もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

現在の支援総額

652,000

21%

目標金額は3,000,000円

支援者数

39

24時間以内に6人からの支援がありました

募集終了まで残り

31

もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

現在の支援総額

652,000

21%達成

あと 31

目標金額3,000,000

支援者数39

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

クラウドファンディング開始から4日目となりました。

連日あたたかい応援やメッセージをいただき、本当にありがとうございます。

前回は、39日間で759名の方が来店してくださったアドカラー第1章を振り返りながら、「また来られる場所」を続けていきたいという思いについてお話ししました。

今回は、アドカラーで実際に提供していた食事メニューについてご紹介したいと思います。

実は、アドカラーでは最初から「これを売ろう」と決まっていたわけではありませんでした。



メニュー誕生秘話

まず先にあったのは、「場所をつくりたい」という思い。そして、「誰がどの時間なら店頭に立てるだろう」という現実的な調整でした。

みんなそれぞれ本業や家庭がある中で、どうやって営業日をつくるかを話し合い、最終的に、水曜日と土曜日を中心に営業していく形になりました。

水曜日は、アドカラーの看板ママのスタッフが勤務調整をしながら立ってくださることになりました。ご家庭の事情で仕事を週4日にされていた中で、「楽しいから」と関わってくださっていました。

では、何を出すのか。そこから、メニューを考え始めました。



土曜日営業について話していたとき、「この場所の雰囲気をそのまま食事にもできたらいいよね」という話になりました。

そんな中で、店長が「奥さんが作る魯肉飯(ルーローハン)が好きなんだ」という話題が上がり、「それを試してみよう」というちょっとしたきっかけで、「俺の魯肉飯」が生まれました。

さらに、前店舗からお借りした餃子機もあり、「餃子なら、みんなで一緒につくれるかもしれない」という話になりました。

そこで生まれたのが、「不揃いの餃子たち」です。

形が少しくらい違ってもいい。綺麗に揃っていなくてもいい。

むしろ、その違いごと受け止められるような名前にしたいと思いました。

今のところ、みんな想像以上に綺麗に包んでくれるのですが(笑)。


ただ一方で、飲食店としての“おいしさ”には、かなりこだわっていました。

餃子の味付けや焼き加減には厳しいチェックが入り、「砂糖もう少し入れましょう」や「この焼き具合がベスト」と、何度も試行錯誤を重ねていました。

一人のスタッフが、その厳しさから、夢になんでも餃子が出てきたというエピソードもあるくらいです。


アドカラーは“福祉を添える飲食店”ではありますが、まず「また食べたい」と思ってもらえる飲食店でありたい。その感覚は、大切にしていました。

実際、「不揃いの餃子たち」は定番メニューとして人気になり、先日のコラボ営業でも、「この餃子また食べたかったです」と言ってくださる方が何人もいました。


はたらくチャレンジ

また、「俺の魯肉飯」にも、いろんな物語があります。

仕込みには、「はたらくチャレンジ」として関わってくれた方たちもいました。

過去の飲食経験を活かして参加してくれた人。初めての挑戦として来てくれた人。

その中には、若年性認知症のあるSさんもいました。

Sさんは、魯肉飯の仕込みにも継続的に関わってくださっていて、その展開から、松戸市役所で企画されたアルツハイマー月間に合わせて、1日限定の出張販売の企画に至りました。



実は当日、開始時間が少し遅れてしまい、ご迷惑をおかけした場面もありました。

それでも、用意していた魯肉飯は即完売。

「また食べたい」という声をいただきながら、無事に販売を終えることができました。

料理を通じて、その人の役割や居場所が自然に生まれていく。

アドカラーでは、そんな瞬間が何度もありました。


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また、営業前の開店準備を手伝ってくれていた高校生もいました。

家庭では家事を担う場面も多く、いわゆる“ヤングケアラー”的な側面を持つ子でしたが、アドカラーでは、その経験が自然と活きていました。

ご飯を炊き、準備を整え、スタッフとコミュニケーションをとりながら動いてくれる。

ある日、お客さんから「このご飯、うまい!」と声をかけてもらったことがありました。

その言葉を聞いたとき、ただ“支援される側”“支援する側”を超えることが、この場所には確かにあるのだと感じました。


一緒に調理をしていると、その人の好きな音楽が流れたり、たわいもない雑談が始まったりします。

「この歌好きなんですね」「昔よく聴いてたんですよ」

そんな会話を通して、お互いのことを少しずつ知っていきます。

また、福祉や医療の専門職として関わっているからこそ見えてくることもありました。

長時間同じ姿勢が続くと腰が痛くなること。空間の把握が難しい場面があることなど。

「どうしたらやりやすくなるだろう」を、一緒に考えながらできることを考えていきます。



アドカラーでは、同じ空間で一緒に過ごしながら、その人ができることや得意なことが自然に活きていくことを大切にしていました。

だから食事も、ただのメニューではありませんでした。

誰と食べるか。誰とつくるか。どんな時間がそこに流れるか。

その全部が、アドカラーという場の一部だったのだと思います。


今回の再始動プロジェクトでも、食事を通じて自然に人が混ざり合えるような場を、もう一度つくっていきたいと思っています。

ご支援くださるみなさま、投稿を読んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。

また来たくなる味や空気を、これからも丁寧につくっていきます。


ハイライトポイント

・「俺の魯肉飯」と「不揃いの餃子たち」は、場づくりの中から生まれた

・飲食店としての“おいしさ”や品質にも強くこだわっていた

・餃子は定番メニューとなり、コラボ営業でも人気メニューに

・若年性認知症のある方や高校生など、多様な人が仕込みや準備に参加・料理を通じて、その人の役割や関係性が自然に生まれていた

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次回予告

次回は、アドカラーを支えるスタッフや運営体制についてご紹介します。

なぜ福祉の専門職が飲食の現場に立つのか、その意味をお伝えします。

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