わたしが絵本を描く理由いつも応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。今日は、私がなぜ絵本を描いているのか、そしてなぜ「そのままの君でいいんだよ」というメッセージを届けたいのかをお話ししたいと思います。私はこれまで、絵本がどれほど人の心を豊かにし、あたため、癒してくれるものなのかを実感してきました。子どもたちに絵本を読んであげる時間は、子育ての中でもかけがえのない幸せな時間です。そして実は、この絵本に込めたメッセージには、私自身の経験も重なっています。以前の私は、人と会うことに抵抗を感じたり、周りの人がみんな輝いて見えて、自分と比べて苦しくなったりする時期がありました。人混みに出るとひどい頭痛に悩まされることもあり、思うように外へ出られない日もありました。そんな私を支えてくれたのは、かけがえのない子どもたちの存在でした。そして、大切な友人たちの言葉。さらに、「このままでは終わりたくない」と前を向こうとした自分自身の気持ちでした。たくさんの人に支えられながら少しずつ前へ進んできたからこそ、今度は私が誰かの力になりたいと思うようになりました。同じように悩みを抱えていたり、自分に自信が持てなかったり、外へ出ることが難しかったりする人たちへ。「あなたはそのままでいいんだよ」そんなメッセージを届けたい。絵本には、人の心をそっと包み込む力があると私は信じています。だから私は、この物語を描きました。そしてこれからも、一人でも多くの方へ届けていきたいと思っています。千葉 良子






