首都圏若者サポートネットワークの池本修悟です。2018年に若者おうえん基金をご支援いただいてから5年が経過しました。その節は本当にありがとうございました。昨年6月の児童福祉法改正や今年の4月にこども家庭庁も発足などを契機に若者を取り巻く環境も大きく変わってきています。社会的養護を巣立った若者を支援する制度は法律的には整ってきていますが、依然として当事者である若者がどのような状況に置かれているのかわからないため支援の輪が広がらないことをこの5年間痛感してきました。そのような中で、児童養護施設出身者でもある山本昌子さんが作成したドキュメンタリー映画『REALVOICE』に出会い、生の若者の声を聴いたことで、私自身改めて支援の在り方について考える機会をいただきました。毎年行っている首都圏若者サポートネットワークシンポジウムは基調講演を行ってからのディスカッションが通例ですが、今年は映画を上映し、若者を支援している伴走支援者の皆さんがこの映画をどのように受け止めたのか語っていただくことで、より深く若者が置かれている現状について知る機会に出来ればと思っております。最後に映画の主題歌を提供した加藤登紀子さんにも来場していただき生で主題歌を歌っていただきます。コロナ後初のリアルのイベントとなり皆さんがいらっしゃるのか不安なところもありますが、是非多くの皆様にご参加いただき社会的養護を巣立った若者を応援する輪を広げていければと思います。〇イベント案内ページhttps://wakamono-support.net/news/633/○イベント申し込みフォームhttps://forms.office.com/r/MT0CMMGWBj〇シンポジウムチラシhttps://drive.google.com/open?id=1PISRXFWH8hF585ugEcNo9LV3DHPgqORp&usp=drive_copy【イベント概要】困難を抱えて生きる子ども・若者たちのなかには、児童虐待を受けた経験をもつ人たちも多くいます。虐待を受けた経験は、その後も精神面などに大きなダメージを残しますが、当事者の抱える生きづらさを実感をもってイメージすることは、なかなか難しいかもしれません。6 回目を迎える首都圏若者サポートネットワークシンポジウムは、そんな見えづらい虐待を受けた経験をもつ人たちのリアルな姿を綴ったドキュメンタリー映画『REALVOICE』を上映します。そのうえで、『REALVOICE』の山本昌子監督と若者を伴走支援する支援者の皆様に映画の感想と若者を伴走支援する際の課題などをパネルディスカッション形式でお話いただき、来場者の皆様にも感想をシェアしていただきます。またスペシャル企画として歌手の加藤登紀子さんにもご参加いただき、同映画の主題歌『この手に抱きしめたい』を生演奏していただきます。一人でも多くの方に児童虐待を受けた経験を持つ若者の現状について知っていただきたいと思いますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています。 ○開催日2023年11月11日(土)○時間13:00-16:30(開場:12:30)予定(スケジュールは予告なく変更する場合があります)第1部13:00 首都圏若者サポートネットワーク活動報告第2部13:30 ドキュメンタリー映画『REALVOICE』上映第3部15:15 パネルディスカッション&ダイアローグ小川杏子氏(NPO法人パノラマ)高橋亜美氏(アフターケア相談所ゆずりは所長)ブローハン聡氏(一般社団法人コンパスナビ)山本昌子氏(『REAL VOICE』監督)第4部16:00 スペシャル企画加藤登紀子氏(歌手)山本昌子氏(『REAL VOICE』監督)○場所ハリウッドホール東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドプラザ・アクセスhttps://www.hollywood.ac.jp/access/○料金お気持ち制○参加対象者300人
首都圏若者サポートネットワーク事務局長の池本修悟です。皆様のご支援を受けて開始した若者おうえん基金助成ですが、3年目を迎えることができました。本当にご支援ありがとうございます。今年もクラウドファンディングを実施し、下記の通り助成の公募を実施しております。社会的養護関係者の皆様にシェアをしていただけると幸いです。社会的養護のもとに育った子ども・若者たちの多様な自立を支援する伴走者を対象に、「若者おうえん基金」から助成金の給付をおこないます。(対象エリア:東京、埼玉、神奈川)伴走型支援の経費補助を目的とした「伴走支援枠(上限150万円)」と、より広範な支援事業の補助を目的とした「先駆的実践枠(上限300万円)」の2つの助成枠を設けています。 https://wakamono-support.net/application/また、首都圏若者サポートネットワークでは、過去に助成を行った伴走支援団体に対して「新型コロナウイルス感染症による支援への影響」についてのアンケートを行いました。4月にアンケートを実施した際は、マスクや衛生用品のニーズが高かったですが、8月に実施した際は、就労環境への影響について8割以上の団体からコメントをいただきました。 「飲食業関係に就労している者や学生でアルバイトをしている者の収入が減少している」(児童養護施設 大阪府)「会社が倒産し、仕事を新たに探した子もいた。コロナの関係で離職が増え、通常よりも新たに就職することが難しい」(自立援助ホーム 愛知県)「出勤日数の減少により精神的な面でも不安定となり、ケアの必要性が高まる」(アフターケア事業所 東京都)など支援者の負担も増えている中で、若者おうえん基金助成を通じて、身寄りのない若者への支援を届けてまいりたいと思います。https://readyfor.jp/projects/wakamono2020/announcements/143499引き続きご支援どうぞよろしくお願いいたします。首都圏若者サポートネットワーク事務局長 池本修悟
首都圏若者サポートネットワーク事務局長の池本修悟です。お陰様で3か月ご支援いただきました若者おうえん基金クラウドファンディングも明日が最終日となりました。これまでご支援本当にありがとうございました。https://readyfor.jp/projects/wakamonokikin現在首都圏を中心に児童養護施設や里親から巣立った若者の支援を行っていますが、全国どこでも、同様の支援が必要な若者が、安定した伴走者と支援体制を得て、希望をもって、自立ができる仕組みを構築していきたいと考えています。そのために、全国の都道府県に、専門的な伴走者を擁し、持続的に、安心と信頼を提供できる若者の自立を支援できる体制を整備する一助となる助成事業を実施したいと考えました。これまでは埼玉、東京、神奈川の伴走支援者への助成を行ってきましたが、今回は、全国に700万人の組合員が活動している連合の『ゆにふぁん』とタイアップし、全国各地で自立援助ホームやアフターケア事業に取り組む伴走支援者が現状の課題を乗り越えるための活動に助成金を給付するためにキャンペーンを立ち上げました。お陰様で、サードゴールの目標金額を達成することができました。皆さまそれぞれが大変な状況の中、大変多くの方々にご支援を頂きまして、本当にありがとうございます。寄付金は、新型コロナ緊急助成分として、コロナの状況下で日々奮闘している、伴走者の方々への支援に充当させて頂きます。私たちは、新型コロナの影響が長期化することを想定し、社会的養護を巣立つ若者たちへ長期的な支援を行うために、800万円を目指し最後までクラウドファンディングを頑張りたいと思います。明日までに頂くご寄付は、新型コロナ緊急助成として伴走者支援に充当することに加え、コロナの影響を大きく受ける、社会的養護を巣立つ若者たちへの支援に充当させていただきます。最後まで応援をよろしくお願いいたします!若者おうえん基金クラウドファンディングhttps://readyfor.jp/projects/wakamonokikin
若者おうえん基金を応援してくださっている皆様こんにちは、首都圏若者サポートネットワーク事務局長の池本です。新型コロナウィルス対策で緊急事態宣言が全国で発せられ大変なことと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。 新型コロナウィルス感染拡大に伴い、大きく影響を受けている社会的養護を巣立った若者を応援する伴走支援者に対して緊急助成をするために寄付募集を行っていることを先日お伝えさせていただきましたが、4月23日、全国の社会的養護のアフターケアに取り組まれる伴走支援者向けの緊急助成の公募を開始いたしました。財源としては、現在取り組んでいる若者おうえん基金クラウドファンディングのネクストゴールで設定させていただいた寄付金を充てさせていただきます。若者おうえん基金クラウドファンディングhttps://readyfor.jp/projects/wakamonokikin是非支援が必要な団体をご存じでしたらご案内いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。<<新型コロナ緊急助成概要>><趣旨>新型コロナウイルスの流行や緊急事態宣言を受けて、若者おうえん基金の助成先団体より、業務増加に伴うスタッフ人件費の増加、マスク・消毒液等物資の不足など、厳しい現況について報告を受けています。こうした状況を踏まえ、社会的養護からの自立支援を行う「伴走者」に対して、緊急支援が必要と判断しました。感染予防や様々な活動自粛の影響を、資金面で支える目的で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急助成事業を実施します。<対象>全国の社会的養護の下に暮らす(暮らした)おおむね30歳までの子ども・若者を支援する「伴走者」(既存の専門機関、児童養護施設、自立援助ホーム、里親家庭、アフターケア事業者、生活困窮者自立支援相談窓口、若者サポートステーションなど)。*以下のいずれにも該当しない団体であること・個人的な活動や趣味的なサークルなどの団体・政治活動や宗教活動を主たる目的とする団体・反社会的勢力と関係のある団体<対象事業>新型コロナウイルスの影響への対応として必要となる活動。*使途について、使用実績のご報告をお願いしています*以下、想定している対象事業例・当事者支援のために必要な活動 —就労リスク対応:生活支援、食料配達、シェルター確保 —精神面のケア:相談員の充実、子どもの余暇の充実(玩具等の購入)・団体運営継続のために必要な活動 —感染リスク対応:マスク等の予防衛生物資の購入、宅食の充実、職員の車通勤支援、オンライン購入にかかる配送料確保、オンライン事業の充実 —人手不足対応:スタッフの補充、既存スタッフの人件費補充 —感染時リスク対応:隔離場所確保、防護服等の衛生物資の購入<助成内容>1団体あたり上限10万円(総額は200万円を想定)<募集期間>2020年5月7日(木)締切 (ただし、助成総額に達しない場合はそれ以後も随時受付)詳細はこちらの募集要項をご覧ください。https://wakamono-support.net/application/https://readyfor.jp/projects/wakamonokikin/announcements/130646