谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

現在の支援総額

1,350,250円

225%

目標金額は600,000円

支援者数

176人

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/07/16に募集を開始し、 176人の支援により 1,350,250円の資金を集め、 2026/09/30に募集を終了しました

谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信

現在の支援総額

1,350,250円

225%達成

終了

目標金額600,000円

支援者数176人

このプロジェクトは、2026/07/16に募集を開始し、 176人の支援により 1,350,250円の資金を集め、 2026/09/30に募集を終了しました

谷川俊太郎さんの詩と沙羅さんの木版画の『目に見えぬ詩集』を、英訳を加えた特装版として、手製本で作り、世界に発信したい。

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Book&Design の付いた活動報告

2026年シルバーウイーク最終日、本づくり協会が運営する、飯田橋駅から徒歩10分「本づくりハウス」にてイベント開催中でした。専門図書室「本づくり文庫」の貸し出しができるように準備を重ねて参りました。蔵書を楽しんでいただくトークイベントと製本ワークショップを開いておりました。台風で出来なかった日もありましたが、いよいよ本日のトークイベントを残すのみです。本づくり文庫グランドオープンイベント会場には本づくり協会理事や、スタッフがいてくれているので、クラウドファンディングの告知活動ラストスパートさせていただいております。今日までに102名の方が賛同・ご支援くださっており、大感激です。さて、ある朝思い立ち、文筆家の方々に連絡をしました。『目に見えぬ詩集・英訳付特装版』に付録がつけられないかと考えました。古書を購入すると、あとがきとは別に、書評のために他の作家の方が文章をよせているものが入っていて、なんとも贅沢だなあ、と記憶しておりました。ただいまは東京の事務所にいて、古書をみつけられませんでしたが、俊太郎さんの本を事務所に置いてあったので、調べてみると、『これより先には入れません』谷川俊太郎・木下龍也 ナナロク社に 挿込み冊子として俊太郎さんの短歌5篇の付録がついていました。他は出版社の栞として、刊行予定のものが挟まれたものがいくつかありました。大好きな童話屋さんのご本の付録。いまでも新刊案内やこれまでの刊行本などが掲載されたものが入っているものがあります。最初に連絡しましたのは、鳥海修さんです。『目に見えぬ詩集』の仮名文字は「朝靄(あさもや)」という書体で鳥海さんが設計したものです。この書体が生まれる顛末を『本をつくる : 書体設計、活版印刷、手製本 : 職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』河出書房新社 (永岡綾 取材・文)鳥海修、高岡昌生、美篶堂をご一緒に作ったご縁で依頼しますとご快諾くださいました。本づくりハウスの展示で並べていたので、スナップしました。細馬宏通先生は原宿シーモアグラスで私が参加していた展示をご一緒したことがご縁でした。最近では河出書房新社から文庫が出たばかりです。浅草十二階 塔とまなざしの近代人間行動学者。早稲田大学文学学術院教授。著書に『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』『二つの「この世界の片隅に」』『いだてん噺』『絵はがきの時代』『うたのしくみ』『フキダシ論』など多数なのですが、事務所にご本がなくて、俊太郎さんと対談されていたものもあったはすなのですが、事務所の棚でみつけたのはユリイカでした。2022年に『目に見えぬ詩集』を刊行した時に、最初に沙羅さんの原画展をシーモアグラスの坂本織衣さんと奥様と一緒に本づくりハウスに来てくださったときに、ご本の考察を私にお話しくださったのが本当に素晴らしく、細馬先生の言葉を記録したいと思っていたのでした。もう一方お言葉をいただけることとなり、このあと書くようにいたします。


書体がDiotima Classicで決定し、Book&Designの宮後優子さんが詩の欧文組版を作り、データを持って、嘉瑞工房の髙岡昌生さんをお訪ねしました。嘉瑞工房は欧文活版がご専門の印刷所です。日本でおそらく一番欧文の金属活字をお持ちの活版印刷会社ですが、欧文組版監修で多くの企業が髙岡さんを頼りにされています。高岡昌生『〔増補改訂版〕欧文組版:タイポグラフィの基礎とマナー』今回のご本では英訳の詩の組版を監修していただけることとなりました。詩の組版は、欧州の活版印刷会社では、経験を積んだベテランの方が担当する、難しい仕事となるそう。髙岡さんは「難しいけれど楽しい!」とのこと。詩のタイトルはスモールキャップ(Small Caps)にしましょうとアドバイスををいただきました。そして、目次は時間をかけて、様々なアイディアを試し、検討してくださいました。その他細かなアドバイスを宮後さんが修正して、出来上がったデータを装幀の守屋史世さんにおまとめいただきます。


ようやくこのページが立ち上がりました。『谷川俊太郎さんの詩画集に英訳をつけ、手製本の特装版として世界に発信』活動報告では現在進行形で、プロジェクトの様子をお伝えします。谷川俊太郎さん、沙羅さんの詩画集に英訳を付けて特装版に仕立てたいと思ったのは大分前なのですが、版元のBook&Design 宮後優子さんとお話しができたのは2025年12月30日でした。当初はこれまで通りのものを重版でお考えでしたが、英訳付きのものにも賛同してくださり、書店に並べるものはBook&Designで作り、美篶堂が販売する分をクラウドファンディングするということに決まりました。より多くの方に応援してもらいましょうと、宮後さんから小林章さんに書体選定のアドバイスもらうのはどうか、との案をいただきました。小林章さんはドイツ在住の世界でご活躍のタイプ・ディレクターです。そこで、懸命にメールでお便りしますと、ドイツからすぐにOKのお返事をいただきました。ほどなく2つのデータが届いたのでした。**********2種類のサンプルを添付します。英文テキストを拝見して、一部の詩でローマン体とイタリック体の両方を使うことがわかったので、サンプルの左側はローマン体とイタリック体を使う文章、右側は組幅の広くなる文章で試してみました。組幅が広い文章があっても文字が小さくなりすぎないように、詩の全体をイタリック体にしてはどうかと考えました。その場合、元の文章でイタリック体になっている部分はローマン体になります。書体によっては、それで強調の度合いがより強くなります。まず Diotima Classic で組んでみました。xハイトが高いので、文字が大きく見えます。ff合字もいい味出してます。次に詩の雰囲気から考えて Fournier で組んでみました。xハイトが低く傾斜の強いイタリック体です。沙羅さんの版画とも合うような気がします。**********何と贅沢な事でしょう。そして、本文をイタリック体で組むというアイディアにびっくりしました!そこでまずは、谷川俊太郎さんが詩の世界のbrotherと呼んだウィリアム・I・エリオットさん、翻訳家の西原克政さんにメールでみてもらうことにしました。つづく。


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