明治の町家の灯りを守りたい——温泉津シェア文庫「本と舍」屋根修繕プロジェクト

島根県温泉津(ゆのつ)のシェア文庫「本と舍」は、令和7年6月の開業から1年が経ちました。無料で誰でも利用できるこの場所を、これからも守り続けるために、今回は屋根の修繕費用のご支援をお願いしたいと思います。本と人がめぐりあう場所を、どうかもう少し、続けさせてください。

現在の支援総額

779,000

38%

目標金額は2,000,000円

支援者数

79

募集終了まで残り

38

明治の町家の灯りを守りたい——温泉津シェア文庫「本と舍」屋根修繕プロジェクト

現在の支援総額

779,000

38%達成

あと 38

目標金額2,000,000

支援者数79

島根県温泉津(ゆのつ)のシェア文庫「本と舍」は、令和7年6月の開業から1年が経ちました。無料で誰でも利用できるこの場所を、これからも守り続けるために、今回は屋根の修繕費用のご支援をお願いしたいと思います。本と人がめぐりあう場所を、どうかもう少し、続けさせてください。

本と舍 西田優花です。おかげさまで、支援者の方が79名、お気に入り登録も80名に達しました。そしてもうすぐ、支援総額が800,000円に届こうとしています。ここまで来られたのは、ご支援くださった方々、SNSで広めてくださった方々、そしてこのページをそっと見守ってくださっている方々のおかげです。本当にありがとうございます。利用くださったみなさまからの、手紙クラウドファンディングのご報告をしながら、今日はもうひとつ、皆さんにお伝えしたいことがあります。本と舍には、ご来館いただいたお客様から、お手紙をいただくことがあります。その中からいくつか、ご紹介させてください。「良い本と出会いました。ありがとうございます」「今日は温泉街の朝、夕暮れ、湯治の旅でした。縁側に座り、うめの木に1つ梅実があるのを眺め、季節を感じていました。この本、“誰か”——久しぶりにゆっくりと宿で読ませて頂きました。ありがとうございます」そしてもう一通。本を持って旅をされている方から、こんな言葉をいただきました。「いつも本を持って旅しています。読み終えたものを置いておきます。この場所があると知ったので、次に来るときは長逗留したいです」読むたびに、この場所が旅の記憶の一部になっているのだということを感じます。縁側に腰を下ろして、梅の木を眺めながら本を開いた時間。宿に持ち帰って、夜ゆっくりと読み続けた時間。次の旅の口実になっている、この場所のこと。本と人のめぐりあいは、こんな形でも続いているのだと、手紙を手にするたびに思います。屋根の修繕は、そのためにあります雨漏りが続くこの建物の屋根を直すことは、こうした時間を守ることでもあります。旅人が縁側に腰を下ろせる場所を、次の旅を心待ちにする場所を、これからも続けていくための工事です。残り38日。引き続き、どうかよろしくお願いします。西田優花


本と舍の入口には、暖簾があります。藍の地に淡く浮かぶ「本と舍」の文字。あの暖簾を作ってくださっているのが、出雲市の長田染工場です。長田染工場今回、クラウドファンディングのリターンとして、長田染工場・5代目の長田匡央(ながた まさお)さんに、本と舍のロゴ入り手ぬぐいを制作していただくことになりました。これを機に、その技法と、匡央さんのことを少しご紹介させてください。※この記事の上部の画像は、昨年の開業時に長田さんに直接 暖簾をお持ちいただいた、記念すべき日のお写真です筒描藍染(つつがきあいぞめ)とは江戸時代、出雲では木綿の栽培と藍染が庶民の暮らしに深く根づいていました。市内を流れる高瀬川の沿岸には紺屋(こうや)が建ち並び、婚礼のたびに嫁入り道具として筒描の風呂敷や蒲団包みが誂えられたといいます。筒描藍染は、下絵となる型紙をもとに、渋紙で作った筒袋に防染糊を入れ、手で絞り出しながら生地の上に模様を描いていく染め方です。型染めのように型紙で染料を置くのではなく、糊を「描く」ことで模様を生み出します。糊が乾いたら米ぬかを振って固め、藍甕に十数回繰り返し浸して染め上げる。最後に流水で糊を洗い落とすと——それまで糊の下に隠れていた模様が、静かに浮かび上がります。大きなものは完成まで3週間以上。気の遠くなるような手仕事のすえに、一枚の布ができます。長田染工場、5代目のこと化学染料の普及によって、かつて何十軒もあった紺屋は次々と姿を消しました。筒描藍染を今も続けているのは、全国でわずか2〜3軒とされています。長田染工場は、高瀬川のほとりに残るその一軒です。染め上がった生地を川につけて糊を落とす糊落としの様子5代目の匡央さんは20歳で染色の学校を卒業し、この工房を継ぎました。「伝統の継承はデザインの継承ではなく、技法の継承だと思っている」と語る匡央さんは、昔ながらの嫁入り風呂敷を作り続けながら、テーブルランナーやコースターなどモダンなデザインの品も生み出しています。筒描の線と余白を生かしたコラボレーションにも積極的で、「色々な人に筒描藍染をやってもらいたい」という言葉が印象的です。本と舍の暖簾も、そんな匡央さんとの対話の中から生まれました。手ぬぐい、届けます画像のてぬぐいはイメージです今回のリターンには、本と舍のロゴを筒描藍染で染めた手ぬぐいをご用意しました。温泉津の小道の町家に掲げられてきた暖簾と同じ技、同じ手から生まれた一枚です。日々の暮らしの中で使っていただけたら、と思います。本と舍への支援が、出雲の職人仕事とも繋がっていること——そのことを、手のひらの上で感じていただけますように。


本と舍 西田優花です。公開から2日目、もうすぐ500,000円に達しようとしています。ご支援をくださった方々はもちろん、SNSでこのプロジェクトを広めてくださっている方々のお力があってこそだと、心から感じています。今日はそのことについて、少しお伝えさせてください。言葉が、言葉をつないでいく皆さんがシェアしてくださった投稿を拝見していると、それぞれの方の言葉で本と舍のことを伝えてくださっていることに、胸を打たれます。「書店や本屋のない温泉津にとって、大切な文化の拠点となっているシェア文庫。温泉津の貴重な本に触れ合える場所を未来へつなぐため、皆さまの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます」「温泉津の町の中にひっそりと佇む貸本屋さん。町の人のよりどころになり、そして観光で来られた方も腰を下ろして地元の人たちと話したり——ここに行ったら出会える、そんな町にとって大事な場所です」「夏の暑い日、風鈴の音の中、ソファに沈み込んでサンダルをパタパタさせながら、温泉津の本と舍でマニアック図書を貪りたい。たまにうちわで扇ぎながら、人が行き交うのをぼんやりと眺めたい」「友人がやっているプロジェクトです。良かったら覗くだけでも、それだけじゃなくても……微力ながらお力になれば嬉しいな」自分では言えないようなことを、皆さんが代わりに語ってくださっている。そのことが、じんわりと嬉しく、そしてありがたいです。※ここに紹介しきれなかった方々も含め、思いを込めて届けてくださったすべての言葉に、心からお礼を申し上げます。「見るだけでも」が、力になります「覗くだけでも」「お気に入り登録だけでも」という言葉を、複数の方の投稿で目にしました。その通りで、ページを見てくださること、お気に入りに登録してくださること、誰かに話してくださること——そのひとつひとつが、このプロジェクトを前へ進める力になっています。もし周りにこの場所や温泉津に関心を持ってくださりそうな方がいれば、引き続き声をかけていただけると嬉しいです。残り57日、どうぞよろしくお願いします。


公開初日、26名の方にご支援いただきました。ありがとうございます。本と舍 西田優花です。6月1日10時、クラウドファンディングを公開しました。正直なところ、どれだけの方に届くだろうかと、ドキドキしながらのスタートでした。それが、公開からわずか24時間のうちに26名の方からご支援をいただき、プロジェクトページの「お気に入り」には40名もの方が登録してくださっています。SNSでシェアしてくださった方、お知り合いに声をかけてくださった方、ページをお気に入りに登録して見守ってくださっている方。支援という形以外にも、さまざまな方法でこのプロジェクトを広めてくださっていることが、画面越しにも伝わってきます。関わってくださっているすべての方に、心からお礼を申し上げます。皆さんからのメッセージが、力になっています支援とともに、たくさんの温かいメッセージもいただきました。その一部をここに紹介させてください。皆様からの応援メッセージ「温泉津に行った際にはいつも娘と寄らせてもらってます!いつもありがとうございます!応援しています!」「今度はじっくり、ゆっくり、奥の部屋も、訪れたいです!永く続きますように!」「雨漏りが直りますように。 またお邪魔するのを楽しみにしています!」「この舍に立ち寄る人と人が笑顔を交わし合い、気楽に語り合える場所になってくれたらいいなと願っております!」「先日の雲南市メンバーの視察では、ありがとうございました!温かく歓迎いただき、うれしかったです!引き続きチーム島根で一緒に地域を湧き上がらせていけるとうれしく思います」「今年もまたいくのたのしみですー」メッセージを受けて「また来る」と言ってくださる方、娘さんと一緒に来てくださっている方、遠くから応援してくださっている方。それぞれの言葉の中に、本と舍がその方の日常の一部になっていることを感じて、読むたびに胸があたたかくなります。これから58日間、どうかよろしくお願いします目標金額まで、まだ道のりはあります。でも、初日にこれだけの方が「気にかけてくれている」ということが、何より心強い出発点になりました。引き続き、SNSでのシェアやお知り合いへの口コミなど、できる範囲でご協力いただけると大変嬉しいです。本と舍の屋根を守るこの取り組みを、どうか一緒に進めさせてください。西田優花


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