

寺谷親乃佑といいます。
石川県の宝達志水町というところで、バーの経営と、肉の卸業をしています。
卸業では、毎日肉の仕入れ場に足を運んでおり、石川県で一番新鮮な朝採れの肉を卸しています。
バーのほうは、「ジョンブル」というお店で、安く楽しんでもらえるように2,500〜3,500円で飲めるような営業をしています。
私は社会に出たらやりたいことがたくさんあったのですが、工業高校を卒業してまずは社会人としての力をつけようと思い、鉄工所で働きました。
鉄工所で数年働いて役職ももらえるようになったところで、「独立してもやっていけるだろう」と自信がついて、その会社を退職しました。
バーをやりたいと思っていたので、お酒を勉強するために石川県の金沢にある片町というところのバーで、鉄工所を退社した後に働きました。
「ジョンブル」の物件は祖父が半世紀前に買っていたもので、長い間祖父の妹さんが経営していました。妹さんも高齢になり店を畳む話が出た時、自分に譲ってほしいと直訴したものの、「水商売はダメだ」と祖父から反対されました。
それでも、私が片町のバーに行って働いている姿を見て、私の本気度が伝わったようで、「ジョンブル」の権利を承継してもらえることになりました。
こうしてバーの経営に就くことになりました。
実は片町のバーで働いていた頃にコロナ禍に見舞われました。コロナ禍の頃、金沢市内は蔓延防止でアルコールの提供が禁止されました。そのためバーは休業せざるを得なくなりました。
石川県内金沢以外の地域ではアルコールの提供ができ、自分の母もアルコールの提供ができる焼肉店で働いていました。その焼肉店のオーナーから「バーに出勤できないなら、うちを手伝ってくれないか?」と声をかけてもらいました。オーナーは母の親友の旦那さんで、私も幼いころから知っていたこともあり、承諾しました。
オーナーは卸業もやっていましたがそれを辞めるつもりだということを知ったので、「お客さんと仕入れ先の権利を全て引き継がせてほしい」とお願いして、肉の卸業も始めることになりました。
こうして今は、バーと肉の卸業の二足のわらじでがんばっています。



能登豚を食べられる焼肉店をオープンしたいのです。
そのために必要な資金をこのクラウドファンディングで集めたいと思っています。
能登豚は脂の甘さが特徴のお肉です。脂が甘いおかげで、トントロのような部位も重くなく美味しく食べられます。
能登で作った豚=能登豚になるそうですが、毎日朝採れの一番新鮮な状態で買っているので、捌きたてほやほや、冷凍なしでも出すことができます。
ただ、なかには冷凍したほうがお肉がもちもちになって美味しくなるものもあります。冷凍したほうがいい部位については冷凍して出すことも考えています。
焼肉店の焼き台は「無煙ロースター」を採用します。
その名の通り煙の出ない構造の焼き台です。煙は脂が落ちることで出ますが、この台は脂が出た後が従来と違うので煙が出ません。煙が出ないのでダクトも要りませんし、頭にも服にもにおいがつきません。火事の心配もありません。
肉を乗せるところがパイプになっていて、そのパイプに水が通っていて、肉を放置しても焦げないのです。焼き台の見えないところには炭が入っていて、遠赤外線で、バーベキューの赤い炭のように美味しく焼けます。
従来の鉄板と違い洗うのも簡単で時間も人手も削減できます。その分を値段に転嫁して安く楽しんでもらうことも考えています。
この無煙ロースターは沖縄で流行っているほか都内でも広がっていますが、石川県内では初めて導入します。
焦げずに一番いい状態で焼けるこのロースターで、美味しいお肉を美味しい状態で食べてもらいたいと思います。




2024年の能登半島地震で、能登の状況は著しく変わりました。特に輪島が元に戻るには長い戦いになるだろうと思います。能登の入口である宝達志水町に輪島を集めて、ここで輪島を味わってもらえる店にしたいと思います。
無煙ロースターで焼いて食べる輪島のフグや塩サイダー。能登豚以外にも輪島尽くしの食材を集めたいです。
店長を任せるのは、輪島出身の女性です。彼女は「ジョンブル」にお客さんとして来てくれていました。輪島で勤めていましたが、震災で仕事を続けるのが難しくなり、今度一緒に焼肉屋をやってもらうことになりました。輪島を感じられるお店を作ってくれると期待してます。
2024年の震災で成人式が無くなりました。その時に成人式を迎えるはずだった学年の子たちが「成人式は無くなったけど成人パーティーはしたい」という想いを聞かせてくれたので、「ジョンブル」を貸切にして使ってもらいました。
何もない宝達志水町から都会に出て行ってしまう若い人たちも多い中で、「ジョンブル」での成人パーティーに来た子たちのように、地元にとどまってくれる若い世代もいます。そういう子たちに色々な経験をしてほしいし、輪島や能登の刺激を感じてほしいという想いもあります。
また、この宝達志水町は、保育園無料など子どもにお金がかからない町です。町はそういうことをPRしていないので多くの人は知らず、何もない場所だから住みづらいと敬遠されることが多いです。だからこそ町のためになることをしたいという気持ちがありますし、実際私の卸しているお肉を宝達志水町のふるさと納税の返礼品にしたいというお話もいただき、ふるさと納税サイトで買えるようになっています。焼肉屋も含め、自分にできることで町に還元できることをしていきたいです。




「輪乃くに」で大切にしたいのは、良いものを、できるだけ良い状態で食べてもらうことです。
肉の卸業で培ってきた経験を生かし、能登豚は仕入れから保存、下処理、焼き方まで、その肉に合った方法を考えて提供します。焼き台にもこだわったのは、せっかくの肉を最後まで美味しい状態で食べてもらいたいからです。
そして、この店で味わってほしいのは能登豚だけではありません。輪島のフグや魚、塩こうじ、サイダーなど、輪島の食も少しずつ取り入れ、宝達志水町で輪島を知り、味わえる店にしていきたいと考えています。
また、この場所は、昼は地域で長く親しまれてきた「志お食堂」、夜は焼肉店「輪乃くに」として営業します。
新しい店をつくるだけではなく、これまで地域にあった味も残しながら、新しい能登の食も届けていく。
能登豚を食べに来る。輪島の味を知る。志お食堂の味を楽しむ。
そんなふうに、ここへ来る理由が一つずつ増えていく店に育てていきたいと思っています。

今回のクラウドファンディングでは、お店に来てくださる方にも、遠方でなかなか来店できない方にも参加していただけるリターンをご用意しました。
今回の挑戦をきっかけに「輪乃くに」を知っていただき、能登豚や輪島の食に触れていただくことです。
お店に来てくださる方へ
実際に「輪乃くに」へ足を運んでいただける方には、お店で楽しんでいただけるリターンをご用意しています。
3,000円|店主と乾杯チケットご来店時に、店主またはスタッフと一緒に乾杯していただけるリターンです。対象ドリンク1杯とオリジナルステッカーをご用意します。
そして、しっかり食事を楽しみたい方には、
35,000円|お店予約特別コース&お食事権30,000円分
をご用意しました。
30,000円分は店舗で使えるお食事権としてご利用いただき、さらに特別コースをご用意する予定です。
クラウドファンディングをきっかけに初めて来てくださる方も、これまで寺谷とつながってくださった方も、ぜひ実際にお店で食事を楽しんでいただけたらうれしいです。
遠方でお店まで来られない方へ
「応援したいけれど、石川県まではなかなか行けない」
そんな方にも、この挑戦に参加していただけるようにしました。
まずは、物品などのお届けを設けず、活動報告を通して挑戦を見守っていただく
3,000円・5,000円・10,000円|全力応援コース
をご用意しています。
店舗づくりやメニュー開発、地域との取り組み、オープン後の様子まで、CAMPFIREの活動報告を通じてお伝えしていきます。
そして今回、遠方の方にもぜひ実際に食べてもらいたいのが、
能登豚ホルモンミックスです。

- ・超早割|150g×3パック
- ・早割|150g×3パック
- ・通常|150g×3パック
- ・大容量パック|150g×5パック
を冷凍便でお届けします。
店まで来ることができなくても、能登豚を実際に食べることで、この挑戦に触れていただけたらと思っています。
お店に「応援の証」を残したい方へ
もう一つ、今回大切にしたのが、応援してくださった方の存在をお店に残すことです。
10,000円|店内木札にお名前掲載店内に掲げる木札に、お名前やニックネームを掲載します。
50,000円|帆前掛けにお名前刺繍スタッフが使用する帆前掛けに、お名前を刺繍します。
また、企業・団体の皆様には、
100,000円|法人おしぼり広告枠500,000円|看板・地域活性化パートナー
もご用意しています。
単に広告を掲載するというだけではなく、この地域に新しい人の流れや交流をつくっていく仲間として、一緒にお店を育てていただきたいという思いで設計したリターンです。
食べる。来る。見守る。名前を残す。
応援の形は一つではありません。
お店に来て食べる。ご自宅で能登豚ホルモンミックスを味わう。活動報告を読みながら見守る。お店に名前を残す。企業として地域の挑戦を支える。
それぞれの方に合った形で、この挑戦に参加していただけたらうれしいです。
「能登豚を、もっと多くの人に食べてもらいたい。」
その思いを、このリターンを通じて一人でも多くの方に届けていきます。





8月中 プレオープン開始
8月26日 オープン予定
9月初旬 クラウドファンディング開始
10月末 クラウドファンディング終了予定
11月末 リターン発送開始予定



今回のプロジェクトでは、支援金を募る前に、すでに店舗の改装と重要な機材の導入を自力で進めております。
その最大の理由は、震災で仕事を失い、一年間の厳しい修行を終えて帰ってきた輪島出身の店長に、一日も早く再起の場を提供したかったからです。彼女の決意を無駄にしないため、また、地域の方々が「志お食堂」の味を再び楽しめる場所を確保するために、私はあえて先に動き出しました。
皆様からいただいたご支援金は、この「仲間の再起」と「能登の食文化の継承」を支えるための先行投資費用の一部として、大切に活用させていただきます。




「ここには、何もないから」 そんな言葉を、この街で何度も耳にしてきました。
でも、私はそうは思いません。 工業高校を卒業して鉄工所で汗を流した日々も、祖父から受け継いだバー「ジョンブル」のカウンターで交わした言葉も、そして毎日屠場へ通い、お肉のプロとして能登の食の豊かさに触れてきた経験も。そのすべてが、この街にある「宝物」だと確信しています。
「何もないと言われるなら、飲み屋も食べ物屋も、全部俺が作ったる」
そんな青臭い意地だけで、私は走り続けてきました。しかし、2024年の震災がすべてを変えました。
震災で働く場所を奪われた、輪島の仲間の存在。50年以上愛され、存続が危ぶまれていた「志お食堂」の暖簾。それらを目の当たりにしたとき、自分一人の「やりたいこと」は、この街と能登の食文化を「次世代へつなぐ」という大きな使命に変わりました。
私はすでに、一歩を踏み出しています。 仲間の再起の場を一日も早く作るため、6月には「志お食堂」を先行オープンさせました。借入や資金繰りの不安はありますが、立ち止まっている暇はありません。
このプロジェクトは、単なる資金調達の場ではありません。 私が惚れ込んだ「能登豚」の本当の旨さを知ってもらい、輪島の誇りをこの場所で守り続け、そして「この街は面白い」と胸を張って言える未来を、皆さんと一緒に作り上げるための「合流地点」だと思っています。
この挑戦の先に、お腹いっぱい食べて、笑い合える能登の日常を必ず取り戻します。 どうか、私の、そして私たちの「意地」に、お力添えをいただけないでしょうか。
新しいお店で、最高の能登豚と共にお待ちしております。
寺谷 親乃佑
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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能登・輪島の支援のために、自宅で美味しく食べてください♪
2026/09/28 14:56夏真っ盛りだった7月27日に「輪乃くに」のプレオープンを開催しました。その時にお店に足を運んでくださった方々から「こんなに美味しいお肉がここで食べられるなんて嬉しい」「オープンが本当に楽しみだね」といった嬉しい声をたくさんいただきました。その時以来、みなさんからの応援の輪が広がっていること、応援がお店の力につながっていることを肌で実感しています。感謝の気持ちでいっぱいです。プレオープンから1か月後の8月26日にグランドオープンを迎えた「輪乃くに」は、ここから先もずっとつながり続けられるような、あたたかい人の輪を宝達志水町につくっていくことに挑戦しています。能登の復興は長い戦いになると思います。だから「輪島を集めたお店にしたい」という気持ちでこのお店は出発しました。その気持ちをぶらさず、新鮮な能登豚をはじめとする能登の魅力が詰まったこだわりの食材を揃えています。店長の恵美さんは輪島出身です。毎日明るい人柄でお客さんをもてなしてくれていますが、2024年の震災の時にはつらい経験もしました。ふるさと・輪島への熱い想いを胸に秘めています。人も食事も輪島がいっぱいの「輪乃くに」なのです。宝達志水町のお店まで食べに来るのはちょっと遠いという方もいらっしゃると思いますので、このクラウドファンディングの返礼品として、ご自宅でも楽しんでいただける名物のホルモンミックスを提供しています。ご自宅で美味しく返礼品を食べていただくことが、輪乃くにの応援につながり、輪乃くにが食材を仕入れている能登の支援につながっていきます。ぜひ、美味しいホルモンミックスを食べることを通じて、能登を盛り上げる仲間になってください!<ホルモンミックスが食べられるリターン>NO7 能登豚ホルモンミックス。能登豚150g入りを3パックNO8 大容量|能登豚満足セット。能登豚150g入りを5パック もっと見る
宝達志水町でお店をやる意味
2026/09/25 17:302024年1月の能登半島地震の年、この地域では成人式がなくなってしまいました。新成人となった若者たちが「せめて成人パーティーをしたい」という声を聞かせてくれました。「輪乃くに」の隣で私が経営していたBarジョンブルを貸し切りにして、成人パーティーの会場として使ってもらいました。田舎には「何もない」と言われることがあります。実際、宝達志水町でも、若い世代がどんどん金沢市のような都会に出ていっています。一方で、成人を迎えても生まれ育ったこの宝達志水町で暮らしている若い世代もいます。都会に憧れて都会に出ていくことも、地元に残って地元で暮らすことも、それぞれの人生です。ただ、私は、宝達志水町で暮らしている若い世代が、自分の生まれ育った場所を「何もない」と自嘲するのではなく、「こんなにいいところがたくさんある」と思えるようなものを作っていきたい。今もこの町で暮らしている若い人たちに色々な経験や楽しさを用意したい。そんなふうに思っています。だから、「田舎だから何もない」というのなら、自分たちで飲み屋も食べ物屋も作ればいい。輪乃くにも、以前から私が経営しているBarジョンブルも、そういう想いではじめ、そういう想いで続けています。輪乃くには、石川県で一番鮮度の良い、本当に美味しい能登豚のホルモンや肉を、最高の状態で味わえる店です。同時に、被災以降なかなか以前のような日常が戻らない輪島の食や、そこで踏ん張る人たちの想いも集めた店です。輪島の美味しいフグや特産品を交えながら、宝達志水町と輪島が自然とつながり、お互いの活気を取り戻していく場所になれたらと思っています。 実は宝達志水町は、ふるさと納税の実績が大きく伸びていたり、子育て世帯への手厚いサポートがあったりと、魅力のある町です。そうした良さが伝わりきっていないもどかしさを感じています。私の仕事は飲食店の経営や肉の卸業ですが、地域に対してもそんなふうに思うことがあります。宝達志水町というこの場所で、美味しい食事と温かい空間を提供することで、観光で訪れる人、地域に暮らす人、そして能登全体を結びつける「入口」を作る。ここに来れば誰かに会える、美味しいものに出会える。そんな場所をこの宝達志水町から作っていきたいのです。 その挑戦に輪乃くには欠かせません。ぜひ、この挑戦を見守っていただき、一緒に育てていただきたいと思います。みなさんのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。 もっと見る
輪乃くにの店づくりと無煙ロースター
2026/09/23 18:05「輪乃くに」の店づくりにおいて大切にしたのは、「無理なく続けられる店」「お客様が心から楽しめる店」でした。その中心にあったのが無煙ロースターです。ロースター。お肉の焼き台ですね。 このロースターを選んだのは、煙や匂いが気にならないという機能的な理由だけではありません。従来の焼き肉店に付きものだった「ダクトの掃除」や「終わらない鉄板洗い」という莫大な手間と人件費をカットできるのです。鉄板の交換やメンテナンスが驚くほどスムーズで、週末の忙しい時間帯でもスタッフが疲弊せずに最小限の人数で店舗を回すことができます。少人数でしっかりとオペレーションを回すことができ、お客様と向き合う時間を十分に確保できるのです。 それに、油が下に落ちない設計のため火事の心配もなく安全です。この無煙ロースターを石川県内で初めて導入しました。お肉を焼く性能も抜群です。真ん中に落ちる設計の水路によって肉が焦げにくい。誰が焼いても遠赤外線の炭火のような加減で最高の状態に仕上がります。毎日現場に足を運び鮮度を大切に仕入れている能登豚の、脂の圧倒的な甘さと、しつこさのない肉本来の旨みを、しっかり感じてもらえる焼き上がりになります。良い状態の肉をさらに丁寧に扱い、最高のかたちでお届けする。美味しい食事を囲んで自然と笑顔がこぼれ、誰もが「ただいま」と帰ってこられるような場所。そういう店づくりに最適なロースターを導入できたと考えています。 このお店をオープンするまでにはたくさんの試行錯誤や予期せぬ困難もありました。この地域で前を向いて生きる人たちや、新しく仲間になってくれた大切なスタッフたちと共に、「この街の日常の真ん中にずっとあり続けるお店」としてこれからも営業していきます。美味しいご飯と温かい仲間が待っている「輪乃くに」の挑戦を一緒に見守り、応援していただけないでしょうか。みなさんのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。 もっと見る







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