谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

702,000

117%

ネクストゴールは1,200,000円

支援者数

78

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

27

谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

702,000

初期目標100%突破

あと 27
117%

ネクストゴールは1,200,000

支援者数78

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

美篶堂 の付いた活動報告

印刷刷り出しの立ち合いにいつもお世話になっている富山の山田写真製版所へ出かけました。富山駅から路面電車で移動しました。右の電柱の隙間からyppの看板が見えます。印刷機はハイデルベルクです。大迫力です。機械の対比で板倉俊樹さんが写っている画像を使わせていただきました。今回の刷り出しの旅は板倉さんに大変お世話になりました。参加者は、沙羅さんBook&Design宮後さん、美篶堂から上島の3名で訪ねました。守屋さんがたまたまイギリスにお出かけで残念でしが、沙羅さん本人がお見えですので安心です。刷り出しを前回の刷りとりと、本になったページを見比べながら、確認していきます。何度か調整していただき、一台目、プリンティングディレクターの広瀬正周さんの責了サインのあと、立ち会った沙羅さんもサイン。木版画の再現は時間がかかるのは当然ですが、今回はテキストも時間がかかりました。宮後優子さんが慎重に元データと印刷面をチェック。本文の和文は朝靄、欧文はDiotima Classicが綺麗に各ページが違和感のないよう、広瀬PDと確認していきました。欧文の奥付。感無量です…。印刷刷り出しは待ち時間がありまして、その間に沙羅さんの原画展の日程を決めました。こちらは後日発信します。もう一つ、山田写真製版所のショールームをお借りして、箔押し見本を持っていったので、アラベールに刷られた帯をかけて、見え方をチェックさせてもらいました。書店用の濃いグレークラウドファンディングと美篶堂では濃いグレーの他、ブルーグレーと淡いグレーをお選びいただくことになりました。美しい佇まいです。クラウドファンディングにご賛同くださいましたみなさまのおかげです。このあとはいよいよ刷本が長野県伊那市美篶にやってきます。


長野県伊那市美篶では、製本資材の発注がはじまりました。上島真一さん(いとこです。)ここ数年入退院繰り返しており、働く時間を少し短くしてもらい、製本してくれています。材料の算出して間違いないか確認してから発注します。真一さんのノートのスケッチ本日は、布クロス、板紙の発注です。この後、見返し、花布など、他のパーツを守谷さんと確認しながら進めていきます。守屋さんからレターパックが到着。材料発注のため、束見本を一旦製本所に送ってもらいました。すると、デザインのコピーが束見本に巻かれて届きました!この表紙の色は店頭に並ぶ色ではなく、クラウドファンディング分と美篶堂で販売する分の色となりました。タイトルは箔押しになります。こちらも、本番は布に箔押しです。束見本にコピーが巻かれて、いよいよ立体のイメージが立ち上がりつつあります。そして、山田写真製版所からはデジコンと呼ばれる校正紙が届きました!紙は本番の紙ではないのですが、印刷本番前の全頁と帯の最終確認となります。谷川俊太郎さんの詩「夏が終る」の英訳も素敵です。Diotima  Classic で読みますとなお素敵です。


守屋史世さんからブックデザインの全容が届き、印刷と製本が動きはじめます。ワタクシは箔押所や製本資材屋さんをお訪ねして、スケジュール確認や、資材の予約をします。出版チームと、データのやりとりだけですすめていましたが、今日は版元のBook&Designの宮後優子さんが本づくりハウスに布見本帳を直接見にきてくれました。守屋さん、沙羅さんとでグループ電話で話し、イメージのすり合わせをして、最終的にグレー3色が決定しました。メインは深いグレー、こちらは書店に並びます。クラウドファンディングのみなさまには、ブルーグレーと淡いグレーも少し作り、3色の中からお選びいただけるようにします。メールでのやり取りが増えますが、楽しい確認ですので、ぜひお好みをお知らせください。布表紙に、金型をつくり、熱と圧をかけて、箔押しします。戦争以降材料確保が難しく、選択肢が減ってきていますが、無事確保してもらえそうで、今月中のテストいたします。ただいまは伊那に移動中です。


お盆休みが終わります。この間、Book&Design宮後優子さん、烏有書林の上田宙さん、翻訳家の田代眞理さんが校正をしてくださり、デザイナーの守屋史世さんがすべてをおまとめくださいました。欧文のトビラが美しいです。Diotima Classic は、Gudrun Zapf von Hesseさんが作った書体で、小林 章さんが改刻された書体です。嘉瑞工房の髙岡昌生さんが組版の監修をしてくださり、立野竜一さんのカリグラフィーの題字が配されました。谷川俊太郎さんの詩と、沙羅さんの木版画を海外の方にみていただくのに目指した、親しみやすくて美しい本。その通りになってきております。そして和文は鳥海修さん書体設計の朝靄(あさもや)です。美しい日本の書体を海外の方に見ていただけるのもとてもうれしいです。最終データは、山田写真製版所へ。これから色校正のあと、本番の印刷は9月に入ります。宮後さんとワタクシは富山に刷り出しの立ち合いに行く予定です。表紙は布表紙の角背で、箔押しです。流通するものはブルーグレーとなりますが、クラウドファンディング用に特別に少量で3色ほど布の色を変えて作る案がでてきています。タイトルが見えるように幅の狭いジャケットといいますか、幅広の帯といいますか、守屋さんが布表紙が見えるようにデザインしてくださいました。沙羅さんがこの詩集の象徴となる頁に配した木版画を守屋さんが表紙にデザインしてくださり、出来上がりが楽しみです。ただ!箔押しが果たして十分再現できるか、小さなご本のため文字がとても細かいです。ここからは製本の領分となります。平面から立体になると、印刷のように細かにはできないので、実際に箔押し所と相談しながらの作業となります。


立野竜一さんのhpevergreen pressとても美しいです。これまでデザインされたロゴや書体、カリグラフィー作品を見ることができ、あの有名な飲み物のロゴデザインは立野さんの作品だったのかと驚きます。立野さんから目に見えぬ詩集の英訳タイトルAn Invisible Book of Poemsの下書きの画像が届きました。こちらを活動報告に掲載してよいかお訪ねしますと、描いている途中の画像も送ってくださいました。画材はどのようなものかお訪ねしますと、描き方とあわせて教えてくださいました。「鉛筆で描いた下書きを下に敷いて、ミッチェルの平ペンで清書、細かい部分を先の尖ったペンで書いて調整してます。黒のガッシュを使ってます。」とのことです。タイトルを手書きで描いてもらえる贅沢。素晴らしい詩画集の内容にふさわしいです。きっと海外の方々のお目に留まります。


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