熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

現在の支援総額

5,000

0%

目標金額は3,000,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

51

熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

現在の支援総額

5,000

0%達成

あと 51

目標金額3,000,000

支援者数3

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

妻の安全への想いから生まれたプロジェクト

山間部で路線バスの運転士をしている妻の勤務エリアでは、熊出没のニュースが続いています。熊スプレーを備えていても、噴射に失敗すれば十分に対応できない可能性がある——そんな現実を強く意識するようになりました。

「遭遇しないための対策」や、遭遇後に熊を遠ざける手段だけでは限界がある。もし至近距離で遭遇してしまったとき、“人そのものを直接守る手段” が必要なのではないか。

その想いから、この開発を始めました。

熊の爪や牙から身体を守る携帯型防護具

[携帯型防護具のイメージ図]

熊による被害は、爪や牙によって肉をえぐられるような深刻な外傷になるケースが多くあります。
そこで考えたのが、人間の体と熊の爪牙の間に、防刃機能を持つ高機能布を介在させるという発想です。

装置の中央には、ポリカーボネイト製の透明窓を配置しています。
ポリカーボネイトは、機動隊の防護盾にも使用される高強度素材で、一般的なガラスの約200倍の耐衝撃性を持つとされます。

この中央窓の周囲に、防刃機能を持つ特殊布と、展開用のCO₂ボンベを収納します。
熊との遭遇時には、トリガー操作によってCO₂ガスが放出され、折りたたまれていた特殊布が瞬時に展開。直径約130cmのドーム状防護構造を形成します。


展開時には、チューブ状リブが防刃性外皮を押し広げ、使用者の上半身を包み込みます。

中央の透明窓部分は盾として機能し、熊の突進や前脚による一撃に備えながら、外部状況の確認ができます。
ドーム型に展開した特殊布は、遠距離では人の姿を熊の視界から隠し、近接時には熊の爪や牙と人体との間に介在することで、被害の軽減を目指します。

現在、こうした「遭遇してしまった瞬間」に人を護る携帯型防護技術は、ほとんど存在していません。だからこそ、実現する価値があると信じています。

携帯用対動物防護具として特許を取得しました。
【携帯用対動物防護具 特許第7862064号】

令和8年3月6日に特許出願、令和8年5月11日に特許を取得しました。異例の早期特許取得です。

現在は実用化に向けた試作開発を進めています。


クラウドファンディングで実現したいこと

このプロジェクトでは、実寸試作機の完成、構造改良、そして安全性検証を進めていきます。山林作業者、登山愛好家、そして妻のようなバス運転士――野生動物との遭遇リスクを日常的に抱える人々を守る製品として、実用化を加速させたいのです。

当初は、来年春頃の製品化を想定し、試作開発や実機試験を独力で進める予定でした。しかし、去年にも増して熊の出没や被害報告が相次いでいます。

だからこそ、1日でも早く試作品の完成と実機検証を進め、今年の秋までに第一次製品を届けることを目標に、このクラウドファンディングを立ち上げました。


皆様のご支援がもたらすもの

皆様からいただくご支援は、単なる製品開発資金ではありません。近年、熊の出没や人的被害のニュースが日常的に報じられるようになりました。山林作業、登山、通勤、地域での生活――「近くにいるかもしれない」「気配を感じる」という不安を抱えながら行動しなければならない場面が増えています。そして実際に、“まさか自分が遭遇するとは思わなかった”という被害も各地で起きています。このプロジェクトは、そうした野生動物との遭遇、そして遭遇の危険を感じる状況の中で、人を護るための新しい選択肢を実用化する挑戦です。本技術はすでに特許を取得しており、現在は実寸試作機の開発と実機検証を進めています。この防護技術を実用化し、山で働く人、山を楽しむ人、そして日常の中で野生動物と隣り合わせに暮らす人々へ、新たな安心を届けたいと考えています。皆様のご支援が、その第一歩になります。

この技術を形にするために

株式会社ACT-Xは、この防護技術を社会に届けるために設立した会社です。
熊などの野生動物との遭遇や、アウトドア環境における緊急時に使用する携帯型防護具の開発を進めています。
本プロジェクトでは、防刃素材と独自の展開構造を組み合わせることで、軽量性・携帯性・展開性・防護性の両立を目指しています。

近年、熊の出没や人的被害は全国で増加しています。
「遭遇しないための対策」だけではなく、“遭遇してしまった瞬間”に人を護る技術が必要だと、私たちは考えています。
本技術はすでに特許を取得しており、現在は動作検証モデルを経て、普通布を用いた実寸試作機による検証と改良を進めています。

ひとを護ることは、熊も護ること。
人と野生動物の双方にとって、不幸な事故を少しでも減らしたい。

それが、ACT-Xの目指す開発です。


実現のためのスケジュール

開発ロードマップ

実寸試作機の完成、構造改良を経て、安全性検証を実施します。2026年中の実用化を目指し、確実なステップを進めていきます。

着想、構想

    ↓

[特許出願] 令和8年3月6日携帯用対動物防護具

[特許取得] 令和8年5月11日

携帯用対動物防護具 特許第7862064号

  

[動作検証モデル] 令和8年3月展開構造・リブ動作を確認(ビニール試作写真) 

   ↓
[普通布 実寸試作機]実寸サイズで展開・保持を検証(現在開発中)

    ↓

[構造改良]リブ形状・窓構造・保持性を改良    ↓
[防刃素材 実証試作機]防刃素材を使用した試験機を製作

    ↓

[安全性・実地検証]

    ↓

[第一次製品化]

最後に

このプロジェクトは、熊被害が身近になっている現状の中で、「遭遇してしまった瞬間に人を守る手段が必要ではないか」という考えから始まりました。

野生動物との遭遇を完全に避けることは難しいからこそ、その瞬間に身体を守るための新しい選択肢を形にしたいと考えています。

現在ほとんど存在していない領域への挑戦ですが、実用化に向けて試作・検証を進めています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 実証試験機の作成及び試験費、製品制作用各種データ作成、活動報告・広報費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 防刃外皮の試作に使用するUltra 200Xの裁断です。昨日普通の裁ちばさみで挑戦したのですが、文字通り歯が立ちませんでした。そこで急遽、ロールカッターと「金網まで切れるクラフトばさみ」を購入して再挑戦。ロールカッターなら切断自体は可能だったものの、私の技術では立体縫製用の複雑な裁断線を正確になぞることができず、最終的にはクラフトばさみを使って切り進めることになりました。しかし、このUltra 200Xが想像以上の強敵でした。新品のクラフトばさみでも、一度に切り進められるのはせいぜい3cm程度。ゴリゴリと音を立てながら、少しずつ裁断していきます。「さすが防刃素材」と言うべきか、「恐ろしい素材」と言うべきか――。裁断開始時には3cmほど切れていたクラフトばさみも、作業終了時には刃が消耗し、一度に3mmほどしか切り進めなくなってしまいました。改めて、この素材の強靭さを実感しています。そんなUltra 200Xですが、驚くことに光が透けるほど薄い素材です。軽量でありながら非常に高い強度を持つため、今回の防護具開発において重要な候補材料となっています。なお、3,000円のご支援をいただいた方には、Ultra 200Xの端材をお送りする予定です。ぜひ実際に手に取って、その薄さと強度を体感してみてください。引き続き、防刃外皮の製作を進めてまいります。次は縫製です。ご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 防刃外皮に使用予定のUltra 200Xを裁断中。はさみで裁断に挑戦しましたが、さすが防刃素材。簡単には切らせてくれません。実際に手を動かしてみると、新たな課題が見えてきます。一つずつ解決しながら前へ進みます。 もっと見る
  • ご支援・ご関心をお寄せいただきありがとうございます。現在、防刃材料として採用を検討している Ultra 200X を用いた試作機製作に向けて、裁断および縫製準備を進めています。製作した立体縫製用の型板を使用し、Ultra 200X へ裁断線および縫製線の転写作業を行っています。本プロジェクトの外皮は、展開後に人の上半身を包み込む立体形状となるため、単純な平面裁断ではなく、縫製後の形状を考慮した精度の高いパターン作業が重要になります。また、近頃は防護・アウトドア用途向け高機能素材の流通在庫が少なくなっており、Ultra 200X の確保にも苦労しました。販売元や取扱店の在庫を確認しながら調達を進めた結果、幸いにも実機試作1台分に必要な材料を確保することができました。普通布モデルによる展開試験で得られた知見を反映しながら、防刃材料による本格試作へ向けて一歩ずつ作業を進めています。転写作業完了後は裁断、縫製へ進み、実際の防刃材料を用いた展開試験および形状確認を行う予定です。引き続き開発状況をご報告してまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る

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