
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は昨日に引き続き快晴!さすような日差しは昨日よりは穏やかになり、淡水ガメたちの甲羅干しタワーも見れました。
さて、昨日の活動報告では、爬虫類の大まかな進化の流れをお話しました。
本日はさらにそこから、カメがどのように今の姿になったのかについてお話させていただきます。
最古のカメと言われているのは、今から2億2000年前の地層から発見されたオドントケリスというカメです。
海の地層から発見されたこと、甲羅の腹側がとくに発達していることから、海で他の大きな捕食者の海底からの攻撃に備えていたと推測されています。
ですが一方で、現代のウミガメのようなひれ状の脚ではなく、リクガメのような地面をしっかりつかめる指を持っていること、水中で生活する肺呼吸生物に重要な骨が発達していないことから、陸上で生活していたという説もあります。
海でも川でも陸でもなんでもいいじゃんと思いますか?そんなことはないのです。
地球の生命は最初海で生まれ、海で進化しました。その進化の過程の中で、呼吸器系の変化や、オゾン層ができたこと、空中に酸素が増えたことなどにより、一部が陸上に進出しました。
陸上が生命の楽園になると同時に、再び海へと帰る進化をする種類が出てきました。
哺乳類だとイルカやジュゴンの祖先がそれにあたりますし、爬虫類では首長竜・モササウルスなどの海生恐竜がそうです。
ウミガメが陸を求めて進化したのか?リクガメが海へと帰っていったのか?
最古のカメがどこで暮らしていたかによって、その後の進化のストーリーが大きく異なるのです。
一応ウミガメ水族館のカメ達にも聞いては見たのですが、無回答が99%、「そんな昔の事はわかりかねます」が1%あったようななかったようなといった結果でした。
カメは群れで暮らす生き物ではないため、親から子への口伝もありませんし、かめっこ学校なんてものももちろんありません。
カメにきいてわかるなら一番手っ取り早いですが、残念ながら化石の方がずっとおしゃべりです。
今日の写真は99%の無回答のなかから、お誕生日ケーキを食べて満足そうなケヅメリクガメのみかんさん(6)です。私はあなたが幸せなら何でもいいです。
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