
こんにちは、Hito Rehaの横山です。
これまで、縁側、リビング、そして2人部屋と、シェアハウスの中を紹介してきました。
今回は、「1人部屋」をご紹介します。
この部屋には、ベッドと収納、洋服を掛けるスペースなど、生活に必要なものをシンプルに整えています。2人部屋とは違い、ここは自分一人で過ごす場所。ゆっくり休んだり、本を読んだり、学校や仕事をしたり。誰にも気を遣わず、自分のペースで過ごすことができます。
「障害のある人と大学生が一緒に暮らす」そう聞くと、「いつもみんなで一緒に過ごすのかな?」と思う方もいるかもしれません。でも、私たちはそうは考えていません。一緒に暮らすからこそ、一人になれる時間も大切にしたい。人によって、心地よい距離感は違います。たくさん話したい日もあれば、静かに過ごしたい日もある。誰かと一緒にいたい時もあれば、一人でいたい時もある。それは、障害があるかどうか、大学生かどうかに関係なく、誰にでもあることだと思います。
だからこそ、このシェアハウスでは、「一緒にいること」を強制しない。それぞれが自分の時間を大切にしながら、必要な時にはリビングや縁側に出て、誰かと過ごす。そんな暮らしを目指しています。私たちが大切にしている言葉の一つに、「共存する価値観」があります。
共存というと、「一緒にいること」だけをイメージするかもしれません。でも、本当に大切なのは、違う人が違うまま、一緒に暮らしていけることなのではないでしょうか。生活リズムも違う。好きなことも違う。得意なことも違う。苦手なことも違う。それでも、それぞれの「自分らしさ」を持ったまま、同じ家で暮らしていく。そのためには、「みんなで過ごす場所」だけではなく、「自分に戻れる場所」も必要です。この1人部屋が、そんな大切な場所になってくれたらと思っています。
縁側で、ふと誰かと出会う。
リビングで、一緒に時間を過ごす。
2人部屋で、誰かと暮らす。
そして1人部屋で、自分自身の時間を過ごす。
この家には、いろいろな過ごし方があります。「一緒に暮らす」ことは、ずっと一緒にいることではない。それぞれが自分らしく過ごせるからこそ、自然な形で誰かと関わることができる。そんなシェアハウスにしていきたいと思っています。



