
はじめまして、「秋田県ジン by agataJapan」の地域プロデューサー齋藤 翔太と申します。
私たち株式会社SANABURIは秋田県男鹿市で「早苗饗(さなぶり)蒸留所」で酒粕を起点にスピリッツ・ジン・リキュールを製造しており、クラフトサケを製造する「稲とアガベ」とともに、お酒を通じて男鹿を盛り上げるチャレンジを続けています。
今回、「県ジンプロジェクト」にお声がけいただき、酒粕だけでなく、秋田の伝統的な食材であるいぶりがっこを活用したクラフトジンを開発します!


株式会社SANABURIは、稲とアガベとその仲間たち約10名で設立し、秋田県男鹿市で2025年1月から稼働を開始しました。
昔の農家の人たちが、酒蔵から酒粕を買い取り、それを蒸留して残渣を畑の肥料にし、蒸留液を田植えの後の神事である「早苗饗」で飲んでいた、その文化を現代的に再現し、酒や食品を通して酒粕に新たな価値を与えていくことを目指しています。
稲とアガベ醸造所やその他の酒蔵の酒粕をアップサイクルし、日頃からクラフトジンやさまざまなスピリッツを製造することで、酒粕の価値をあげ、ひいては日本酒業界の力になりたいと考えています。

また、「TWSC2026(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026)」では、山椒スピリッツ・SANABURIジンの2製品がW金賞を受賞し、少しづつですが早苗饗蒸留所が世の中に認められてきました。


”県人も、そうじゃない人も。みんな、笑顔にしたい。”
「県ジンプロジェクト by agataJapan」は、スターマーク株式会社が展開する、全国47都道府県それぞれの特産品をキーボタニカルに使用したクラフトジンを企画・開発し、国内外に発信していく取り組みです。地域から日本を元気にすることを目標に掲げ、「日本をつなぐクラフトジン」づくりを行っています。ご当地ならではの産品のフレーバーをボタニカルとして最大限に引き出し、美味しさにこだわるのはもちろん、お酒を片手に集まる場での楽しいコミュニケーションのツールとして活用できる商品設計を目指しています。また、「県ジン」をきっかけに、都道府県ごとの魅力の発信や地域活性化、生産者や販売者をつなぐネットワークづくりを行っていきます。
県ジンプロジェクトの詳細はこちら
最終的に、47都道府県それぞれの「県ジン」が完成したあかつきには、全てをブレンドして「日本ジン」をつくりたい!そんな大きなゴールに向かって日々取り組んでいます。

そして、今回、プロジェクトの第22弾商品として「秋田県ジン」をリリースすることになり、秋田ならではの食材として、「いぶりがっこ」をボタニカルとして使用することとなりました。

秋田県内には、雪深く厳しい冬を逆手にとって、たくましく、そして誇りをもって大根を育て、丹精込めて漬け込む農家さんたちがいます。
特筆すべきは、その独特な製法です。日照が乏しく湿度の高い秋田の冬では、大根を天日で干すことができません。そこで先人たちは、囲炉裏の上に大根を吊るし、薪の煙でじっくりといぶす知恵を編み出しました。煙で水分を抜きながら香ばしさをまとわせ、その後たっぷりの米ぬかで漬け込み発酵させることで、ぱりぱりとした唯一無二の食感と、深い旨みが生まれます。
雪国の暮らしの中で受け継がれてきた「いぶりがっこ」は、大根の自然な甘さとお漬物としての塩味が美味しいだけでなく、桜やナラなどの木材で燻されることで深みのある燻製香をお楽しみいただけます。
©️雄勝野きむらや
今回、秋田県ジンのプロジェクトが立ち上がった際に着目したのが、いぶりがっこの「漬け汁」です。
いぶりがっこの需要が全国で高まっていく一方で、製造過程で使用される漬け汁については、砂糖、食塩、米ぬかが多く使われているのに製造後に使い道に乏しく、もったいない食材でした。
いぶりがっこの漬け汁の活用については、ここ数年、秋田県総合食品研究センターが中心となって産官で連携してその活用方法を研究してきていました。酒粕を使用した調味料「発酵マヨ」の製造事業も手掛ける稲とアガベにもその活用を相談されたことがあり、サンプルが保管されていました。
今回のプロジェクトに当たって、上記経緯もあり、いぶりがっこの漬け汁を使用することに思い至り、試作に使用してみたところ、しっかりといぶりがっこの風味が残ったのです!
改めて秋田県総合食品研究センターに相談したところ、ついにいぶりがっこの漬け汁が商品化されていたことを知り、メインボタニカルとして秋田県にかほ市に拠点をおく日南工業株式会社様が製造する「いぶりがっこ本舗 きむらやのだし」を使用することとなりました。
「きむらやのだし」の名前のとおり、そのいぶりがっこの漬け汁の原料には秋田県湯沢市に拠点を置く株式会社雄勝野きむらや様のものが使用されております。
今回は「早苗饗蒸留所」が大切にする地元文化へのリスペクトと価値の循環を実現するために、「いぶりがっこ」そのものだけではなく、「いぶりがっこ」の副産物である【いぶりがっこの漬け汁】も一緒に蒸留してクラフトジンにしていきます!
©️雄勝野きむらや
<日南工業株式会社について>
日南工業株式会社は、秋田県にかほ市で1948年に醤油醸造所として創業した、味噌・醤油・つゆなどを手がける食品メーカーです。地域で親しまれてきた「キッコーナン」ブランドのもと、秋田の風土に根ざした味づくりを続けてきました。近年は、にかほ市の市魚である天然の真鱈を使ったしょっつる「うわてん」など、地域の海の恵みと発酵醸造の技術を生かした商品づくりにも取り組んでいます。
<株式会社雄勝野きむらやについて>
株式会社雄勝野きむらやは、秋田県湯沢市下院内で昭和38年に創業した老舗漬物メーカーです。屋号は「いぶりがっこ本舗 雄勝野きむらや」。雪深い雄勝野の気候風土と、先人から受け継いだ漬物づくりの技を大切にしながら、秋田を代表する漬物「いぶりがっこ」をはじめ、山菜や野菜を使った秋田漬物を製造・販売しています。
看板商品のいぶりがっこは、大根を広葉樹の薪で燻し、米ぬかと塩を主体に漬け込み、低温の中でじっくり熟成させる伝統の味です。保存料や着色料などの添加物をできる限り使わず、素材本来の素朴で自然な風味を大切にしています。

これまでであれば活用機会が少なかった、「稲とアガベの酒粕」と「いぶりがっこの漬け汁」を宝に変えるのが、この「秋田県ジン」の特徴です!
いぶりがっこの燻製香は特徴が強いことから、それが出過ぎないよう、配合を変えて4種類ほどサンプルを製造し、プロジェクトメンバーで飲み比べを行い議論をしました。意見は割れましたが、最後にポイントとなったのは、秋田県そのものを感じられる「県ジンらしさ」です。
結果、単にアップサイクル(価値の循環)を目指すクラフトジンというだけでなく、その味わいもジンらしいジュニパーベリーの香りと共に、いぶりがっこの燻製香や酸味を感じるような香りが広がり、「飲むいぶりがっこ」というよりは「いぶりがっこのお酒」と感じられるようなものになっています。
県ジンらしい個性が光るジンになっており、ジン特有の爽やかさに、野菜由来の丸みのある甘みが調和した、唯一無二の味わいに仕上がりました。


今回、「秋田県ジン」をいち早く、ひとりでも多くの方に味わっていただけるようにリターンをご用意いたしました。


プロジェクト終了 8/21(金)まで
※遅くとも2026年9月中には発送する予定です

改めて、秋田での縁がつながった結果が、今回のプロジェクトとなっております!
蒸留所の設立にあたって技術的な面でお世話になった秋田県総合食品研究センター様からの紹介で「いぶりがっこの漬け汁」という素晴らしい食材を知り、知ってから1年以上の時を経て日南工業様や雄勝野きむらや様とつなげていただきました。単に原料として商品を購入するだけではなく、2社様とも直接お会いしてプロジェクトについて説明し、今回に限らず今後も秋田を盛り上げるために連携していこうというお話しができたのは、県ジンプロジェクトがなければ実現しなかった大変ありがたい縁です。今回のプロジェクトをきっかけに、次のプロジェクトにまたつながっていくのが個人的にとても楽しみですし、皆さまにもぜひご注目いただきたいです!
そしてこの「県ジンプロジェクト」は、県という枠を超えて日本各地をつないでいくプロジェクトでもあると考えています。県ジンをきっかけに、日本各地とつながって、最後はみんなで「日本ジン」で乾杯しましょう。県ジンの仲間に、ようこそ!
【酒類販売に関する記載】
①販売場の名称及び所在地:スターマーク株式会社/東京都虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F
②販売管理者の氏名:木村 祐子
③酒類販売管理研修受講年月日:2025年7月17日
④次回研修の受講期限:2028年7月16日
⑤研修実施団体名:一般社団法人 酒類政策研究所
【募集方式について】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※「県ジン」はスターマーク株式会社の登録商標です。
最新の活動報告
もっと見る【ご支援ありがとうございました】秋田県ジンは9月中旬より順次発送予定です!
2026/08/22 17:03こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【飲み方紹介・第2回】ガリ、玉露、スイカで広がる。Bar Germerが提案するカクテル3種
2026/08/16 18:06ご支援いただいている皆さま、ありがとうございます。本プロジェクトも、いよいよ残り5日となりました…!全2回でお届けしている、バーとバーテンダーによる「秋田県ジン」の飲み方紹介。第1回では、東京・高田馬場の「THE HISAKA」でバーテンダーを務める大石清地さんに、いぶりがっこの香りをカクテルとして立体的に表現した2杯をご紹介いただきました。第2回となる今回は、「Bar Germer」の小川祐美子さんに考案していただいた、3種類のアレンジカクテルをご紹介します。小川さんには、早苗饗蒸留所のアンバサダーでもあります。テーマは、秋田県ジンをもっと自由に、もっと身近に楽しむこと。ガリや市販のスイカジュースなど、家でも用意しやすい材料を使った簡単なアレンジから、米、玉露、いぶりがっこといった日本の素材を一杯に重ねたカクテルまで。意外な素材との組み合わせによって広がる、秋田県ジンの新しい表情をお楽しみください。1.スパイシーがっこサワー材料・秋田県ジン 30ml・SANABURI 山椒スピリッツ 10ml・ガリ 好きなだけ・ソーダ 適量UP家で出来る簡単アレンジカクテル。ガリを大胆に入れたほうが美味しいです!生姜と山椒のスパイスががっこジンを引き立てて食中酒に持って来いです。2.Spirit of AKITA材料・秋田県ジン 30ml・玉露インフュージョンジン 10ml・交酒 花風 20ml・小梅 1個マティーニをアレンジ。米(稲とアガベの花風)といぶりがっこ、秋田のSoulを一杯に詰め込んだカクテル。小梅の酸味が良いアクセント。3.スモークがっこソルティードッグ材料・秋田県ジン 30ml・スイカジュース 70ml・フレッシュレモンジュース 5ml家でも出来る意外性カクテル。市販のジュースを使う場合はレモンを少しだけ多めで。色はスイカなのに香りはいぶりがっこ、、でもマッチしててなんか癖になる味です。笑バー「Bar Germer」について2023年9月、新宿三丁目に誕生。二つの魅力が織りなす唯一無にのBar。旬のフルーツを贅沢に使ったカクテルをはじめ、バリエーション豊かなカクテル。そして、揺るぎないクラシックカクテルをお客様へ。もう一つの魅力である世界中から集めたウイスキー、そしてシャンパーニュ、、一期一会の出会いと、その夜のあなたに似合う一杯を見つけられる、大人の隠れ家Barである。バーテンダー・小川祐美子さんについてBarGermer Owner Bartender早苗饗蒸留所 & 稲とアガベ アンバサダー 20歳で飲食の世界へ踏み込み、ショットバー・ダイニングバーで研鑽を積んだのち、2012年よりオーセンティックBarの世界へ。新宿のオーセンティックバーにてバーテンダーとして腕を磨き、安定感と繊細な感性を育み続けた。そして2023年、すべての経験と情熱を注いで『Bar Germer 』を自らの手で開く。国内や海外のBarでのゲストシフトやイベント出展の他に、『早苗饗蒸留所 』& 『稲とアガベ』アンバサダー としてセミナーや試飲会などの活動も行っている。全2回にわたってご紹介してきた、秋田県ジンのアレンジカクテル。第1回では、柑橘、ハーブ、メスカルなどを組み合わせ、いぶりがっこの燻香や塩味を緻密に組み立てたカクテルをご紹介しました。そして第2回では、ガリ、玉露、花風、スイカといった、さらに意外な素材との組み合わせが生まれました。ソーダでシンプルに割る。ガリをたっぷり入れて、食事と一緒に楽しむ。スイカジュースと合わせて、驚きのある一杯にする。あるいは、米やお茶と重ね、秋田の風景や食文化を表現する。一つの決まった飲み方ではなく、飲む人の自由な発想によって、さまざまな楽しみ方が生まれることも、秋田県ジンの魅力です。今回のレシピをそのまま再現するのはもちろん、ご自宅にあるジュースや薬味を組み合わせて、自分だけの飲み方を探してみるのもおすすめです。リターンがお手元に届いた際には、まずはストレートやソーダ割りで、いぶりがっこの香りをじっくりと。そして次の一杯は、少し自由に遊んでみてください。全2回の飲み方紹介を通して、秋田県ジンを味わう時間が、さらに楽しく広がっていけばうれしいです。引き続き、プロジェクトへの応援・シェア拡散をよろしくお願いいたします! もっと見る
【飲み方紹介・第1回】「飲むいぶりがっこ」って?THE HISAKAが提案するカクテル2種
2026/08/09 14:53ご支援いただいている皆さま、この度は誠にありがとうございます!いぶりがっこを使った「秋田県ジン」は、ストレートやソーダ割りはもちろん、カクテルにすることで、さらに多彩な表情を見せてくれます。そこで今回から全2回にわたり、バーとバーテンダーの皆さまに考案していただいた、いぶりがっこジンの楽しみ方をご紹介します。第1回は、東京・高田馬場のカクテルバー「THE HISAKA」でバーテンダーを務める、大石清地さん。いぶりがっこジンが持つ燻製香や塩味を生かしながら、柑橘やハーブ、メスカルなどを組み合わせた、驚きと楽しさのある2種類のカクテルを考案していただきました。1.飲むいぶりがっこ材料・秋田県ジン 30ml・SANABURI オレンジリキュール 10ml・レモンジュース 10ml・白梅酢 1dash・スーズ 1dash・粉糖 適量県ジンの持ついぶりがっこの香りを立体的にしたホワイトレディ。スーズで根菜らしい厚みを、白梅酢で「がっこ」らしい塩味を持たせました。2.いぶりがっこ be フェイマス材料・いぶりがっこジン 30ml・メスカル 10ml・鬼のアマーロ クラシック 10ml・シャルトリューズ・ジョーヌ 10ml・フレッシュライム 適量・粉糖 適量いぶりがっこの風味を効かせたネイキッド&フェイマス。分量はお好みに合わせて変えてもOK。スモーキーなメスカルと、ハーバルなリキュール類がいぶりがっこと滑らかに繋がります。バー「THE HISAKA」について東京・高田馬場の「THE HISAKA」は2023年移転オープン。“クラフトジンのテーマパーク”を掲げるカクテルバーです。世界各国から200種類以上のジンを揃え、その個性を生かしたカクテルを提供しています。店内は気軽にジンを楽しめる「Tasting Room」と、隠し扉の先に広がる「Main Bar」の二つの空間で構成。香りや味わいだけでなく、土地の文化やつくり手の物語まで、クラフトジンの奥深い世界を体験できる唯一のバーです。バーテンダー・大石清地さんについて2002年、静岡県掛川市生まれ。静岡県立浜松北高等学校を卒業後、2022年に早稲田大学政治経済学部入学、現在同大学在学中。21歳頃から本格的に酒類に関心を持ち、2024年よりTHE HISAKA(高田馬場)、日本酒専門店ぽんしゅビルヂング(門前仲町)にてアルバイトスタッフとして勤務を開始。2024年10月から半年間の休学期間を設け、稲とアガベ株式会社(秋田県男鹿市)にて4ヶ月間酒類製造に従事。また、学生や25歳以下を対象とした酒類セミナーや試飲会を主催しており、過去にはウイスキー、日本酒、ジン、カクテル、シェリーなどを扱っている。目標は「若者の酒離れ」を食い止めること。<受賞歴>・Moon Shine Cocktail Competition 2025 優勝・MONIN Cup Japan 2026 3位一つのジンから広がる、さまざまな楽しみ方。いぶりがっこジンは、ソーダで割って燻香をシンプルに味わうだけでなく、柑橘やハーブ、塩味、ほろ苦さを加えることで、さまざまな表情を見せてくれます。秋田の食文化から生まれた香りが、バーテンダーの発想によって新しい一杯へと広がっていく。そんな自由さも、このジンの大きな楽しさです。次回の活動報告では、別のバーとバーテンダーによる、今回とはまた異なる飲み方をご紹介します。同じいぶりがっこジンから、どのような一杯が生まれるのか。第2回も、ぜひお楽しみに!引き続き、プロジェクトへの応援・シェア拡散をよろしくお願いいたします。 もっと見る




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