注目のリターン


はじめまして。三重県紀宝町にある「紀宝町ウミガメ公園 」駅長の岸崎と申します。
三重県南牟婁郡紀宝町にある、日本で唯一ウミガメの水族館(ふれあいパーク)を併設した道の駅で、希少なウミガメを守るために【保護・飼育・研究】を行っております。

七里御浜に上陸するウミガメの保護・海還(放流)、大学など専門機関との共同研究、「タッチ体験」や「餌やり体験」などのウミガメとの交流拠点として運営しています。

このような活動を行っている背景として、ウミガメを取り巻く環境の変化があります。
1,海亀が安心して産卵できる環境の減少
ウミガメは故郷の故郷の浜へ帰り産卵を行います。しかし、昨今の気候変動などによる砂浜の減少や人の営みによる環境の変化などによって、「帰る場所」が失われつつあります。
2.海で生きる人とウミガメの共存
豊かな海は、漁師さんの生活の糧であり、ウミガメの住処です。そんな海で意図せず起きるのが、定置網などに入ってしまう「混獲」という事故です。
上記だけが理由ではないですが、それぞれ人とウミガメが共に暮らしていくために「大きな問題」として存在します。
私たちの活動は「ウミガメと人が共に暮らしていくために」必要不可欠だと考えています。

しかし今、その活動は大きな課題に直面しています。

ウミガメの命を守り続けるために、正直に現状をお伝えします。
カメを守るためには、毎年多くの費用がかかります。
現在、この活動には年間2,000万円以上の費用が掛かります。
また、昨今の物価高騰の厳しい現実、カメ達により良い環境を整えていくには、3000万〜4000万円規模の予算が継続的に必要です。
エサ代、ろ過設備、電気代、治療費、修繕費。
これらは一度きりではなく、これからもずっと続いていく費用です。
カメたちの命を守ると決めた以上、
この費用は永続的に続くもので止めることはできませんが、
その負担は大きくのしかかっているのも正直な現状です。



私たちは、道の駅として地域の農家さんと連携しながら、売上の一部をカメたちの保護費として充ててきました。また、ウミガメサポーターの皆様やご来園いただいた方からの募金も保護費に充てさせていただいております。

この場所に関わる皆様の一つ一つが、カメたちの命を支え、
地域の恵みを活かすことが、そのまま保護活動につながっています。
また、ウミガメの保護以外に飼えなくなった外来種の保護もししております。

道の駅には、地域の農家さんが育てた柑橘が並びます。
私たちは日々、その恵みを受け取りながら運営を続けられています。
そんな私たちだからこそ、地域の農家さんが抱える課題を見つけることができました。
◾️地域に眠る「もったいない宝」
見た目の問題で値段がつかないもの。人手が足りず、収穫しきれないもの。高齢化によって、収穫や選別そのものが大きな負担になっている現実。
◾️フードロスという課題
本来は美味しく食べられるにもかかわらず、商品として出荷できないという理由で廃棄されてしまう柑橘。それは農家さんの収入にならないだけでなく、フードロスにもつながっています。

◾️ウミガメの保護運営費
◾️フードロスと高齢化する農家さんの収入不足
どれも紀宝町にとっては「続けることが難しくなっている」という同じ課題です。
持続していくために『新たな仕組み』が必要と考え、今回このプロジェクトを立ち上げました!


捨てられてしまう柑橘を商品に変え、売上を生み出し、その利益をカメたちの保護へ。
飲むだけで、地域の農家さんとウミガメを元気にできる仕組み。
それが「SAVE TURTLE ICE」です!

「SAVE TURTLE ICE」の仕組み


実現するために試行錯誤を繰り返しましたが、捨てられてしまう柑橘を単純に利用するだけでは、価値を十分に引き出すことはできませんでした。
この仕組みを実現するためには、
・アイスクリームブレンダー
・鮮度を閉じ込める瞬間冷凍設備
この2つの設備がどうしても必要です。
今回のクラウドファンディング集まった資金は、
ウミガメの保護費はもちろん、一部をこの設備の導入費に使用させていただきます。
このクラウドファンディングで頂いた支援は、
ウミガメ・地域の100年先に繋がる支援だと考えております。

何卒、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

今回、様々なリターンをご用意しました!
クラファン限定のアイテムや普段できない体験、地域の農家さんの柑橘や加工品、ウミガメグッズ、飼育員しか見れない動画や画像などが配信される限定にオープンチャット参加権などなど、きっと満足いただけるかと思います!


地域では、人口減少、農家の高齢化が進み、収穫や選別の負担が年々大きくなっています。
一方で、カメたちの保護には毎年多額の費用がかかり、その負担も増え続けています。
どちらも大切だと分かっていても、想いだけでは続けることができません。
だからこそ、地域の中で継続的に支え続けられる仕組みが必要だと考えました。
■ 利益はすべてカメたちへ
この取り組みで生まれる利益は、
すべてカメたちの保護に使用します。
地域の柑橘が、農家の収入になり、カメの命を守る。
紀宝町の恵みで、農家とカメを守り続ける。
この循環を、ここから動かしたい。
どうか力を貸してください。
紀宝町ウミガメ公園駅長 岸崎 康次
最新の活動報告
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カメレンジャー幻の8人目のおはなし
2026/07/25 12:00皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は快晴です。リクガメ達には暑すぎるので、快適なバックヤードにいてもらっています。さて、クラウドファンディングもこの土日で終了となります。目標の支援者数1000人まで、あと200人ほどになりました。ご協力いただけましたら幸いです。今回は、ウミガメの分類学において、偉い人も意見が分かれる「クロウミガメ」についてお話させていただきます。クロウミガメはアオウミガメの亜種で、見た目はアオウミガメにそっくりですが、いくつか異なる点があります。ひとつは、名前の通り甲羅が黒っぽいことです。アオウミガメにも背甲が黒っぽい個体はいますが、クロウミガメは腹甲まで灰色がかっており、これはアオウミガメには見られない特徴です。もうひとつは、甲羅の後ろ脚に近い部分がくぼみ、真上から見るとハート型のような形をしていることです。難しいことに、この2点以外の特徴(頭や甲羅の鱗板の数など)はアオウミガメと大きな差がありません。ワシントン条約による輸出入の制限も重なり、このウミガメがアオウミガメなのか、別の種類なのか、なかなか研究が進みませんでした。そんななか、アオウミガメの頭蓋骨の成分を比較する研究によって、クロウミガメがアオウミガメとは異なることが判明しましたが、亜種レベルにとどまっています。加えて、DNAの比較では、クロウミガメはあくまでアオウミガメの地域個体差の一環であると示しており、どちらの研究でもクロウミガメが全くの別種とは言えない結果です。クロウミガメの今後の研究に要注目ですね。個人的には現在7種しかいないウミガメの新種判明の瞬間ですから、私が生きているうちに結論が出たら嬉しいです。あと、アオウミガメの(ほぼ)色違いなんて、わくわくします。野生動物なので、全個体がひとをしらない証付きですしね。地球の7割が海ですから、もしかしたら世界のどこかでひっそり暮らす新種のウミガメがいるかもしれません。ウミガメは現在7種いると言われていますが、その7種でさえわからないことが沢山あります。人間のせいで多くのウミガメが個体数を減らし、絶滅の危機に瀕しています。今絶滅してしまったら、ウミガメのことは今後どんなに科学技術が進化してもわからないままです。単純に、普通に、それってすごく悲しいし、もったいないことだと思うんです。ウミガメ公園の保護活動が、未来のウミガメを守るちいさな手助けになっていたら、これほど幸せなことはないですね。今日の写真は、ウミガメ公園の3歳になるアオウミガメのなかでも、一番明るい茶色の個体です。みんなみえちゃんから産まれてきたのに、少しずつ体色が異なるので不思議です。大きなプールのウミガメ達もよく見ると一頭一頭特徴があるので、観察してみてください。本日もご覧いただきありがとうございました。#ウミガメ公園頑張れ をつけてSNSでの拡散のご協力をお願いいたします。 もっと見る
金のインゴットを背負って泳ぐウミガメのおはなし
2026/07/24 12:00皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は晴れです。少し前までは晴れが恋しかったのに、すっかり雨が欲しくなってしまいました。なんて自分勝手なんでしょう、、さて、クラウドファンディングも残り2日となりました。今日は、ウミガメ研究の進歩についてお話させていただきます。ウミガメはほとんどの種類が、生まれてからすぐ外洋(陸から遠く離れた海)で生活し、その後も産卵時以外は海から出ることはありません。それに加え、群れて行動することが無いこと・海面に浮上するのは呼吸の時に限られること・特定の海域にとどまらず回遊を行うことなどから、野生個体を見つけることすら難しいです。そのため、ウミガメの研究は唯一人間が簡単に近づくことができる産卵のタイミングで活発に行われてきました。様々な技術が進化した現在も、産卵しに来た大人の雌を用いた研究は主流です。最新のウミガメ研究では、個体の背甲に発信機を取り付け、衛星通信によって追跡を行うことが可能になりました。ただルートを追跡するだけでなく、潜水した深度や時間、水温などのデータも一緒に取得できるハイテクぶりです。しかし、この衛星通信発信機を用いる研究には、とても大きなデメリットが存在します。それは、莫大なコストがかかることです。発信機本体の価格が100万円前後。それに加え、衛星システムの利用料、無線の開通費用etc…それだけのコストをかけて取り付けても、取り付けた個体が何らかの理由で死亡してしまったり、発信機が外れてしまったりすると満足なデータは得られません。それに加え発信機の電池の寿命が2年ほどなので、発信機をつけたままウミガメが無事に生きていたとしても2年分しか取得できないのです。なんだかデメリットばかり挙げてしまいましたが、衛星通信を用いた発信機が開発されたことにより、ウミガメだけでなく様々な海洋生物の生態が解明されつつあります。ウミガメの生態がより鮮明に明らかになることで、より効果的な保護活動が行えるようになるのです。また、もっと手軽な手段として、ウミガメ公園では、保護個体を放流する際に両腕に個体識別のタグをつけて放流しています。今後タグをつけた個体がどこかで上陸・漂着・混獲した場合、ウミガメの回遊研究のデータのひとつになります。海岸でウミガメを見つけた際は、タグが付いていないか見てみてくださいね。今日の写真は水を抜かれて強制的に上陸??させられたアオウミガメです。この個体は、6/16の世界ウミガメの日に個体識別タグを付けて海へ放流しました。普段は水があるので近づくと噛まれる危険がありますが、陸になってしまえばこちらの土俵です。動かないので写真もブレないですし、追いかけられたとしても二本足の私の勝利は約束されています。本日もご覧いただきありがとうございました。#ウミガメ公園頑張れ をつけてSNSでの拡散のご協力をお願いいたします。 もっと見る
ウミガメベイビーの隠れ特性のおはなし
2026/07/23 12:00皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は快晴です。蝉の声も日に日に大きくなり、夏を感じます。カメ達は気温や日照時間で季節を感じ取っているので、蝉の声を聴いても夏だなあと思わないんでしょうか。さて、クラウドファンディングも残り3日となりました。本日はウミガメの赤ちゃんが持つ、2つの能力についてお話させていただきます。まず一つ目は、卵から孵るためのツノです。ウミガメの赤ちゃんは、卵を自力で突き破って外の世界に出なくてはいけません。その時に活躍するのが、脚の爪と頭の「ツノ」です。このツノは正式名称を「卵角」といい、カメの仲間の赤ちゃんに広く見られる器官です。大きさは小さく、殻を破るためと聞くとかなり頼りなく見えます。実際に殻を破る様子を内側から見ることは不可能なので、この角がどれほど活躍しているかはわかりませんが、子ガメたちは渾身のずつきで卵から出てくるようです。卵角を使いこなしているなら、ドリルライナーくらいのいりょくは出せるでしょうか。もう一つが、巣から脱出した子ガメたちが海へと向かうのを助ける「フレンジー」という興奮期間です。期間は巣を出てから24時間で、その間子ガメは興奮状態が続きます。これは卵から孵れて超ハッピーなわけではなく、生き抜くための合理的な現象です。以前お話した通り、子ガメは天敵が沢山います。生き抜くためにはなるべく早く、天敵が比較的少ない外洋まで泳がなくてはいけません。そのため、生まれてからの1日だけ、できるだけ遠くまで泳げるようにフレンジーという期間が存在するのです。この2つの他にも、子ガメには酸欠・脱水になりにくかったり、波の方向などをもとに外洋の向きが分かったりと様々な特殊能力が備わっています。カメに限らず野生動物は、生まれた時から死と隣り合わせの生活が始まります。このような少しでも生存確率をあげようとする工夫を知ると、食物連鎖の外にいる人間が邪魔はできないなと感じますね。今日の写真は卵角なんて跡形もなく消えてしまったアオウミガメです。つるんとした輪郭がとってもべっぴんさんです。本日もご覧いただきありがとうございました。#ウミガメ公園頑張れ をつけてSNSでの拡散のご協力をお願いいたします。 もっと見る




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