
mayureプロジェクト|それぞれの視点から Vol.1
~ものづくりの原点に触れるということ~
今回のプロジェクトには、地域の事業者だけでなく、大学生も関わってきました。
異なる立場や世代が関わることで、ものづくりの現場には、さまざまな視点や気づきが生まれています。
本シリーズでは、プロジェクトに関わったそれぞれの立場から、感じたことや変化を順にお届けしていきます。
第1回は、福知山公立大学 4回生の濵本菜那さんの視点から、プロジェクトを通して感じたことを綴っていただきます。
やってみて一番印象に残ったこと
今回の取り組みの中で最も印象に残っているのは、シュシュの生地を実際に選ぶ工程です。
丹後ちりめんには一つひとつ異なる風合いや色合いがあり、どれを選ぶかによって商品の印象が大きく変わることを実感しました。
写真やイメージだけでは分からない、繊細な質感や光沢に触れながら選ぶ体験はとても新鮮で、「ものづくりの原点」に触れている感覚がありました。
また、自分たちが選んだ生地が商品として形になることに対して、責任と同時に大きなやりがいも感じました。
クラウドファンディングを通して感じたこと
今回のクラウドファンディングでは、156%達成・126人の方からご支援をいただき、多くの共感が集まったプロジェクトだったと感じています。
「丹後ちりめんを日常に取り入れたい」といった声を見かけ、伝統素材を現代のライフスタイルに落とし込むことへのニーズを実感しました。
開発の一部に関わった立場として、自分たちのアイデアや視点が実際に形になり、それが多くの人に受け入れられたことに、大きな嬉しさを感じています。
プロジェクトを通しての変化
伝統産業を日常に落とし込むことで、これまで一部の人のものだと感じていたものが、誰にとっても身近な存在へと変わる可能性があると実感しました。
その中で、若い世代の視点も、新たな価値を生み出すきっかけになると感じました。
今後もこのような機会があれば、作り手の想いと使い手のニーズをつなぐ役割を意識しながら、関わっていきたいと考えています。
これからの関わり方
丹後ちりめんのように、本来は日常から少し遠い存在だったものを、より身近に感じてもらえる形にしていくことに、自分たちの世代が関わる意味があると感じました。
また、一度きりの関わりで終わるのではなく、商品開発や発信などを通して継続的に関わり、地域と人をつなぐ存在になれたらと思っています。



