私が初めて絵本を描いたのは、2021年の秋でした。ひとり親として子どもたちを育てる中で、未熟だった私は不安や恐怖を抱えながら「ちゃんとした親でいなければ」と必死に生きてきました。周りからどう見られるかを気にし子どもたちにもそう思わせないようにと無理を重ねていた日々…そんな中で、子どもが悩みを私ではなく姉に相談していたことを知ったとき「私は親として足りていなかったのかもしれない」と気づき、涙があふれました。一生懸命やってきたはずなのに…届いていなかったのかもしれないそう思ったとき、せめてこの想いだけは伝えたいと強く願いました。「ママはこんなにもあなたたちが大好きなんだよ」と。大きくなった子どもたちを抱きしめる代わりに、私が選んだのは“絵本”というかたちでした。そうして生まれたのが初めての作品『ねぇま~ま』です。絵本を通して想いを届けていく中で、子どもたちや絵本の存在が そっと私に教えてくれました。「ママはそのままでいいんだよ」と。完璧じゃなくていい自分を認めて 自分らしくいることの大切さを 、私はようやく知ることができました。今はその想いを込めて新作『おむすび村のよねだくん』を通して誰かの心にそっと寄り添えたらと願っています。この物語が 誰かの心をあたため小さな安心ややさしさが静かに広がっていきますようにあたたかな輪が広がっていきますようにどうか 『おむすび村のよねだくん』プロジェクトを応援お願いいたします。






