
2026年10月18日・19日の2日間、マレーシア・サバ州コタキナバルにて、『セロ弾きのゴーシュ ~音楽と読書の贈りもの~』絵本寄贈プロジェクトを実施いたしました。
今回の訪問では、現地の教会、小学校、そして日本人学校の3か所を訪れ、宮沢賢治の物語とヴァイオリンの音色を通じて、子どもたちとの文化交流を行いました。
【10月18日 Church of Ascension】
初日は、Church of Ascensionを訪問しました。
日本から海を越えて届けた『セロ弾きのゴーシュ』の絵本とともに、宮沢賢治の作品に込められた思いや、音楽が持つ力についてお伝えしました。英語で初めてのスピーチでしたが、皆さんゆっくり耳を傾けて聞いてくださいました。
言葉や文化、育ってきた環境が異なっていても、音楽には人と人との心を結ぶ力があります。
ヴァイオリンの生演奏を通じて、日本の文化や音楽に親しんでいただく機会となりました。

【10月19日 SJK (C) Sen Ming Papar】
2日目は、現地の小学校「SJK (C) Sen Ming Papar」を訪問しました。
子どもたちに日本の文学作品『セロ弾きのゴーシュ』をご紹介し、ヴァイオリンの演奏をお届けしました。
あべさんのご協力のもと、マレー語で翻訳していただきました。
日本の文学に触れると同時に、言語や文化の違いを越えて、物語の世界を共有できることも、このプロジェクトの大切な魅力の一つです。
この絵本が、子どもたちにとって日本の文化への興味を広げ、新しい世界と出会うきっかけとなれば嬉しく思います。
終演後は、みんなでハイタッチして仲良く終わりました!

【10月19日 コタキナバル日本人学校】
同日、コタキナバル日本人学校にも伺いました。
(トップ画像参照)
ヴァイオリンの演奏に加え、子どもたちと一緒に「BELIEVE(ビリーブ)」と「ふるさと」を歌いました。
特に「ふるさと」は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲にも選ばれた作品です。
遠く日本を離れたマレーシアの地で、子どもたちと日本の歌を一緒に奏でられたことは、私にとっても大変感慨深いひとときとなりました。
音楽を通じて同じ時間を分かち合い、歌声とヴァイオリンの音色が一つになる。
そこには、国や場所を越えて人の心をつなぐ、音楽ならではの温かさがありました。
【音楽と読書の贈りものを、世界へ】
今回のマレーシアでの活動は、本プロジェクトにとって、初めての海外へと活動の輪を広げる大切な機会となりました。
宮沢賢治が描いた『セロ弾きのゴーシュ』には、音楽を通じた成長や、他者との関わりの中で生まれる気づきが描かれています。
その物語を、音楽とともに世界の子どもたちへ届けていくこと。
そして、一冊の絵本との出会いが、子どもたちの想像力や好奇心を育み、未来の可能性を広げるきっかけとなること。
それが、私たちの願いです。
今回の訪問にあたり、温かく迎えてくださった各施設の皆さま、開催に向けてご尽力くださった関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
また、クラウドファンディングを通じて本プロジェクトを応援してくださった皆さまのお力添えがあってこそ、こうして日本から海外へと活動を広げることができました。
改めまして、心より感謝申し上げます。
これからも、「音楽と読書の贈りもの」を日本全国、そして世界の子どもたちへ。
一つひとつの出会いを大切にしながら、活動を続けてまいります。
今後とも温かいご支援・応援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。




