
いつも「この町Camp」を応援してくださり、本当にありがとうございます。 一般社団法人いのちを繋ぐGOODLUCK 代表理事の外山岳です。
熊本県氷川町・宇城市での災害ボランティア活動を通して、たくさんのことを感じ、考えさせられました。今なお、避難生活や不便な暮らしを強いられている方々がいらっしゃることを思うと、一日も早く日常が戻ることを心から願っています。
活動中、先輩の幼馴染のご自宅(宇城市)に寝泊まりさせていただく機会がありました。建物の外観に大きな被害は無く、電気も数日で復旧していたものの、水道だけは通っていませんでした。
そこで僕は、これまで経験したことのない問題に直面しました。
飲料水は買いに行けば足りる。しかし、生活用水、特にトイレに必要な水の量は想像以上でした。小トイレで2L、大トイレで4L。家族3人でも、1日でおよそ50L近い生活用水が必要になります。容器は何に入れるのか、どう運ぶのか、水汲み場所までの距離はどれくらいか。一つひとつが切実な課題でした。
5日目の朝、実際に生活用水を汲みに行かせてもらい、熊本が阿蘇山の恵みによる豊富な水源に助けられていることも教えていただきました。今回、被災者宅に身を置かせていただいたことで、結果的に「被災者疑似体験」をすることになりました。
この規模の災害がもし大阪で起きたらと考えたとき、僕の頭に浮かんだのは「水の奪い合い」でした。氷川町や宇城市は高齢者の多い地域ですが、大阪には子どもが多く暮らす地域がたくさんあります。子どもが体を満足に洗えず、トイレの衛生環境が保てなければ、体調不良や肌のかゆみなど、不調が必ず出てきます。そうなれば大人は子どもを想うあまり心に余裕がなくなり、地域に不協和音が生まれ、乱れていく。そんな想像をしてしまうほど、強烈な体験でした。
だからこそ、「子どもたちを守りたいからこそ、子どもたちに守る力を。」という想いが、僕の中でより一層強くなりました。「守られる側から守る側へ」避難所で笑っていた子どもの笑顔に大人も引っ張られていました。子どもには特に、誰かを幸せにできるパワーが備わってるんです。
そして、この町Campで子どもたちに伝えたいのは、知識や技術だけでなく、いざという時に自分と大切な人を守るための「想像力」と「決断力」です。
今回の熊本での経験も、必ず9月11日・12日の「この町Camp」に活かしていきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/956173/idea



