いよいよ、終了まで1週間をきったクラウドファンディング。
92名の方々から寄せていただいたあたたかい言葉の数々にも励まされながら、タイ・バンコク公演に向けて、着々とリハーサル&トレーニングも進めているところです。
『Kaow Kome〜いのちを育む、おこめの物語〜』が生まれるまでの出会いやルーツをご紹介する「Kaow Komeにつながる根っこ」シリーズ。
第7弾は、出演者の1人である扶蘇未由名ちゃんのつながり、現在関西を拠点に活動されているアーティストユニット Stadia(スタディア)さんをご紹介します。
『Kaow Kome』韓国公演より
こんにちは!扶蘇未由名です。
Stadiaは2024年に結成され、日本と中国を主な拠点として、現代演劇を中心とした舞台芸術の国際交流・協働を行うプラットフォームです。
ジャンルや国境を越えてアーティスト同士が出会い、交流を通して新たな創造を育みながら、芸術の本質的な価値や魅力を社会へ発信することを目指して活動されています。
私、Bambino!メンバーの扶蘇は、Stadiaを立ち上げた李韻秋さん、守屋慶二さんと、富山県利賀村を拠点に活動する劇団SCOTを通じて出会いました。
利賀村で共に訓練を重ね、生活を共にした経験は、扶蘇の身体表現への探究心をより深め、「舞台芸術を通して、さまざまな人と出会いたい」という想いをさらに育んでくれました。
お二人は演劇だけにとどまらず、あらゆる芸術や社会、さまざまな物事への探究心にあふれています。
2024年11月に上演されたStadia旗揚げ公演『ところで、エミールさん』では、アルベール・カミュの『カリギュラ』を基軸に据えながら、狩猟の歴史の中で語られてこなかった女性たちの物語を描き出しました。
静岡県川根本町で活動されている女性猟師へのインタビューや写真、インスタレーションを織り交ぜながら、女性性、いのち、自由と制限について、観客一人ひとりに問いを投げかける作品となりました。
そして今年6月には、「KANSAI PHYSICAL WORKSHOP FESTIVAL」を開催。
「KANSAI PHYSICAL WORKSHOP」は、ワークショップを中心とした舞台芸術フェスティバルです。
年齢や経験、職業を問わず、「生きているすべての人」が参加できる場を目指し、一人ひとりが自分自身の内なる声に耳を澄ませ、身体を通して世界とのつながりを見つめ直し、その気づきを芸術表現へと育んでいくことを大切にしています。
扶蘇も参加させていただきました。
モンゴルのホーミーの発声や身体表現、記憶を探るワークショップ、スズキ・メソッドの実践、さらには演劇作品がどのように立ち上がっていくのかを体感するプログラムなど、自分の身体や精神を深く見つめ、そこから他者との関わりや世界への広がりを実感できる、とても充実した時間でした。
参加者も演劇人やダンサーだけではありません。
「観劇は好きだけれど、自分でも身体を動かしてみたい」「普段はできないことに挑戦してみたい」という方々も多く参加されていて、そんな皆さんがこのフェスティバルで出会い、交流し、新しいつながりを育んでいく姿がとても印象的でした。
Bambino!が大切にしている「あかちゃんとそのご家族が安心して五感をひらける場所をつくる」という想いとも、深く重なるものを感じています。
StadiaもBambino!も、あらゆる人が安心して表現でき、五感をひらくことのできる場を目指しています。
あかちゃんも、大人も、それぞれが自分らしく表現し、誰かと出会い、新しい世界に触れられる場所をつくっていく。その想いを共有しながら、これからも互いに高め合っていけたらと扶蘇は願っています。
Stadiaでは今後もワークショップや公演など、さまざまな企画が予定されています。
ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください!



