
今、制作しているものは、絵本です。
今、制作しているものは、アート作品です。
声にできない。
言葉にならない。
そんな想いを、絵がそっと掬い上げてくれる。
キャラクターは、聞き上手な話し相手。
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今回から4回にわたって、この絵本の「え」について、少しずつお話ししていきます。
語り手は、イラストレーターのりつこさんです。
【第1回 なぜ、油彩画なのか】
油彩画にしたのは、イラストレーションというより、アートとしての作品という意識で描きたかったからです。それは、作品として描かせていただくわたしから子どもたちへの、最大の敬意だと考えています。
油彩は、ぼかしや混色が複雑でもついてくる画材です。色を重ねて描くことで表現している、奥にあるきもちや表に出ない感情を感じていただきたいです。
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わたしの場合は、ストーリーを描いて、それをイラストレーターと共有してから、絵をつけてもらっています。
『ことば』で投げたボールが『え』になってかえってくる。
いろんな角度から返ってくるボールに、わたし自身も新しい発見をもらいます。
そこからまた、ことばを返していく。
その往復の中で、この絵本の「え」が生まれています。
次回は、
「なぜ、画面いっぱいに描くのか」
について、お話しします。



