
今、制作しているものは、絵本です。
今、制作しているものは、アート作品です。
声にできない。
言葉にならない。
そんな想いを、絵がそっと掬い上げてくれる。
キャラクターは、聞き上手な話し相手。
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4回にわたって、この絵本の「え」について、少しずつお話ししています。
語り手は、イラストレーターのりつこさんです。
【第3回 無垢の木に描く理由】
木に描こうと思った一番の理由は、
「彫れるから。」
表面に絵を描くだけではなく、彫り込む。刻む。そうすることで、心を表現したいと思いました。
絵として目で見るだけではなく、木の中に刻まれたものを、その優しさや、香りや、手触りを通して感じてほしい。
木そのものを通して、そこに込めた「心」を感じてもらえたら。
そうして、木に描こうと思いました。
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何の木に描くのがいいのか。
種類、厚み、大きさ。
木の職人さんとりつこさんが、ひとつひとつ語らいながら決めていく。
その様子を見ながらわたしは、
わたしのストーリーと、この木が歩んできた物語。
そのふたつを合わせて、この作品を描いていくんだなぁ。
そんなふうに思っていました。



