
先日、福岡の試食会の時にこのような質問を受けました。
「ウガンダにも富裕層がいるなら、その人たちから投資してもらうことはできないの?」
私の答えは、彼らはまだ「日本人」という「私」を信用できないから投資を控えてるのだと思います。
ウガンダの人たちは基本的に親日で、日本製品をリスペクトしています。しかし、日本人個人に対して100%信用しているかというと、そうでもないのです。
その理由は、多くの日本人が今まで彼らを裏切ってきたからです。
アフリカをはじめ、途上国にスタディツアーやボランティアなどで多くの日本人が訪れます。物乞いやストリートチルドレンなど、日本とは違う環境に衝撃を受け、「何かしてあげたい!」と思い寄付をしたりする方も出てきます。
それは、大変素晴らしいことです。
しかし、「彼ら(日本人)は、『また来るね』というけれど、誰も来ない」「1回目は助けてくれても、そのうち来なくなる」という声もあります。
日本人も時間的、経済的に余裕のある時は支援できますが、家庭や仕事など何らかの都合で余裕がなくなった時、そこまで手が回らなくなり、支援をする余裕もなくなります。
日本人が「ビジネスで現地の貧しい人たちを助けたい!」と、目をキラキラさせてアフリカでビジネスを立ち上げる方もいますが、途中で資金が尽きたり、精神的に参ってしまったりと、辞めてしまう方も多いのも現実です。
だから彼らが「結局は、来なくなる人」という認識を持ってしまうのです。
これは日本でも同じことがあります。
以前、児童養護施設から通っていた学生さんが、私にこんなことを言っていました。「施設には(子どもたちを助けたいと)いろんな大人の人がやってくる。でも、そのうち来なくなる。だから心から信用することはない」
「かわいそう。だから助けてあげなくちゃ!」と何か活動を始めても、継続し続けるのが難しく、結果として途中で辞めてしまうことになる。これは日本国内でもよくあります。
持続して支援し続けるのは、とても難しいのです。
「せっかく仲良くなったのに、帰っちゃった。
あの人たちは帰る場所があるけど、私たちはここしかない。
あの人たちはいつかいなくなる。だから信じない」
日本の児童養護施設の子どもも、アフリカの人たちも似たような感情を持っています。
だから私は、日本国内での活動もアフリカでの活動も、支援をしようとは思っていません。
「一緒におもろいことやろや!」という精神で、一緒に楽しく美味しいお好み焼きを作るのです。
これから海外にチャレンジする次の世代のためにも、「結局は来なくなった日本人」にならないよう、今もこれからも少しずつ信頼関係を構築していきたいです。



