
PLAYTALKをしていると、
中高生から、
「嬉しいことって、あんまり言えない」
という話がよく出てきます。
例えば、
・テストで良い点を取った・部活で活躍できた・好きな人とうまく話せた・SNSで伸びた
そんな“嬉しかった話”をすると、
「自慢みたいって思われそう」「嫉妬されそう」「空気悪くなりそう」
と感じる子も少なくありません。
そのため、
本当は嬉しいのに、
「別に普通」「たまたま」「そんなでもない」
と、感情を小さく見せることがあります。
また、誰かが嬉しそうに話していても、
・冷めた態度をとる・茶化す・無反応になる
ことで、“喜びを出しにくい空気”ができてしまうこともあります。
でも本来、喜びは、
「幸せ」「達成感」「つながり」
を教えてくれる、とても大切な感情です。
PLAYTALKでは、
“喜びを安心して出せること”
も、感情教育のひとつだと考えています。
例えばワークの中では、
誰かの嬉しかった話に対して、
「それめっちゃ嬉しいね!」「頑張ってたもんね!」「それ聞いてこっちまで嬉しくなる!」
と、喜びを一緒に増幅させる練習もします。
最初は照れながらだった子どもたちも、
誰かに嬉しさを受け止めてもらうと、
少しずつ、
「嬉しかった」「実は頑張ってた」
と言えるようになっていきます。
喜びは、一人で抱えるより、誰かと共有すると、もっと大きくなる感情です。
そして、
誰かの喜びを一緒に喜べることは、とても豊かなコミュニケーションでもあります。
PLAYTALKでは、
悲しみや不安だけではなく、
「嬉しい!」「楽しい!」「ワクワクする!」
も、安心して表現できる空気を大切にしています。
喜びを隠さなくてもいい。
誰かの嬉しさを、一緒に喜べる。
そんな関係を、子どもたちと一緒につくっていきたいと思っています。
蟹江絢子



