もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

現在の支援総額

1,173,250

39%

目標金額は3,000,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

19

もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

現在の支援総額

1,173,250

39%達成

あと 19

目標金額3,000,000

支援者数73

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

こんにちは!

昨日の投稿を読んでくださった方、ありがとうございました。

今日は、あのエピソードの背景にある「社会的な文脈」を、少し掘り下げてみたいと思います。

ちょっと(いやかなり?)硬い内容かもです。


あの親子は、すでに「支援につながっていた」

昨日ご紹介した親子。

娘さんのことで精神的にキツい状態で来てくださったお母さん。

扉を開けた瞬間の「相談室はどこ?2階?」という言葉。

そしてお店を出た途端に娘さんが笑顔で言った「また来よう」。

実はこの方は、すでに相談機関につながっていました。

担当の相談支援員さんも、もちろん真剣にこの方に向き合っていたはず。

それでも、届かないものがありました。

「障害のある親同士が、自然に話せる場所」

既存のご紹介できる先は少なからずありますが、より希望に沿った選択肢を制度の中に見つけられなかった。

それで相談支援員さんは私に連絡をしました。「こういう場や取り組みを知らないか」と。



データが示す「支援のミスマッチ」

これは、この親子だけの話ではありません。

令和6年度 内閣府「人々のつながりに関する基礎調査」では、こんな事実が明らかになっています。

孤立し、強い孤独感を抱える人の50.1%が、相談を「無駄・解決しない」と考えている。

さらに、支援につながっていても孤独感が解消されない「ミスマッチ群」と呼ばれる人たちの存在が示されています。

相談で「気持ちが楽になる」と感じながらも、「問題が解決する」とは思えていない。

支援の量や有無ではなく、その「質や内容」がニーズと合っていない可能性を、データは示しています。

支援制度が存在するだけでは、届かない。

その「最後の壁」が、日本社会に厳然と存在しています。



だから、アドカラーは飲食店でなければならない

相談窓口に行くということは、「自分には問題がある」と自覚して、

「どこに相談すべきか」を調べて、勇気を出して扉を開けるということです。

でも本当に追い詰められている人ほど、そのステップを踏む余力がない。

そして上記のデータが示すように、そういう人ほど「相談しても無駄」と思っている場合がある。

「ご飯を食べに行く」という動機には、その心理的ハードルがありません。

ただ食べに来た。

でもそこに人がいて、話せる空気があって、専門職もいる。

気づいたら話していた。

あの親子が「また来よう」と言えたのは、アドカラーが「相談に行く場所」ではなく「ご飯を食べに行く場所」だったからだと思います。

そこに専門職がいたから、自然な会話の中でそれぞれが必要なものを受け取れた。


支援の「手前」に、場所が必要だ

制度は、困っている人が「助けてほしい」と言えることを前提に設計されています。でも現実は逆です。最も困っている人ほど、助けを求めることができない。

アドカラーは、その「手前」に立とうとしています。

相談する必要がない場所として存在することで、相談できない人たちが自然と人とつながれる。それが、飲食店という形を選んだ理由です。

この場所を続けることの意味が、少し伝わったら嬉しいです。

※データ出典:令和6年度 内閣府「人々のつながりに関する基礎調査」及び関連分析

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