熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

現在の支援総額

16,000

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目標金額は3,000,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

30

熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

現在の支援総額

16,000

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目標金額3,000,000

支援者数5

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

遂にフルスペック試作機完成
妻の安全への想いから生まれたプロジェクト

山間部で路線バスの運転士をしている妻の勤務エリアでは、熊出没のニュースが続いています。熊スプレーを備えていても、噴射に失敗すれば十分に対応できない可能性がある——そんな現実を強く意識するようになりました。

「遭遇しないための対策」や、遭遇後に熊を遠ざける手段だけでは限界がある。もし至近距離で遭遇してしまったとき、“人そのものを直接守る手段” が必要なのではないか。

その想いから、この開発を始めました。

熊の爪や牙から身体を守る携帯型防護具

携帯型防護具のイメージ図

熊による被害は、爪や牙によって肉をえぐられるような深刻な外傷になるケースが多くあります。
そこで考えたのが、人間の体と熊の爪牙の間に、防刃機能を持つ高機能布を介在させるという発想です。

装置の中央には、ポリカーボネイト製の透明窓を配置しています。
ポリカーボネイトは、機動隊の防護盾にも使用される高強度素材で、一般的なガラスの約200倍の耐衝撃性を持つとされます。

この中央窓の周囲に、防刃機能を持つ特殊布と、展開用のCO₂ボンベを収納します。
熊との遭遇時には、トリガー操作によってCO₂ガスが放出され、折りたたまれていた特殊布が瞬時に展開。直径約130cmのドーム状防護構造を形成します。
展開時には、チューブ状リブが防刃性外皮を押し広げ、使用者の上半身を包み込みます。

防護外皮には、高い引裂き強度を持つ特殊素材「Ultra 200X」を採用しています。
動画は、帆布11号・デニム・Ultra 200Xに同じ切れ込みを入れ、引裂こうとした比較です。

【防刃素材 Ultra 200X引裂き強度比較】

中央の透明窓部分は盾として機能し、熊の突進や前脚による一撃に備えながら、外部状況の確認ができます。
ドーム型に展開した特殊布は、遠距離では人の姿を熊の視界から隠し、近接時には熊の爪や牙と人体との間に介在することで、被害の軽減を目指します。

現在、こうした「遭遇してしまった瞬間」に人を護る携帯型防護技術は、ほとんど存在していません。だからこそ、実現する価値があると信じています。

携帯用対動物防護具として特許を取得しました。
【携帯用対動物防護具 特許第7862064号】

令和8年3月6日に特許出願、令和8年5月11日に特許を取得しました。異例の早期特許取得です。

現在は実用化に向けた試作開発を進めています。


クラウドファンディングで実現したいこと

このプロジェクトでは、実寸試作機の完成、構造改良、そして安全性検証を進めていきます。山林作業者、登山愛好家、そして妻のようなバス運転士――野生動物との遭遇リスクを日常的に抱える人々を守る製品として、実用化を加速させたいのです。

当初は、来年春頃の製品化を想定し、試作開発や実機試験を独力で進める予定でした。しかし、去年にも増して熊の出没や被害報告が相次いでいます。

だからこそ、1日でも早く試作品の完成と実機検証を進め、今年の秋までに第一次製品を届けることを目標に、このクラウドファンディングを立ち上げました。


皆様のご支援がもたらすもの

皆様からいただくご支援は、単なる製品開発資金ではありません。近年、熊の出没や人的被害のニュースが日常的に報じられるようになりました。山林作業、登山、通勤、地域での生活――「近くにいるかもしれない」「気配を感じる」という不安を抱えながら行動しなければならない場面が増えています。そして実際に、“まさか自分が遭遇するとは思わなかった”という被害も各地で起きています。このプロジェクトは、そうした野生動物との遭遇、そして遭遇の危険を感じる状況の中で、人を護るための新しい選択肢を実用化する挑戦です。本技術はすでに特許を取得しており、現在は実寸試作機の開発と実機検証を進めています。この防護技術を実用化し、山で働く人、山を楽しむ人、そして日常の中で野生動物と隣り合わせに暮らす人々へ、新たな安心を届けたいと考えています。皆様のご支援が、その第一歩になります。

この技術を形にするために

株式会社ACT-Xは、この防護技術を社会に届けるために設立した会社です。
熊などの野生動物との遭遇や、アウトドア環境における緊急時に使用する携帯型防護具の開発を進めています。
本プロジェクトでは、防刃素材と独自の展開構造を組み合わせることで、軽量性・携帯性・展開性・防護性の両立を目指しています。

近年、熊の出没や人的被害は全国で増加しています。
「遭遇しないための対策」だけではなく、“遭遇してしまった瞬間”に人を護る技術が必要だと、私たちは考えています。
本技術はすでに特許を取得しており、現在は動作検証モデルを経て、普通布を用いた実寸試作機による検証と改良を進めています。

ひとを護ることは、熊も護ること。
人と野生動物の双方にとって、不幸な事故を少しでも減らしたい。

それが、ACT-Xの目指す開発です。


実現のためのスケジュール

開発ロードマップ

実寸試作機の完成、構造改良を経て、安全性検証を実施します。2026年中の実用化を目指し、確実なステップを進めていきます。

着想、構想

    ↓

[特許出願] 令和8年3月6日携帯用対動物防護具

[特許取得] 令和8年5月11日

携帯用対動物防護具 特許第7862064号

  

[動作検証モデル] 令和8年3月展開構造・リブ動作を確認(ビニール試作写真) 

   ↓
[普通布 実寸試作機]実寸サイズで展開・保持を検証(現在開発中)

    

[構造改良]リブ形状・窓構造・保持性を改良 

               

          [防刃素材 実証試作機]防刃素材を使用した試験機を製作
   

                    ↓
               [安全性・実地検証]

                    ↓

                 [第一次製品化]

最後に

このプロジェクトは、熊被害が身近になっている現状の中で、「遭遇してしまった瞬間に人を守る手段が必要ではないか」という考えから始まりました。

野生動物との遭遇を完全に避けることは難しいからこそ、その瞬間に身体を守るための新しい選択肢を形にしたいと考えています。

現在ほとんど存在していない領域への挑戦ですが、実用化に向けて試作・検証を進めています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 実証試験機の作成及び試験費、製品制作用各種データ作成、活動報告・広報費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 試作2号機の外皮製作が完了しました。2号機では軽量化のため中央のポリカーボネイト盾を小型化しました。その結果、開口部が小さくなった分、防護外皮の面積が増加し、1号機よりも製作に手間がかかりました。また、実際に裁断を進めると想定以上に生地を使用し、準備していた材料だけでは足りず、予備として用意していた生地も投入して完成させました。これで外皮の製作は完了です。次は膨張リブや中央部品の組み立てを行い、展開試験へ進みます。引き続き応援よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 現在、試作2号機の製作を進めています。今回の試作2号機では、軽量化を目的として中央のポリカーボネイト盾を小型化しました。その一方で、防護範囲を維持するため外皮部分の面積が大きくなる設計となっています。まずは新しいサイズに合わせた型板を製作し、外皮の裁断作業を開始しました。使用する外皮材料も事前に準備していましたが、実際に型取りを進めると想定以上に生地を消費することが判明しました。試作1号機では幅148cm×長さ200cmの材料で十分な余裕がありましたが、2号機では外皮面積の増加により予定量では不足し、予備として確保していた材料を投入することになりました。図面上ではわずかな寸法変更でも、実際の立体構造では必要な材料量が大きく変わることを改めて実感しています。現在は外皮部品の製作を進めており、今後は軽量化した構造でどこまで重量を削減できるかを検証していきます。試作1号機の重量は約2.4kgでしたが、試作2号機では1.8kg以下を目標としています。引き続き開発状況を報告してまいりますので、応援よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • ご支援・応援いただきありがとうございます。現在、携帯用対動物防護具の試作2号機の製作を進めています。今回の主な目的は「軽量化」です。現在の試作機の重量は約2.4kgですが、試作2号機では約1.8kgを目標に改良を進めています。試作2号機も現在の試作機と同様、市販の部材を使用して製作します。しかし、市販部材には重量や寸法などの制約があるため、軽量化には限界があります。そこで、試作2号機で構造や仕様を確定した後は、量産機向けの専用部材の開発を進める予定です。量産機では1.5kg以下、最終的には1.2kg程度を目標としており、より携行しやすい製品を目指しています。熊との遭遇は登山やハイキングだけでなく、農作業や林業、公共交通機関の業務など、さまざまな場面で発生する可能性があります。そのため、防護性能だけでなく「持ち運びやすさ」も重要な要素だと考えています。引き続き実用化に向けて改良を進めてまいります。今後とも応援よろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

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  1. 2026/06/19 23:26

    実用化されたらとても有効ではないかと思う商品に出会いました。 量産機では、展開前のサイズは、どの程度の寸法を予定しているでしょうか? 携帯する時の大きさを想定しておきたいです。

    1. 2026/06/19 23:46

      コメントありがとうございます。 現在の試作機は、展開前の状態で直径約55cm、重量約2.4kgです。 現在製作中の試作2号機では軽量化と小型化を進めており、展開前サイズは直径約34cm、重量は1.8kg以下を予定しています。 量産機については、試作2号機と同等の大きさを目標としており、さらに軽量化を進めて重量1.2kg程度を目指しています。 なお、展開前のサイズは中央のポリカーボネート製盾の大きさに依存します。盾は防護外皮の立体形状を保持する役割と、展開後に使用者が確実に保持するための役割を担っているため、単純に小さくすることはできません。 携帯性と防護性能のバランスを考慮しながら、実用的なサイズを追求してまいります。


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