
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は快晴です。梅雨明け宣言はまだですが、お天気が続いています。
リクガメ達も、午後の少し日差しが落ち着いてくるまでは木陰で休んでいることが増えました。
さて、本日はウミガメの祖先のお話をさせていただきます。
ウミガメは現在、オサガメ科1属1種と、ウミガメ科5属6種の、計7種いますが、かつてはそのほかにプロトステガ科というものが存在しました。
プロトステガ科は、最古のウミガメとされているサンタナケリスや、ウミガメの祖先として有名なアーケロンも含まれています。
この最古のウミガメサンタナケリスが出現したのは今から1億1000年前で、最初のカメであるオドントケリスが出現してから約1億1000年後です。ちょうど半分ですね。
サンタナケリスはウミガメ公園の子アオウミガメくらいの小型なカメだったと言われていますが、骨格は現代のウミガメにとても似ています。
ウミガメの始まりでもあるプロトステガ科ですが、現在のウミガメよりも頭が大きかったそうです。
そのほかにも違いは多々ありますが、何よりの特徴はそのサイズです。
最古のウミガメサンタナケリスは非常に小型ですが、それ以外の種類は2mを超える種類も多く、現在のウミガメ科の種類よりも大型だったと言われています。
その中でも特に大きかったのがアーケロンです。現在わかっている中ではウミガメの中で一番大きい種類です。
その大きさはなんと全長4m。両腕を伸ばすと5mにもなったそうです。
国立科学博物館に全身骨格があり、天井からつられているので是非見てみてください。想像の3倍は大きいです。
恐竜はもう絶滅しているのでどれだけ大きくても「そりゃ恐竜だもんな~」と思えますが、アーケロンは私たちが知っているウミガメの形のまま大きいので、よりびっくりします。
嬉しいか悲しいかは人それぞれだと思いますが、アーケロンを含むプロストステガ科のウミガメ達は、氷河期末期の大量絶滅で恐竜と共に絶滅しました。
ウミガメは現在の7種以外にもたくさんの種類がいましたが、様々な原因で絶滅しました。
今いる7種が人間のせいで絶滅する、なんてことがないように守っていきたいですね。
残念ながら現実世界にはふたの化石はありませんので、絶滅しても復活させることはできないのです。
今日の写真はプール掃除のときに少しだけ水中にお邪魔して撮影した混獲で保護しているアオウミガメです。
泳いでいるように見えて、しっかりカメラの方を見ています。
本日もご覧いただきありがとうございました。#ウミガメ公園頑張れ をつけてSNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。



