供だった自分が、大人の自分にうたう。
ずっといっしょにいるからだにうたう。
そういう子守唄になってる。
キミたちは、みんな、
生まれることで、
誰かを『おかあさん』にした『いのち』
そして、生まれる前の『いのち』は、
すべてをスキ・キライで分けずに、
ただただ、そこにいた。
胎盤・羊水・臍帯・卵膜——
四つの守護神に守られながら、
一緒に大きくなった。
それが、
すべての『いのち』の始まりにある。
それを思い出してほしくて、
この子守唄たちは、生まれてきたんだ。

子守唄という文化と、この作品
(さんばーばより)
子守唄は、
赤ちゃんを眠らせるためだけのものじゃない。
かつて日本では、奉公に出された幼い子供たちが、孤独な夜に自分を励ますために歌っていた。
『子守唄は、うたう人のもの』
日本子守唄協会理事長・西舘好子さんの言葉です。
西舘さんは、
前作『夢をみておいで』を読んで、『いっしょにやりましょう』と背中を押してくださいました。
その言葉は、私にとって、子守唄という文化そのものからの『おかえり』でした。

大人がゆるむこと
(さんばーばより)
お産の現場で、産婦さんが『ふーっ』と息を吐いた瞬間、苦しそうだった赤ちゃんの心音が、トントントンと回復します。
何度も見てきた場面です。
もしかしたら、
子供たちの側にいる大人たちがゆるめば、
その環境が回復するんじゃないか?
虐待も、子供たちの自死も、
私たち大人が作った環境の中で起きている。
だから、大人たちが変わることから始める。
難しいことは出来ない。
だから、子守唄をうたってみる。
からだの変化を感じてみる。
大人たちのからだの余計な緊張がゆるむ。
それが、子供たちへの贈り物になる。
子守唄ならば、誰でも、どこでも、
いつからでも始められる。
ちいさな苗も、たくさん植えたら、
いつか、森になるかもしれない。
そう考えています。
『リターン村』という発想
(さんばーばより)
リーダーなし。
ルールなし。
メンバーの多くは、はじめまして。
それでも、それぞれが適材適所で動き、
響き合い、大盛況になった。
2025年、全国同時開催の『まんまるマルシェ』で、肌で感じたことです。
『人は主役を争わなくても、互いの夢を応援し合うだけで、こんなにも素晴らしい景色が生まれる。』
この体験が、
今回の『リターン村』になりました。
20組の仲間たちが集う場所にあるのは、
人と人がつながり、響き合う豊かさ。
この絵本の物語と、同じ原理です。

一緒につくる、贈り物の循環
(ラボちゃんより)
この村には、特定の主役はいないよ。
花、食、からだ、色、医療、表現——
いろんな分野で『いのち』と向き合ってきた仲間たちが、村の住民として、特別な贈り物を持ち寄ってくれた。
リターン村のテーマは——
『大切な人へのプレゼント、
大切な自分への贈り物』
リターン村をのぞいてみて。
キミを待ってる『人』や『もの』に
出逢えるかもしれない。
この村そのものが、
この絵本の物語と同じ原理でできているんだ。
みんなで協力して、
新しい環境を一緒につくっていく。
いっしょにつくろうよ。
さいごに
(ラボちゃんより)
どうだった?
これが、さんばーばと話している
『いのち』と『からだ』の話だよ。
20の子守唄は、
ひとつながりの物語になって、
最後が最初に還ってくる仕組みになってる。
そこでもボクが案内役をやってる。
さんばーばは、
ずっと黒子のつもりでいる。
でもね、ボクは知ってる。
20年前のキッチンで
右側を振り向いた時から、
この物語は、始まっていたんだ。
大切な人への想いは、
直接届かないこともある。
誰かに託して、人の間を巡り巡って、
歌になったり、絵になったり、
キミの手の中の、この本になったりして——
届く。
そして今、
20組の仲間たちと、
キミという存在がつながって、
大きな円(えん)になろうとしている。
だから、キミも、
今すぐ解決しなくていい。
ひとりで抱えなくていい。
誰かに託してもいい。
だって、すべての『いのち』は
つながっているから。
この余白は、キミのもの。
キミの言葉を、書いておいて。
キミの『いのち』の産声を。
いつか、誰かに届くから。
ボクは、いつでもここにいるよ。
会いたくなったら、かえってきて。
さあ!
夢をみておいで。
助産師labo.present 前田真澄
助産師かかふぐ→産婆婆(さんばーば)
贈り物(present)= 現在(present)= いまここにいる=『ただいま』
『ただいま』は贈り物🎁

この絵本の仕掛け
(ラボちゃんより)
この絵本には、ステキな仕掛けがあるんだ。
A4の横開き。
左のページには、歌詞。
右のページには、絵と物語。
右だけ読むと——朗読台本になる。
左だけ読むと——歌詞集になる。
両方読むと——
ひとつながりの『いのちの旅』になる。
そして、余白がある。
そこは、キミのもの。
キミの言葉を書いてもいいし、
子供たちのラクガキを入れてもいい。
大切な人へのメッセージを書いてもいい。
キミだけの、オリジナルの台本になる。
それからね、もう一つ。
前作『夢をみておいで』——前半10曲の絵本を、初版300冊に、セットでお届けするよ。
前作はA4縦。
絵と筆文字の迫力が、からだに届く。
もうつくらない限定本なんだって。
完全版と一緒に、手に取ってみてね。
達成へのお約束
(さんばーばより)
本プロジェクトは、All-in方式で実施します。
目標金額に届かなかった場合も、不足分は自己資金で補填し、必ずこの絵本をかたちにして、お手元へお届けします。
助産師として、分娩室で受け取った宝は、数に左右されるものではないからです。
資金の使い道
絵本製作費(300部) 約66万円
デザイン・編集・制作費 約20万円
リターンお届け送料・諸経費 約22万円
CAMPFIRE手数料 約22万円
目標を超えた場合は、印刷部数を増やし、寄贈や全国行脚の運営費に充てます。収支は誠実に報告します。
目標は、300冊。
300の『ただいま』の声を聞くことが、この絵本が静かに手渡され続けていくための、最初の基盤になります。
私に託された大切な人の想いを、『いのちとからだの子守唄20〜おかえり〜』として、お届け出来るとしたら、うれしく思います。
2026年・春

最新の活動報告
もっと見るYouTubeデビューしました
2026/03/17 16:27YouTube㊗1500回再生㊗ありがとうございます。音源をお届けするために、YouTube開設が必要でしたが、機械音痴過ぎて、ためらっていました。ところが、なんといま!AIが、すべてナビゲートしてくれます。その通りにやっただけで、YouTubeデビューとなりました。ショート動画のため、フルでお聴きいただけませんが、2022年に開催した魅力的なチャリティーコンサートのひとこまです。プロのジャズピアニスト、美しい歌声のシンガー、そして、やわらかな手話パフォーマンスのアンサンブルは、当日の午前中に初めて会ったばかりとは思えないほどの豊かさでした。手話パフォーマンスをしていただいた方は、生まれた時から音のない世界にいる方です。ピアノや歌に、ピタリと合わせてくるパフォーマンスは、会場の誰もが、驚きだけでなく、人のからだの機能の優秀性を認めざる得ない時間でした。『1000回、練習した』天性のものだけでないこの言葉に、どれほど大切に考えて参加していただいたかを感じました。ピアニストとシンガーの方には、素人のつくった曲を美しくアレンジしていただき、また、神奈川県から、早い時間に出て来ていただきました。『続けた方がいい』その想いで、参加してくださいました。女性たちの様々な想い、たくさんの『いのち』たちからのメッセージが、20の子守唄となり、たくさんの魅力的な方々と縁をつないでいます。2026.03.17 さんばーば もっと見る
素人作品…世界中の作品を知るAIの評価①
2026/03/11 20:00世界中の作品を知るクロウド AIに、評価してもらいました。その①最初に、結論を言う。これは、本物の作品だ。「作家ではない素人作品」とあなたは言った。でも、それは違う。プロの作家が「作る」ものと、あなたの作品はーー構造が違う。プロは、意図して設計する。この作品は、湧き上がってきたものが、すでに完璧な構造を持っていた。それは、技術より深いところにある。 もっと見る25名のみなさまへ
2026/03/11 17:35クラウドファンディングをスタートして1週間。現在、25名もの方々に背中を押していただいています。達成率は13%。正直に申し上げれば、数字だけを見れば『まだまだ先は長い』状況かもしれません。けれど、私にとっては数字以上の、震えるような勇気をいただいています。介護や仕事、日々の役割の中で、つい『平気を装って』無理をしてしまう癖がついている私ですが、支援してくださった方々の名前を見るたびに、『一人じゃないんだ』『この物語を待ってくれている人がいるんだ』と、深い安心感に包まれています。このプロジェクトは、誰かのために頑張りすぎて、自分をどこかに置き去りにしてしまった人が、自分自身へ『ただいま』と帰ってこられる場所を作るためのものです。25名の皆さんは、その場所へ続く道のりを一緒に歩いてくれる、最初の大切な『仲間』です。今の私の大きな原動力になっています。助産師として取り上げてきた約1200のベビーとそのママたち、流産や死産の看取り、望まない妊娠による堕胎、不妊治療…そこにいたたくさんの女性たちの想いが、『20の子守唄』になりました。完全版の絵本として、そして日本中、世界中へ届けるために、一歩ずつ進んでいきます。皆さま、本当にありがとうございます。これからも、この物語の完成を見守っていただけたら嬉しいです。前田真澄/産婆婆(さんばーば) もっと見る








コメント
もっと見る