
気候変動の影響で、森全体が枯れていた。
黒い森だった。
アラスカを北上し、標高が高くなるほど、寒さは増し、紅葉の色は強くなっていく。
黄色だったシラカバの紅葉は、ここでは強く輝きすぎて橙色に見える。
黄色が強いほど、トウヒの緑は黒に見える。
と思ったら、本当に黒だった。
森全体が枯れていた!
カルロクリークの辺りで、どこまでも枯れた黒い森が広がる。
ここは国立公園のすぐそばなのです。
あまりの異常事態に絶句しながら、国立公園に近づくにつれて、純度が高くなる自然を眺める。
目の前で切り立つ山が、雲に届いていた。
純度の高い自然は、圧巻で有無を言わせない。
人間なんて寄せ付ける隙もないくらい。
自然を大切にしようなんて、おこがましいほど、絶対的な自然がある。
さあ、これからいよいよフェアバンクスへ。
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(前回の投稿からの引用)
温暖化により「完全に環境が変わったんだ」と分かる。
人によっては
「温暖化による新しい生態系ができて、それが自然だからそれでいいじゃないか」
と言う。
だけど問題は「温暖化」そのものじゃない。
温暖化に移行する「スピード」が問題なんです。
温暖化だけだったら、過去の地球でも何度も起こっているし、自然の相対的な現象と言える。温暖化が、何百年、何千年かけて進行するなら問題ないんです。
問題は、人の営みの急激な自然破壊により、温暖化が通常ありえない「スピード」で人為的に進行したこと。
たった、6年でこんなに自然が変わるくらい、とんでもないスピードで、自然が変化を強いられた時
そこに住む生き物達が変化に耐えられないんです。
変化が早すぎて、新しい環境に移行する為の準備ができずに、絶滅したり、数を減らしたりする。
いろんな生き物の社会がめちゃくちゃになる。
全ての自然の生き物は、地球を回す為に必要な歯車なので
いなくなったり、生態系が機能不全となる度、地球はどんどん不具合を起こし、その揺り戻しは、未来に積み重なり、全生物でそれを受けることになる。
これまでずっと、そんな風に積み上がってきた。
人間だって、急激な自然の変化があれば、簡単に社会は耐えきれなくなる。
たった6年でこの有り様は本当に恐い。
僕たちの生活の何を変えたらいいのか
すぐにできることは何か、発信していきます。
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今回の写真も、カメラマンの河野達也さんの作品です。
他の達也さんの写真は、クラウドファンディングのリターン「WEBアルバム」を選んでもらうと、楽しむことができます!
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「アラスカの原生林を旅して、ミュージシャンが気候変動の未来を変える作品を作る」
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