
9月17日、18日と、早稲田大学人間科学部の井上真先生とゼミの皆さんが、月夜見山荘周辺の石積みの修復作業を手伝いに来てくださいました。

井上先生は、環境社会学、森林政策学がご専門。インドネシアなど海外での研究を主にされてきましたが、山梨県のご出身で、その縁から早川町に興味を持ってくださり、東京大学で教鞭を執られていた頃から、多くの学生さんを早川町へ送り込んでくださいました(私の前職時代の話です)。

早稲田大学に移られてからも、毎年、ゼミ合宿で早川町にお越しいただいていて、この3年間は山荘周辺の石積みの修復作業を手伝っていただいています。
天候が心配されましたが、奇跡的に二日間とも晴れ、(一社)ほらじゅうの上原佑貴さんの指導のもと、幅4m、高さ1mほどの石積みが無事完成しました。

正解のない石のパズル。現代社会では機会の少なくなった共同作業。意見を出し合い、役割を分担し、どうやったら効率よく作業を進められるかを考える。石積みは、人と協力して一つのものをつくり上げる力を、実践のなかで鍛えることのできる良い教材なのでしょう。
涼しい風は吹いていたものの、思いがけない晴天に、作業した学生さんたちの腕や首、顔は真っ赤っか。山荘には宿泊やランチのお客様も多数いらっしゃったため、学生さんたちが自由に使えるスペースを十分に確保できず、ちょっとした木陰や小さなテントの下で休憩や昼食を取ってもらうことになりました。学生さんにはご不便をおかけしてしまいました。
こんな時、やはりよろず小屋があると、オリエンテーションや食事、休憩の場所として使え、体調管理の面でも、より安心して活動してもらえるのになあと思った二日間でした。

よろず小屋が完成したら、このような大学や企業の合宿、研修、ボランティア活動なども受け入れ、石積みをはじめ、山に関わるさまざまな作業を行い、共に学ぶ機会をつくっていければと考えています。
今回手伝っていただいた「石積み」という営みは、よろず小屋で展開する「人と自然のこれからの関係」を模索する活動の中でも、大きな位置を占めるものと思っています。
次回は、なぜそんなふうに思うのか、その辺りを書いてみたいと思います。

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【クラウドファンディング現在地】
皆さまのご支援のおかげで、支援総額650万円を超えました。目標金額の65%まで到達しました。本当にありがとうございます。
一方で、募集期間は残り25日となりました。
今回のクラウドファンディングは、目標に届かなければ支援金を受け取ることのできないAll-or-Nothing方式です。
しかも、当初思い描いていた理想のよろず小屋を実現するには、セカンドゴール1500万円を最終的な目標として目指したいと考えています。
山の暮らしの知恵や技術を、次の世代へ手渡していくための「山の共同よろず小屋」。実現に向けて、最後まで走り続けます。
引き続き、ご支援や情報のシェアにお力を貸していただけましたら幸いです。



