仙台に「大学生」と「障害者」が自然に支え合い、共に暮らすシェアハウスをつくります

仙台で大学生と障害者が自然に支え合いながら暮らす共存型シェアハウスをつくるプロジェクトです。お互いを理解し、共に成長できる新しい暮らしのかたちを目指し、物件取得済みで、現在リフォームを進めるため資金を募っています。仙台から「共存する価値観」が広がる未来を、皆さまと一緒に育てたいと考えています。

現在の支援総額

80,000

6%

目標金額は1,200,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

50

仙台に「大学生」と「障害者」が自然に支え合い、共に暮らすシェアハウスをつくります

現在の支援総額

80,000

6%達成

あと 50

目標金額1,200,000

支援者数9

仙台で大学生と障害者が自然に支え合いながら暮らす共存型シェアハウスをつくるプロジェクトです。お互いを理解し、共に成長できる新しい暮らしのかたちを目指し、物件取得済みで、現在リフォームを進めるため資金を募っています。仙台から「共存する価値観」が広がる未来を、皆さまと一緒に育てたいと考えています。

私たちが「Piece」をつくり続ける理由

こんにちは。一般社団法人Hito Rehaの横山です。

現在、私たちは「仙台に『大学生』と『障害者』が自然に支え合い、共に暮らすシェアハウスをつくります」というクラウドファンディングに挑戦しています。

今回の活動報告では、リターンの一つとしてお届けしている「Piece冊子」について、少し詳しくご紹介させてください。

実は、このPieceは今回のクラウドファンディングのために新しくつくったものではありません。私たちが、5年以上にわたって続けてきた活動の一つです。そして今では、6冊の冊子が完成しています。その一冊一冊に詰まっている、「誰かの人生の一部分」です。

「Piece」は、どうして生まれたのか。

障害のある子どもや人、その家族と関わる中で、私たちはたくさんの言葉を聞いてきました。嬉しかったこと。悩んだこと。苦しかったこと。誰にも言えなかったこと。そして、「今だからこそ、伝えられること」。福祉や医療の現場では、どうしても「支援する側」と「支援される側」という関係になりがちです。

けれど、私たちが出会ってきた家族の人生は、そんな簡単な言葉だけでは表せません。障害のある子どもを育てる中で、家族自身の価値観が変わったり。子どもとの出会いによって、新しい人とのつながりが生まれたり。「できないこと」だと思っていたことの中に、別の可能性を見つけたり。時には、悩みながら、立ち止まりながら、それでも一歩ずつ進んでいたり。そんな「一人ひとりの物語」を、もっと多くの人に知ってもらいたい。そう思ったことが、Pieceの始まりでした。

5年間で、少しずつ広がってきました。
2021年に最初のPieceを制作してから、毎年少しずつ冊子を増やしてきました。
5年間を合計すると、6冊。延べ26人。430冊。というところまで来ました。

最初から、この数字を目指していたわけではありません。一人の方に話を聞き、その言葉を一冊にまとめる。その一冊を誰かに読んでもらう。そして、読んだ人からまた誰かに届いていく。そんな小さな積み重ねの結果です。Pieceに書かれているのは「正解」ではありませんPieceを読んでいただくと、もしかすると「障害児者の家族はこう考えているんだ」と思うかもしれません。

でも、私たちはPieceを「障害のある子どもを育てる家族の正解」としてつくっているわけではありません。むしろ、その逆です。一人ひとり、違います。子どもが違えば、家族も違う。住んでいる場所も違えば、置かれている環境も違う。悩みも違うし、大切にしていることも違う。

だからこそ、Pieceでは「こうすればいい」という答えではなく、「私はこうだった」という一人ひとりの経験を大切にしています。「知らなかった」を「知っている」に変える私たちは、社会の中にある「無関心」を責めたいわけではありません。障害のある人と関わる機会がなければ、知らないのは当然だからです。

だからこそ、知らないことを、知ること。それだけでも、何かが変わるのではないかと思っています。一冊のPieceを読むことで、「こんなことを感じていたんだ」「こんな経験をしてきたんだ」「自分が知らなかった世界があったんだ」と思ってもらえるかもしれない。

そして、その「知る」という小さな経験が、誰かに対する見方を少し変えるかもしれません。私たちは、そうした小さな変化を大切にしています。

今回のクラウドファンディングでも、Pieceを届けます

今回のクラウドファンディングでは、リターンとしてPieceをお選びいただけます。現在販売しているPieceには、例えば、「Piece あなたの個性と共に歩み続ける」障がい児者と共に歩む家族5名へのインタビューを掲載。「Piece あなたの個性を育む愛情を」6名の母親へのインタビューを掲載。「Piece 私はあなたの個性に触れて変われた」4名の母親へのインタビューを掲載。

そして、「Piece4 光と影 それもきょうだい」では、障害のある人の「きょうだい」に焦点を当てています。きょうだいとして育つ中で感じたこと。嬉しかったこと。葛藤したこと。そして、これからのこと。4つのインタビューを通して、それぞれの物語が綴られています。 どの冊子にも共通しているのは、「障害」という一つの言葉だけでは語ることのできない、一人ひとりの人生があるということです。

だから、Pieceを「リターン」にしました。今回のプロジェクトでは、Pieceを単なる「おまけ」のようなリターンにはしたくありませんでした。なぜなら、この冊子そのものが、今回私たちがつくろうとしているシェアハウスの考え方とつながっているからです。

今回つくろうとしているのは、大学生と障害のある人が一緒に暮らす場所。そこでは、「障害があるから支える人」「障害がないから支えられる人」という関係だけをつくりたいわけではありません。一緒に暮らしてみたら、「これ、お願いしていい?」「それなら自分ができるよ」「じゃあ、これは一人でやってみる」そんな日常のやり取りが生まれる。

お互いの「できること」「できないこと」を知りながら、少しずつ関係をつくっていく。私たちは、そこに「共存する価値観」が生まれるのではないかと考えています。そして、その価値観は、これまでPieceを通して私たちが大切にしてきたものとも重なります。一冊の冊子から、一人の暮らしへ。Pieceは、誰かの人生を知るための入り口です。そして今回のシェアハウスは、誰かの人生を一緒に暮らしながら知っていく場所です。「読む」と「暮らす」。一見すると全く違う活動に見えるかもしれません。でも私たちにとっては、どちらも、「知らなかった誰かを知る」というところから始まっています。

だから今回、Pieceをリターンとしてお届けすることには、私たちなりの意味があります。もし今回のプロジェクトに興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ一冊、Pieceを手に取ってみてください。そこには、制度や支援という言葉だけでは見えてこない、一人の人、一つの家族の物語があります。

そして、その物語を知ることが、今回のシェアハウスが目指す「共存する価値観」を考える、最初の一歩になれば嬉しく思います。

最後に

Pieceをつくり始めてから、5年が経ちました。最初は小さな一冊でした。一冊一冊を手に取ってくださった皆さん。インタビューに協力してくださった皆さん。制作に関わってくださった皆さん。そして、これまで活動を応援してくださった皆さん。本当にありがとうございます。

そして今度は、「読む」だけではなく、「共に暮らす」ことで生まれる物語をつくってみたい。それが今回のシェアハウスへの挑戦です。引き続き、応援していただけたら嬉しいです。

「共存する価値観」が、仙台から少しずつ広がっていきますように。

一般社団法人Hito Reha代表理事 横山翼

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