温泉津に子どもが駆け回れる公園をつくりたい。100年先も、帰りたい町であるために

世界遺産・石見銀山の構成資産のまち、島根県大田市温泉津町。今も人の暮らしが息づくこの町の、港そばの空き地に小さな公園をつくります。温泉津100年会議で上がった住民の声から生まれたプロジェクト。100年先も、帰りたい町であるために。

現在の支援総額

315,000

10%

目標金額は2,900,000円

支援者数

32

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

45

温泉津に子どもが駆け回れる公園をつくりたい。100年先も、帰りたい町であるために

現在の支援総額

315,000

10%達成

あと 45

目標金額2,900,000

支援者数32

世界遺産・石見銀山の構成資産のまち、島根県大田市温泉津町。今も人の暮らしが息づくこの町の、港そばの空き地に小さな公園をつくります。温泉津100年会議で上がった住民の声から生まれたプロジェクト。100年先も、帰りたい町であるために。

遺したいのは、この景色と、ここで過ごした時間。

わたしたちは、島根県大田市温泉津町(ゆのつちょう)を拠点とする、温泉津地域経営協議会です。令和7年度末に有志で立ち上げたばかりの、まだ新しい団体です。

「何を遺し、何を築くか」——温泉津100年会議で、100人を超える住民が問い合った言葉です。わたしたちはその言葉を受け継いで、動き始めました。

今回お願いしたいのは、大きな話ではありません。

港から歩いて数秒の空き地に、小さな公園をつくるため、みなさまのお力をお借りしたいのです。

背景と課題

温泉津町は、世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観の構成資産の一つであり、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
温泉津には、他の「保存地区」と決定的に違う点があります。
—今も、人の暮らしが息づいているということです。

近年は移住者も増え、新しい事業が生まれ、温泉街を訪れる人も以前より増えました。それはとても嬉しいことです。

一方でわたしたちが気になっていたのは、地元に住む人たちが、ただ「普通に過ごせる場所」が少ないという現実でした。

ちょっと外に出て、子どもを遊ばせながら一息つける場所。
散歩の途中にベンチがある場所。
そういう、「日常の余白」が、この町には少し足りていませんでした。

なぜ今やるのか —100年会議が教えてくれたこと

令和5年に開催した「温泉津100人会議」、そして令和7年の「温泉津100年会議」。それぞれ110名を超える町民が集まり、この町のこれからを話し合ってきました。

100年会議のテーマは、「何を遺し、何を築くか。」

「100年後も湧く温泉津であるために」という理念のもと、113名が輪になって、傾聴と対話を重ねました。

そこで出てきた声のひとつが、「公園が欲しい」「ベンチが欲しい」というシンプルな言葉でした。

そして同時期に実施した観光客個別モニターツアーでは、あることが確認されました。住民が大切にしてきた価値と、来訪者が魅力と感じる要素が、驚くほど近い場所にある、ということです。

つまり、住民が暮らしていて楽しい町であり続けることが、そのまま来訪者にとっても魅力的な町であり続けることにつながる。それが、わたしたちがこのプロジェクトを始めた、根っこの理由です。

温泉津の浜で気づいたこと

100年会議が終わったある日のことです。

温泉津の浜で、3歳くらいの男の子を連れたお母さんが遊んでいました。その姿を見ながら、ぼんやりとつぶやきました。

「ここにベンチがあるといいのかなあ……」

そのお母さんが返してくれた言葉は、こうでした。

「ここは、ここのままでいいのかもしれない。公園とかベンチは、また別の役割がある場所のような気もしますね」

彼女は松江出身で、ご結婚を機に温泉津に来られた方です。温泉津の浜を、外からの目と、暮らす人の目、両方で見ている人です。

その言葉を聞いたとき、腑に落ちるものがありました。浜は浜のままでいい。だとすれば、公園は別の場所につくればいい。

そこから、港そばの空き地へと、道筋が見えてきました。

プロジェクト内容 —何をつくるのか

温泉津港から歩いて数秒のところに、空き地があります。

その土地の持ち主の方が、「子どもたちのために、町のために、どうぞ使ってください」と、快く申し出てくださいました。

わたしたちはその思いを受け取りこの空き地を整備し、子どもたちが安心して遊べる・町のみんなが気軽に立ち寄れる小さな公園をつくります

具体的には以下を予定しています。

・空き地の整地・安全整備

・遊具の設置

・花植えスペースの整備

もうひとつ、この公園には井戸と手押しポンプを設置します。

この場所にはもともと井戸があります。ただ、長らく使われないまま眠っていました。今回はその井戸を再生し、花植えスペースへの水やりに使えるようにします。

井戸を「復活させる」ことには、もうひとつ意味があると考えています。

井戸はかつて、この地域の人たちの暮らしの傍らに当たり前にあったものです。

水道が整備されてからは使われなくなった井戸も多いですが、いざ大きな災害が起きたとき——地震や台風でライフラインが止まったとき——普段から使われている井戸がある地域では、断水時に地域の共助として機能した事例が、能登半島地震をはじめ各地で報告されています。

眠っていた水脈を、もう一度、町の暮らしの中に戻す。

普段は子どもたちが花に水をやる。いざというときは、この町の人たちの生活用水になる。
そういう井戸にしたいと思っています。(水質については安全確認のための検査を実施します)

つくろうとしているものは、特別な施設ではありません。派手なものでもありません。

ただ、夕方に子どもの声がして、大人がちょっと腰を下ろせる場所。
眠っていた井戸が再び水を湛え、子どもたちが花に水をやる場所。
そして、いざというときにこの町の人たちを支えられる場所。

そういうものを、ここにつくります。

なぜ自分たちがやるのか

わたしたちは「外から見た温泉津」ではなく、「ここに暮らしながら、ここのことを考えてきた」チームです。

温泉津には観光で訪れる人も増えています。でもわたしたちが向き合っているのは、その前段にある問いです。

—この町に住んでいる人たちが、「今日もすてきな1日だった」と感じられるか。

わたしたちが大切にしていることは、訪れる人を「観光客」として迎えるのではなく、「一時的な町民」として受け入れること。
そしてその前提として、ここで暮らす人の日常が、ちゃんと豊かであることだと考えています。

この公園は、その第一歩です。

実現したい未来

温泉津には高校も大学もありません。子どもたちのほとんどは、いつか町を出ていきます。

それでいい、とわたしたちは思っています。

ただ、出ていった先で、ふとした瞬間に—夕暮れを見たとき、子どもを連れて散歩したとき—
「温泉津に、あんな場所があったな」と思い出せる記憶を、この町は渡せる場所でありたい。

子どもの頃に触れた景色、遊んだ場所、そこで感じた時間は、一生消えません。

それが帰省のきっかけになるかもしれない。人生の選択肢に「温泉津」という言葉が浮かぶきっかけになるかもしれない。Uターンという選択を、誰かがいつか思い出してくれるかもしれない。

公園ひとつで大げさかもしれません。でもわたしたちは、そう信じて、この空き地に立っています。

資金の使い道について

目標金額:290万円

・整地、土地整備費

・木塀・看板費

・井戸整備・水質検査

・花植えスペース整備費

・広報チラシ作成費

・CAMPFIRE手数料

・諸経費

※ 万が一、目標金額に届かなかった場合でも、規模を縮小・優先順位を設け実施できる段階的な計画で遂行します

スケジュール

2026年8月    クラファン終了・着工

2026年9月    遊具組み立て

2026年10月    オープン🌿

最後に

何を遺し、何を築くか」—100年会議で問い続けた言葉です。

大きなものを遺したいわけじゃない。壮大なものを築きたいわけでもない。

ただ、夕方に子どもが走り回れる場所。誰かがぼんやりと海を見ながら腰掛けられる場所。
そういう「あたりまえ」が、この町にも欲しい。

温泉津が好きな方、遠くから思いを寄せてくださっている方、一度訪れたことがある方—どんな形でもかまいません。

この小さな公園の仲間になってください。

温泉津地域経営協議会

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 昨日7月15日(火)午前10時、温泉津に小さな公園をつくるクラウドファンディングがスタートしました。そして今、この記事を書いている7月16日午前9時時点で、30名の方から、295,000円のご支援をいただいています。正直に言うと、公開ボタンを押す瞬間まで、どれだけの方に届くのか不安でした。でも、公開してすぐに多くの方がそれぞれのSNSでシェアをしてくださいました。中にはコメントを添えて、それぞれの思いまで乗せて。ご協力くださったみなさま、ご支援くださったみなさま、暖かく見守ってくださっているみなさま。本当にありがとうございます。そんな中、昨日、一通のメッセージが届きました。お子様連れで過去に二度、温泉津に滞在してくださったご家族からです。お子さんは温泉津で観た石見神楽が大好きになり、東京に戻った今も、棒を作って神楽の真似をしているのだそうです。「神楽を見に訪れた温泉津に公園ができたら、自分たち家族は必ずそこで時間を過ごすと思います。温泉津の地域活動は、訪れる側の自分たちにとっても、とても嬉しい出来事です」このメッセージを読んで、胸が熱くなりました。ここで暮らす人の日常を豊かにする活動が、そのまま、温泉津を訪れる人にとっての喜びにもつながっていく。私たちがこのプロジェクトで大切にしてきた想いを、町の外から温泉津を想ってくださる方の言葉で受け取ることができました。温泉津にお住まいの方、温泉津を離れて暮らす方、旅で訪れてくださった方。お一人おひとりのご支援が、港のそばの空き地を、子どもたちの駆け回る場所に変えていく力になります。本当に、ありがとうございます。温泉津港で遊ぶ、学年もバラバラの子どもたちこの公園は、温泉津100年会議で町のみなさんから上がった「公園が欲しい」という声から始まりました。土地の持ち主さんの「どうぞ使ってください」というご厚意があり、使われなくなった井戸を再生する計画も動き出しています。ひとつひとつの積み重ねが、いま、たくさんの応援に支えられて前に進んでいます。クラウドファンディングは8月31日(月)23時59分まで続きます。まだまだ道のりは続きますが、この初日の勢いを、どうか一緒に育ててください。ふたつ、お願いがあります。ひとつは、このプロジェクトを、身近な方にひとことで構いませんので伝えていただけませんか。SNSでのシェアも、「温泉津でこんなことやってるらしいよ」という会話も、すべてが大きな力になります。もうひとつ。近日中に、このプロジェクトの紙のチラシをお作りします。「お店や施設に置いてもいいよ」「周りの方に配ってあげるよ」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。インターネットに馴染みのない方にも届けるための、大切な一歩になります。100年先も、帰りたい町であるために。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

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