谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

現在の支援総額

641,750

106%

目標金額は600,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

35

谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

現在の支援総額

641,750

106%達成

あと 35

目標金額600,000

支援者数67

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

長野県伊那市美篶では、製本資材の発注がはじまりました。上島真一さん(いとこです。)ここ数年入退院繰り返しており、働く時間を少し短くしてもらい、製本してくれています。材料の算出して間違いないか確認してから発注します。真一さんのノートのスケッチ本日は、布クロス、板紙の発注です。この後、見返し、花布など、他のパーツを守谷さんと確認しながら進めていきます。守屋さんからレターパックが到着。材料発注のため、束見本を一旦製本所に送ってもらいました。すると、デザインのコピーが束見本に巻かれて届きました!この表紙の色は店頭に並ぶ色ではなく、クラウドファンディング分と美篶堂で販売する分の色となりました。タイトルは箔押しになります。こちらも、本番は布に箔押しです。束見本にコピーが巻かれて、いよいよ立体のイメージが立ち上がりつつあります。そして、山田写真製版所からはデジコンと呼ばれる校正紙が届きました!紙は本番の紙ではないのですが、印刷本番前の全頁と帯の最終確認となります。谷川俊太郎さんの詩「夏が終る」の英訳も素敵です。Diotima  Classic で読みますとなお素敵です。


守屋史世さんからブックデザインの全容が届き、印刷と製本が動きはじめます。ワタクシは箔押所や製本資材屋さんをお訪ねして、スケジュール確認や、資材の予約をします。出版チームと、データのやりとりだけですすめていましたが、今日は版元のBook&Designの宮後優子さんが本づくりハウスに布見本帳を直接見にきてくれました。守屋さん、沙羅さんとでグループ電話で話し、イメージのすり合わせをして、最終的にグレー3色が決定しました。メインは深いグレー、こちらは書店に並びます。クラウドファンディングのみなさまには、ブルーグレーと淡いグレーも少し作り、3色の中からお選びいただけるようにします。メールでのやり取りが増えますが、楽しい確認ですので、ぜひお好みをお知らせください。布表紙に、金型をつくり、熱と圧をかけて、箔押しします。戦争以降材料確保が難しく、選択肢が減ってきていますが、無事確保してもらえそうで、今月中のテストいたします。ただいまは伊那に移動中です。


お盆休みが終わります。この間、Book&Design宮後優子さん、烏有書林の上田宙さん、翻訳家の田代眞理さんが校正をしてくださり、デザイナーの守屋史世さんがすべてをおまとめくださいました。欧文のトビラが美しいです。Diotima Classic は、Gudrun Zapf von Hesseさんが作った書体で、小林 章さんが改刻された書体です。嘉瑞工房の髙岡昌生さんが組版の監修をしてくださり、立野竜一さんのカリグラフィーの題字が配されました。谷川俊太郎さんの詩と、沙羅さんの木版画を海外の方にみていただくのに目指した、親しみやすくて美しい本。その通りになってきております。そして和文は鳥海修さん書体設計の朝靄(あさもや)です。美しい日本の書体を海外の方に見ていただけるのもとてもうれしいです。最終データは、山田写真製版所へ。これから色校正のあと、本番の印刷は9月に入ります。宮後さんとワタクシは富山に刷り出しの立ち合いに行く予定です。表紙は布表紙の角背で、箔押しです。流通するものはブルーグレーとなりますが、クラウドファンディング用に特別に少量で3色ほど布の色を変えて作る案がでてきています。タイトルが見えるように幅の狭いジャケットといいますか、幅広の帯といいますか、守屋さんが布表紙が見えるようにデザインしてくださいました。沙羅さんがこの詩集の象徴となる頁に配した木版画を守屋さんが表紙にデザインしてくださり、出来上がりが楽しみです。ただ!箔押しが果たして十分再現できるか、小さなご本のため文字がとても細かいです。ここからは製本の領分となります。平面から立体になると、印刷のように細かにはできないので、実際に箔押し所と相談しながらの作業となります。


立野竜一さんのhpevergreen pressとても美しいです。これまでデザインされたロゴや書体、カリグラフィー作品を見ることができ、あの有名な飲み物のロゴデザインは立野さんの作品だったのかと驚きます。立野さんから目に見えぬ詩集の英訳タイトルAn Invisible Book of Poemsの下書きの画像が届きました。こちらを活動報告に掲載してよいかお訪ねしますと、描いている途中の画像も送ってくださいました。画材はどのようなものかお訪ねしますと、描き方とあわせて教えてくださいました。「鉛筆で描いた下書きを下に敷いて、ミッチェルの平ペンで清書、細かい部分を先の尖ったペンで書いて調整してます。黒のガッシュを使ってます。」とのことです。タイトルを手書きで描いてもらえる贅沢。素晴らしい詩画集の内容にふさわしいです。きっと海外の方々のお目に留まります。


書体がDiotima Classicで決定し、Book&Designの宮後優子さんが詩の欧文組版を作り、データを持って、嘉瑞工房の髙岡昌生さんをお訪ねしました。嘉瑞工房は欧文活版がご専門の印刷所です。日本でおそらく一番欧文の金属活字をお持ちの活版印刷会社ですが、欧文組版監修で多くの企業が髙岡さんを頼りにされています。高岡昌生『〔増補改訂版〕欧文組版:タイポグラフィの基礎とマナー』今回のご本では英訳の詩の組版を監修していただけることとなりました。詩の組版は、欧州の活版印刷会社では、経験を積んだベテランの方が担当する、難しい仕事となるそう。髙岡さんは「難しいけれど楽しい!」とのこと。詩のタイトルはスモールキャップ(Small Caps)にしましょうとアドバイスををいただきました。そして、目次は時間をかけて、様々なアイディアを試し、検討してくださいました。その他細かなアドバイスを宮後さんが修正して、出来上がったデータを装幀の守屋史世さんにおまとめいただきます。


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