
クラウドファンディング開始から3日。
あたたかい応援の言葉や反応をいただき、本当にありがとうございます!
今日は、2025年3月から8月にかけて運営した「アドカラー第1章」を振り返りながら、私たちがこの場所で受け取ったものについて、お話ししたいと思います。
何も起きないように見える時間こそ
期間限定で走ったアドカラーには、39日間で759名の方が来店してくださいました。
近くに住む方。仕事帰りにふらっと立ち寄る方。福祉に関心のある方。
Instagramで見つけて気になって来てくださった方。
最初は親子で来店されたけど、そのうちお子さんだけで来店する方も。
年齢も背景もさまざまな人が、同じ空間で時間を過ごしていました。
にぎやかな日もあれば、静かな夜もありました。
カウンター越しに少しだけ会話をする日もあれば、ただ食事をして帰っていく日もありました。誰とも深い話をせず、「また来ますね」とだけ言って帰られる日もありました。
でも私たちは、そういう“何も起きないように見える時間”にも、大切な意味があると感じています。
アドカラーは「福祉相談ができる飲食店」と伝えていますが、相談をしなければいけない場所ではありません。
まずは安心してただ過ごせる場所や、「ここにいていい」と思える空気が必要なのだと思います。

印象的だったのは、おとなしそうな20-30代ほどの男性がふらっと来店された時のこと。
食事をして帰られるのかなと思っていたのですが、味付けについて質問したことをきっかけに、たくさんお話しを伺うことができました。
福祉の専門職だと言わずとも、話したくなる雰囲気があったのかもしれません。
そして一期一会の出会いかと思いきや、後日またふらっと立ち寄ってくださいました。
日常に色を添える
アドカラーにはコンセプトがあります。
「人とまちの日常に、色を添える」
add colorの由来ともなったこのコンセプトのように、
アドカラーでは、ふとした日常の中で少しずつ関係が生まれていく瞬間が何度もありました。
また、閉店後にいただいた声も、私たちの背中を押しました。
「終わってしまって寂しい」
「また開きますか?」
「こういう場所が、ずっとあればいいのに」
そんな言葉をいただくたびに、アドカラーは一時的な企画ではなく、“続いていくこと”に意味がある場所なのだと実感しました。
39日間で終わったからこそ、「続いていてほしかった」と言ってくださる人がいた。その存在に、私たち自身が支えられてきました。
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一方で、第1章には未完成な部分もたくさんありました。
期間限定だからできたこともあれば、期間限定だから難しかったこともあります。
もっと安定して開ける場所があれば、もっと日常的に関われる。
必要なタイミングで思い出してもらえる。
スタッフ体制や設備が整えば、もっと安心して過ごしてもらえる。
そんな課題も見えてきました。
今回の再始動プロジェクトは、第1章の延長でありながら、「また来られる場所」を地域の中に根づかせていくための新しい一歩でもあります。
これまでの手応えを大切にしながら、よりひらかれた、より続いていく場へ。

39日間で生まれた759名との関わりを、また日常へつないでいきたいと思っています。
ここまで関わってくださったみなさま、そして今あらためてこの挑戦を見守ってくださるみなさまに、心から感謝します。
「また来ますね」と言ってもらえる場所を、これからも丁寧につくっていきたいと思います。
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ハイライトポイント
・第1章では39日間で759名が来店
・「入りやすかった」「安心できた」という声が多く寄せられた
・“何も起きないように見える時間”にも意味があった
・閉店後の「続けてほしい」という声が再始動の後押しに
・「また来られる場所」を地域に根づかせる挑戦へ
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次回予告
次回は、アドカラーで実際に提供していた食事メニューについてご紹介します!
メニューや仕込みにも、いろんなストーリーが実はあったのです。



